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隣の畑は肥えて見えるが私にもきれいな畝を作ることができました

新緑の美しい季節とともに、ご近所の畑がまぶしいくらいに美しいのですよ。
近所にはレンタルの畑もあって、週末ともなれば朝早くからたくさんの方々が、自分に割り当てられた土地をせっせと耕し、雑草ひとつない美しい畑を作っています。

きっとあそこの土地は、畑用のサラサラの土を入れたにちがいない。
いいなぁ、うらやましいなぁ。
ずっとそんなことを思っていましたが、実はこれが私の大きな勘違いだったことに気が付きました。

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理想の畑とは

私の思い描く理想の畑は、雑草一つなく、植えた野菜の苗が整然と並んでいること。
土はサラサラで、野菜たちが生き生きと育つ姿。
そう。
昔ハマッたシミュレーションゲーム「牧場物語」のような畑なのよね。

だがしかし。
現実はそうはいきませぬ。

土は固くてボロボロ。
石ころがゴロゴロ転がっていて、草はボーボー。
こんな土地に、美しい畑なんて作ることは無理なんです。

ずっとそう思っていました。

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畝(うね)をつくる

昨年までは、夫が畑に野菜を植えて育てていましたが、私は庭木の剪定に忙しくて家庭菜園なんぞやる気すらありませんでした。
しかし、先日造園業者さんに庭中の木の剪定をしていただいたことで、ようやくスッキリとした庭で、今年は何か育ててみたいという気持が沸き起こってきました。

夫が石灰を撒いて耕してくれた土は、固くてゴツゴツしていて石ころもたくさんあります。

 

まずは、土を掘る。
畝を作る場所に、深さ30cmくらいの溝を掘ります。幅は肩幅くらい。
シャベルの刃の長さが30cmくらいなので、それを目安に掘っていきます。
掘った土は、右側と左側に寄せていきます。

 

30cmも土を掘れば、当然雑草は根こそぎ取り除くことになります。

 

また、掘った土には石ころもたくさん混ざっているので、それを取り除きながら、右側(または左側)の土を掘った溝に戻していきます。

掘り起こした土は空気を含んで柔らかくなっているので、片側だけの土で溝は埋まってしまいます。

 

もう一方の片側の土を、今度はふるいにかけながら真ん中に戻していきます。

 

すると、我が家のゴツゴツ、ボロボロの土も、きめ細かくなるではありませんか。

 

最後に表面を平らにならして、畝の完成です。

苗を植える

ホームセンターで買ってきた野菜の苗は、トマトときゅうりとズッキーニ。

・トマト苗 198円×4=792円
・きゅうり苗 198円×4=792円
・ズッキーニ苗 198円×4=792円

ちゃんと育てるにはどうしたらよいのか調べてみると、今までまったく知らなかったことがどんどん出てきて、なんだか楽しくなってきた!

 

しかも、シミュレーションゲーム牧場物語のようで、美しいではありませんか。(自画自賛)

自分で畝を作ってみてわかったこと

畝は、単純に周囲の土を寄せ集めて土を盛って作ればいいと思っていましたが、そうではないのですね。
まずは掘る。
掘ることで、畝の周囲の雑草を根こそぎ除去できます。
すると、しばらくの間は雑草が生えてこないのです。
また、石ころを取り除き、土をふるいにかけることで、細かいきれいな土となり、美しい畝をつくることができるのです。

そうか、こういうことだったんですね。
ご近所の畑が雑草ひとつなく美しかったのは、みんな手をかけ愛情をかけて畝から作り上げてきたからなんですね。
隣の芝生は青く見える。
隣の畑は肥えて見える。
自分で努力もせずに、ただただ指をくわえてよそ様のものをうらやましいと思うだけ。
これではなんの発展もないではないですか。


最初にきちんと手をかけて作ると、その土さえ愛おしい。
そこに苗を植えたら、もうかわいくてかわいくて、この子は私が守る!という気持ちになります。

農家さんの野菜は、愛情たっぷり注がれた子育て野菜育ての完成品だったんだなぁ。

 

今年は、家庭菜園でワクワクしそうな予感。
まだもう2畝は作れそうなので、何を植えるか楽しみだーっ!

ちなみにここの場所。
先日私が、芝生化したいと騒いでいた場所です。
雑草対策に芝生を敷こうと安易に考えていましたが、その後の維持管理について夫とも検討した結果、芝生化計画は保留となりました。

今年は家庭菜園で行きます。
きちんと畝を作れば、雑草だって生えにくい。

何事も、自分でやってみなければわからないことと、やってみたからこそわかったこと。
まだまだ試行錯誤は続きます。

 

コメント

  1. ルイコ より:

    おはようございます。
    芝生は保留、畑に挑戦!良いではありませんか(^^)v気持ちの切り替え、大事です。今までと同じ年数を生きられないのですから、悩んでいる時間さえ惜しいと思うこの頃、今やってみたいことをやるのが一番。
    野菜の花は、思いがけず?綺麗です。その後に小さな実になり、日々大きくなって食卓にあがる。いとおしくて、残さず頂きたくなります。
    これからの献立が、賑やかになりそうな予感。楽しみにしてますよ!(^^)!

    • そらはな より:

      ルイコさんへ♪
      ルイコさんを「お姉さん」と慕ってよいですか?(#^^#)
      いつもいつも慈愛に満ちたコメント、ありがとうございます。
      野菜の花も、今まで気にしてみたことなかったんですけどね。
      自分で手をかけると、些細なことでも気にするようになるんですね。

  2. るり玉 より:

    おはようございます。

    畝!
    さすが、そらはなさんね。
    私はすごい苦手。。。
    まっすぐにならないし、平らにならすのも下手くそ(笑)
    しかも、お花は大好きだけど、野菜を育てるのがどうも上手くいかないの。
    でもトマトが大好きなので、性懲りもなくミニトマトの苗を2本植えたとこ。
    ズッキーニは広いお庭ならではのお野菜よね。
    そらはなさんの愛情たっぷりの野菜育ての様子も楽しみにしてます!

    いよいよ明日から京都2DAYSです。
    この日を楽しみに頑張ってきました。
    せっかく気候のいい京都だけど、
    劇場が駅構内なので観光なしだけどね~(笑)

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      師匠!何をおっしゃいますか!
      お花をこよなく愛するるり玉さんですから、野菜だって愛情たっぷり手をかけることでしょう。
      そして、そして、いよいよ京都なんですね!
      京都の劇団四季って本当に駅構内にあるんですよねー。
      娘が高校の修学旅行で京都駅で劇団四季の前を通って、感動してました。
      ほかに感動するポイントがたくさんあるというのにね・・・(^-^;
      京都公演、めいっぱい楽しんでくださいね(#^^#)

  3. mrs P より:

    家庭菜園、素敵です。
    私はまだうら若き時、シソに大量のアブラ虫を見つけ恐怖を感じて以来、憧れはあるものの手を出せずじまい…
    もう虫に恐怖する年でもないし、そらはなさんを見習ってまた挑戦しようかしら。
    あ、そういえば取説の整理やりましたよー、スッキリしました。

    • そらはな より:

      mrs Pさんへ♪
      シソって、アブラムシがくっつくものなんですか!
      私は今までみたことないのですが、そういえば時々シソの葉がかじられていて、あれはもしやアブラムシのシワザですかね。
      私も虫は苦手ですが、畑に出るときは完全武装していくので、ちょっとやそっとの虫では動じなくなりましたよー。
      慣れってすごい・・・。
      取説、実行されたんですね(#^^#)
      よかった、よかった。

  4. ふんわり より:

    こんにちは。
    そらはなさんパワフルで器用なんですね。尊敬します。
    ちょうどひと坪農園を作っていて、疲れすぎて熱を出したという男のひとの
    記事を読んでいたので(笑)
    その広さを何時間くらいで作ったのでしょうか?
    私もちょっとやる気がでてきました。

    タチアオイもう花芽がついています。
    夏に咲く予定だったのに早すぎです。

    • そらはな より:

      ふんわりさんへ♪
      こんにちは(#^^#)
      この時は畝を2つ作って苗を植えるのに半日かかりました。
      何事も慣れだと思います。
      それから無理をしないということ(;’∀’)
      自分が思っている以上に体は歳をとっていますからねぇ。
      タチアオイ、うちの移植したもの全部が青々とした葉っぱが出てきました。
      そちらはもう花芽がついたんですかー。
      ハマキムシが怖いので、さっそく薬を散布しました(#^^#)