先日、50代最後の運転免許更新を済ませてきました。
免許を取得してから早39年――車はずっと私の生活の一部でしたが、今回の更新を通じて「これからの運転」をじっくり考えるきっかけになりました。
運転免許更新の流れ
更新通知のハガキを手に地元の免許センターへ出向きました。
▲免許センター いつの間に新しくなったの?
5年ぶりに訪れた免許センターが新しく建て替えられていたことに、まずびっくり!
さらに、手続きも非常に効率化されていて、動線がとてもスムーズでした。その流れをご紹介します。
1. 受付
自動受付機に免許証を挿入すると、住所や氏名が印字された用紙が即座に発行されました。
昔は、手書きで受付票を記入し、窓口にしばらく並ぶのが当たり前でしたが、今は受付機に免許証を入れるだけなので、楽ちんです。
2. 視力検査
次に行ったのは視力検査。
乱視が進んで夜間運転中、ヘッドライトが滲んで見えることが増えたため「今回はメガネが必要かな」と思っていました。
しかし、係の方から「免許条件に眼鏡の記載がないので、まず裸眼で試しましょう」と言われ、半信半疑ながら検査を受けました。
すると裸眼で視力検査クリア!
老眼が進んだ影響で遠くが見えやすくなったせいでしょうか?
意外な結果に驚きました。
3. 支払い
更新手数料は3000円。
現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーでも支払い可能です。
私は「WAON」で決済しましたが、選択肢が広がっているのは便利ですよね。
4. 講習
ゴールド免許だったため、講習時間は30分。
▲講習教本
内容は以下の通りでした
・電動キックボードの新しい交通ルール
・あおり運転への罰則強化
・高速道路における大型車の最高速度改定
・高齢者の免許更新手続き
特に印象に残ったのは「交通事故の2/3は65歳以上」というデータです。
これからの高齢者ドライバー問題に加え、近々自分もその一員になると思うと背筋が伸びました。
また、2025年3月以降、運転免許証とマイナンバーカードが一体化し、いずれオンライン講習も可能になるとのこと。
こうした変化で手続きがさらに簡便化しそうですね。
5. 終了
最後に旧免許証と新しい免許証を交換し、手続きは完了です。
午前9時過ぎに受付を済ませ、10時40分にはセンターを出られました。
とても効率的でした。
50代最後の免許更新で感じたこと
今回の更新で改めて感じたのは、年齢を重ねるごとに運転スキルや判断力が少しずつ衰えてきているということ。
若い頃は運転そのものを楽しんでいましたが、最近は冬の凍結路や夜間運転に不安を覚えるようになりました。
特に秋田のような雪国では、暴風雪によるホワイトアウトに遭遇することも多く、緊張の連続です。
こうした厳しい環境下では、運転には高度な注意力が求められます。
あぁ、私は今後、対応できるのでしょうか?
それでも、車が生活に欠かせない存在であるのは変わりません。
だからこそ、これからも安全運転を最優先に、気を引き締めてハンドルを握りたいと思います。
ところで。
5年ぶりに撮った免許証の写真を見て、わかっていたけれど、ガックリきましたよ。
そこには確実に「歳月の足跡」を刻んだ自分が写っていたからです。
もう若くはないのだという現実を突きつけられたからこそ、免許更新は運転や自分自身を見つめ直す良い機会となりました。
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