以前の我が家では、冬になると浴室の天井や壁に発生する結露に悩まされていました。
しかし今では、浴室の結露がまったく発生しなくなりました。
理由は、「結露を取り除く」のではなく、「結露を発生させない環境」をつくることができたからです。
10年前:結露との格闘の日々
当時の私にとって、冬の浴室は結露との戦いでした。
- 天井の結露
入浴中、冷たい水滴がポタポタと落ちてくることも…。タオルで拭いても追いつかず、腕や髪に水滴が垂れるストレスは相当なものでした。 - 100均ワイパーでの奮闘
壁の結露は、100均で買ったワイパー式結露取りが大活躍。一拭きでスッキリきれいになるのが嬉しかったです。
天井の結露取りには、ペットボトルを取り付けるタイプを使いました。水滴がペットボトルに集まる仕組みで、腕や頭に水滴が垂れることなくスムーズに作業ができたのは感動的でした。

それでも、結露が発生し続ける限り毎日対策が必要で、「もっと根本的な解決策はないのか」と悩んでいました。
現在:結露が発生しない環境づくり
10年の間に、家族構成や生活スタイルが変化しました。
それに伴い、浴室の結露が自然と発生しなくなったのです。
現在実践している対策は以下の通りです。
1. 湯船の使用後はすぐにお湯を抜く
以前はお風呂の残り湯を洗濯に使っていましたが、それをやめました。入浴後はすぐにお湯を抜き、浴槽を軽く洗うことで湿気のこもる時間を短縮しています。
2. 換気扇を2時間稼働
入浴後は換気扇を2時間回すことを習慣にしています。
冬場は外気が冷たいため、湿気を効率よく外へ排出できます。
たった2時間でも、翌朝には浴室全体が乾燥しており、結露がまったくありません。
3. 温度差を最小限に抑える
浴室が北側にあるため、冬は浴室暖房を使い、脱衣所は石油ファンヒーターで温めています。
脱衣場と浴室の温度差を小さくすることも、結露が発生しにくい原因だと思っています。
結露を防ぐメリット
結露がなくなると、こんなに良いことがあります。
- カビの発生を防止
結露が原因で発生する黒カビやぬめりから解放され、掃除の手間が大幅に減少しました。 - 浴室の快適さが向上
冷たい水滴が身体に落ちる不快感がなくなり、気持ちよく入浴できるようになりました。 - 清潔感の維持
浴室が常に乾燥しているため、清潔で爽やかな空間を保てます。
結論:日々の習慣が鍵!
結露対策のポイントは「湿気をためないこと」。

浴室天井 今は結露無し!
もっとも、子どもたちが3人いた頃に比べると、浴室を使用する時間も大幅に減りました。
これだけでも結露が発生する要因が少なくなったと思います。
そして、入浴後にお湯を抜いて換気扇を回すだけでも、驚くほど効果がありるということがわかりました。
ちなみに、以前の私は「換気扇を回す=電気代がかかる」と思い、積極的に使うことを避けていました。
しかし、浴室の換気扇を1日中回したとしても、電気代は約20円程度だと知り、それ以来積極的に使用しています。
1日2時間なら、わずか1〜2円程度です。
コメント