タイトルに「女子会」などという若さぶりをかもし出してしまいましたが、すみません。
今回は、50代と20代の母娘です。
新潟県蓬平温泉の和泉屋さんで温泉宿をゆったり満喫してまいりました。
よもぎひら温泉和泉屋へ
ゴールデンウィーク中、新潟に住む娘のところを訪ねました。
新潟へ行ったら絶対に行きたかった場所が2か所あり、効率よく周るにはどこかで1泊したほうがよさそうだ、ということになりました。
そこで選んだのが「よもぎひら温泉和泉屋」です。
ここは、長岡の奥座敷とも呼ばれる場所で、自然豊かな里山に囲まれた温泉宿。
「よもぎひら」という地区も今回初めて知ったのですが、新緑が目に飛び込んでくる美しく静かな温泉宿で、心身ともにリフレッシュできました。
温泉宿の楽しみ方
温泉旅行の楽しみ方は人それぞれですが、非日常の贅沢な空間と時間を存分に楽しむために、ちょっとだけ心掛けていることがあります。
1.早めのチェックインで余裕を
宿についたのは15時半頃。
この時間帯はまだ受付は混雑してないので、気持ちにも余裕ができてリラックスできます。
売店やロビーもゆっくり散策できるので、なんだか優待されている気分です。
2.温泉宿の立地を楽しむ
里山に建つ温泉宿。
そして季節は春。
とくれば、新緑の美しさを存分に楽しまなくては。
お部屋は、中央館くつろぎ和室。
窓から見える山の緑が美しいし、お天気も良いので空がまぶしい。
ラウンジの一角にはフリードリンクコーナーもあるので、ここでも新緑鑑賞。
温泉に入る前にゆったりとお茶を飲み、温泉から上がったあともここでまったりとくつろぎました。
3.温泉を楽しむ
夕食前に、月の湯と星の湯の2か所の温泉に入りました。
早めのチェックインなので、時間にも余裕があります。
なんといっても露天風呂は風が心地よくて最高です。
これぞ温泉宿の醍醐味ですよね。
星の湯には岩盤浴も併設されているので、こちらも利用しました。
4.贅沢すぎる食事
宿泊プランはスタンダードプランだったのですが、食事がすばらしいの一言。本当にこれでスタンダードなの?って驚くほどに。
ちょうど春の山菜の時期だったこともあり、独活やフキやこごみやタケノコやら。
しかも、これらが一見なんなのかわからないような創作料理となっていて、お品書きをみながら味わう楽しさといったら!
盛り付け方も美しいし、かといって家ではマネできない職人技だし、温泉宿の食事はこうでなくては!とワクワクします。
熱いものはアツアツのうちに運ばれてくるのもうれしい。
里山の温泉だけど、お刺身もとってもおいしい。
のどぐろのお刺身、初めて食べましたが脂がのっていておいしかったです。
汁物は、魚介のダシが良く出ておいしい。
長岡産のこしひかりは、一人ひとり釜で炊くようになっているし。
ご飯のお供は、ホタテふりかけに独活とタケノコのきんぴら、わらびのおかかといった、お供どころか主役も張れる数々。
煮物の飾り切りも美しく、これを仕込むために何時間前からやっている?と想像を巡らしたり。
のどぐろの焼き物には、フキ味噌がのっかっていて、季節感も存分に味わいました。
塩麹の豚ロースはやわらかくておいしくて、さらにジャガイモを蒸したものだと思っていたら、たぶん山芋が練り込まれた馬鈴薯饅頭仕立てで、ものすごく手が込んでいるのがわかります。
里山の温泉宿は、春が一番おいしい時期かもしれないなぁ・・・と思ったほど。
抹茶と米麹の春風プリンも、別腹で完食。
贅沢な食事の数々に、大満足。
やっぱり温泉宿っていいですよね。
おわりに
温泉に入って、お腹もパンパンに満たされて、夜はお部屋で女子会トーク・・・と思いきや、21時過ぎには爆睡した母娘です。
実はこの日の日中、ちょっとした登山をして歩きまわったので、疲れていたんでしょうね。
おかげで朝は爽快に目覚めることができました。
▲娘と同じような恰好をして気恥しい50代母
温泉宿の楽しみ方は、時間を丁寧に使いつつ、時間を忘れることですかね。
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