ズッキーニを効率よく収穫するためには、4株以上植える必要があるといいます。
というのも、最初のうちは雄花と雌花が同時に咲くことがないからです。
今年の我が家のズッキーニの1番花は、雌花からスタートしました。
ズッキーニの雄花と雌花の割合
毎年、我が家のズッキーニは雄花から開花します。
開花が始まると、毎日のように一つずつ開花していくのですが、1週間くらいは雄花が続きます。
ズッキーニは雄花優位なのだと思っていたら、友人のところでは、雌花が1週間くらい続くんだそうで。
雄花ばかり、または雌花ばかり、というのはよくあることらしく、いずれは同時に咲くようになります。
でも、できれば受粉して大きくなってほしいというのが親心ですよね。
ちなみに、友人とは同じ地域なので、気候条件に大差はありません。
となれば、あとは肥料とか土壌の酸性アルカリ性などが、雄花か雌花の分かれ道なのかな?と思っていました。
雌花ばかり
ところが今年。
なにか特別なことをしたわけでもないのに、我が家にも女系の波がやってきました。
▲6月7日 ズッキーニ第1雌花
ズッキーニは2株植えていますが、まずは第1女王誕生。
▲6月8日 第2雌花
翌日は、隣の株に第2女王誕生。
▲6月9日 第3雌花
次の日も第3女王誕生。
▲6月10日 第4雌花
王子が生まれる気配もなく、翌日も第4女王誕生。
▲6月11日 第5雌花
この日も第5女王誕生。
こうも女王ばかり続くと、なんだかズッキーニがお気の毒になってきます。
▲6月12日 第6雌花
なんと6日目になっても、女王様の勢い止まらず。
▲6月13日 第1雄花
そして、1週間目にしてようやく、第一王子が誕生しました!
この日は、お隣の株にも花が咲いていたので、これでようやく受粉できる!と喜びました。
が!
オマエも王子かーい!とつぶやいてしまいましたよ。
雌花ばかり6日間連続して咲いたあと、7日目に同時に咲いたのがどちらも雄花って!
思い通りにはいかないのが、世の常なのよね。
ズッキーニ未授粉果
いつかは、雄花と雌花が同時に咲くこともあるさ、と気長に待ちつつ、待ちくたびれた女王様たちを回収することにしました。
ズッキーニは受粉しないと、大きくならず、そのままにしておくと腐っていきます。

ズッキーニ未授粉果
しかし、受粉しなかったものも、食べることができるんですよね。

全部雌花
未受粉のズッキーニでも、味はちゃんとズッキーニです。
これから夏本場がくれば、ズッキーニも採れすぎて持て余し気味となりますが、初物は貴重です。
たとえどんなに小さくてもね。

ズッキーニと大葉のナムル
初物のズッキーニは、大葉と一緒にナムルにしました。
食感が残るように、少し厚めに切って。

ズッキーニ二株
明日の誕生は女王の予定。
雄花の花粉が残ってるといいのですが、ズッキーニって朝開花したら、午後には花が閉じちゃうんですよね。
明日はダメ元で、雄花をこじ開けちゃおうと思っている悪代官のようなワタシです。

コメント
ズッキーニを育てていつも小さい内に腐ってしまいます。空と花さんのプログで原因がわかりました。二株しか植えていなかったのです。受粉できていなかったのですね。
ありがとうございます。次は4株植えるか、カボチャで受粉させてみます。
コンチャンさんへ
過去に4株植えた時は、消費しきれなくて大変でした。
今は2株で充分ですが、育てているとすべて受粉成功させたいですよね。