スポンサーリンク

今年のズッキーニ栽培は失敗に終わりそう

「ズッキーニの育て方は簡単です!」
と、少し前までの私は得意げに語っていたでしょう。

しかし今年は、自分の口を塞いでも、固く結んでも、まつり縫いしても足りないくらい、どの口が言う!と罵倒したいと思っています。

なぜなら、今年のズッキーニ栽培は大失敗に終わりそうだからです。

スポンサーリンク

今年のズッキーニ栽培

毎日、人工授粉もしていないのに勝手にどんどん大きくなって、ズッキーニの収穫が止まらない~!と吠えていたのは昨年のこと。

ズッキーニ大量消費 材料3つを混ぜるだけの簡単レシピ
ズッキーニの収穫が止まりません。 最初の頃こそ、せっせと人工授粉していたけれど、今では花が咲き乱れるので勝手に大きくなり...

今年も、ズッキーニのソテーに辛子漬け、チーズ焼きにラタトゥイユ、ドライカレーにピザの具などなど、ズッキーニ祭りになるはずでした。

ところがです。
今年のズッキーニは最初から雲行き怪しいスタートを切りました。

まだ小さな苗のうちから、下葉が黄変し出したのです。

うそでしょう?
いったい何がどうなってこうなった?

ショックのあまり、もう畑は畳んで都会に出稼ぎに行こう・・・
とは思いませんでしたが、今年もズッキーニ祭りを夢に見ていただけに、心の中の暗雲はゆっくりと確実に広がりを見せていました。

スポンサーリンク

ズッキーニ栽培が失敗した原因

さて、ズッキーニ栽培に自信を持っていた私の鼻は、思いっきりへし折られたわけですが、こうなった原因に思い当たることはあります。

1.間引きをせずに移植した

昨年は4株栽培したズッキーニ。
10月末になっても収穫は止まらず、収穫総数は150本を越えました。

なので今年は2株で良いと思っていたんです。
ところが発芽した4つの株がかわいすぎて、どうしても間引くことができずに、2株を別の場所へ移植したのです。

これがいけませんでした。
たぶん、移植するときにお互いの根を傷つけてしまったんでしょうね。

移植した2株のズッキーニは下葉が黄化し、その場に残ったズッキーニも最初はなかなか大きくなりませんでした。

二兎を追う者は一兎をも得ず…って、私のためにあるような言葉。
後悔先に立たず…も、然り。

国語の問題で例文を作れと言われたら、いくらでも沸いてくる勢い。

2.立体栽培に手を出した

しかし、その後4株のズッキーニはそこそこ大きくなってきました。

昨年より2週間遅れですが、花も咲きました。

やっぱりズッキーニは最強だわー!
単純な私は、「オレはズッキーニ王になるっ!」と空に向かって叫んだよね。

しかし、調子にのってよからぬ方向へ考えが及びます。
そうだ。
ズッキーニの垂直栽培っちゅーもんをやってみよう!

ってなわけで、地面に這うズッキーニを無理やり立たせ、柱にくくりつけました。
最初は、紐で縛っていたのですが、これがなかなかうまくいかないものだから、結束バンドに変えてズッキーニを拘束したんですよね。

「お代官様、おやめください」
というズッキーニの叫びも、この時は耳に届きませんでした。

 

こんなことされたら、さすがのズッキーニもグレるよね。
昭和の時代だったら、積み木崩しもんです。

 

そして、ケナゲにズッキーニの実がなったけれど、こんな姿、不自然だよねーっ?

 

結果、折れる。
しかも2株とも

今度は、空に向かってむせび泣きました。

幼少期にいかに丈夫に育てるかが肝心

では、地面に這わせて育てた2株のズッキーニはどうなったかと言いますと、そこそこ地面に這って、そこそこ育っています。

そして、そこそこ実もつけました。

しかし、これまで収穫できた数は20本ほど。
昨年に比べると、1/4の収穫数です。

 


しかも、人工授粉しても実が大きくならないことが多いのです。

これはもう、苗を無理やり移植して根を傷つけたがために、幼少期に蓄えるべき栄養が行き渡らなかったためではないかと思っています。

つまり、子どもの頃に丈夫な体作りをするということは、その後の成長を左右する要因になるということです。

ああ、一生の不覚。

 

もう今年はズッキーニ祭りの夢は破れたわけですが、何度でも挑戦できるのが家庭菜園の良いところ。

これに懲りず、来年もズッキーニを育てるぞーっ!
もちろん種から。
そして、垂直栽培のやり方を研究するぞーっ!←懲りないヤツ

コメント