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ズッキーニを育てる 風から守り人工授粉までしたズッキーニの初収穫 

ズッキーニの別名は「つるなしかぼちゃ」。
つるが無い代わりに、葉っぱは大きく広がります。
昨年は、2株のズッキーニの苗を植えたのですが、最初の頃は雄花と雌花が同時に咲かずに、かぼちゃの雄花で受粉させたりもしました。
なので、今年は4株の苗を植えたのですが、やっぱり雄花と雌花って同時に咲かないのですよね。
ホント、手のかかるやつ。
でも手がかかるからこそ、収穫できた喜びは倍増です。

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ズッキーニの苗を植える

昨年、夫がズッキーニの苗を買って畑に植えました。
しかし私も夫もズッキーニ初心者。
植えてみたのはいいのですが、想像以上に大きく広がる葉っぱや、想像すらしたことがなかったズッキーニの実の成り方に驚くことがたくさんありました。
そして、ズッキーニの花は咲くのに、その後いつまでたっても実が大きくならずに腐ってしまうのを見て、初めてズッキーニは人工授粉が必要だということがわかりました。

昨年は2株のズッキーニを植え、雄花と雌花がなかなか一緒に咲かずに、人工授粉にも苦労したので、今年は4株植えてみました。
夫は「4つも植えたのか!」と、やや嫌な顔。

昨年植えたズッキーニ、最初の頃こそなかなか人工授粉できずに収穫できなかったのですが、その後は次々と実が成り、人工授粉しなくてもどんどん大きくなり、9月に入っても収穫できたのです。おかげでズッキーニ料理をかなり食べました。
夫は、昨年の2倍の苗を植えたことで、ズッキーニ尽くし料理になるのでは・・・?と恐れているのでしょう。

そんなことはおかまいなしに、私がズッキーニが好きなのでこれでいいのです。

 

苗が小さいうちは、風で煽られて茎が折れてしまわないように、簡易ビニールハウスをかぶせました。
苗の周りに3本の支柱を立て、そこに半透明のビニール袋をかぶせただけのもの。

 

上の部分を開け、中が高温になりすぎないようにしています。

苗を植える時に、地面に配合肥料を少し撒きました。
ズッキーニは、最初に肥料をやりすぎると、葉っぱばかり大きくなって実があまりつかなくなってしまいます。
肥料は、苗の成長とともに追肥で補います。

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ズッキーニ植え付け3週間後

ズッキーニを植えてから、寒い日も続いたりして、なかなか大きくならなかったのですが、それでも1週間が過ぎたころには、だいぶ大きくなってきました。

ズッキーニは、日に日に大きくなるのがわかるので、見ていてかわいい。

 

苗を植え付けてから3週間後。
茎もだいぶ太くなって、地面にしっかり支えられるようになったので、簡易ビニルハウスを外しました。

先に咲くのは雌花

ズッキーニの苗を植えてから1か月、花のつぼみができ始めました。

花の下が膨らんでいるのが雌花で、細いのが雄花。

 

人間と一緒で、ズッキーニも雌花の成長が早いようです。

 

翌日には、雌花はもう黄色くなってきて、明日には咲きそう。

しかし、ズッキーニの最初の雌花は摘花します。
苗が十分大きくならないうちに実をつけてしまうと、苗が消耗してしまい、その後の成長を妨げるからだそうで。
なので、雄花が咲かなくても全然あわてませんとも。

 

摘花した雌花。
そして下に重なっている葉っぱも切りました。

ズッキーニの人工授粉

さて、その後もズッキーニの雌花は次々に開花し、一つの苗から3~4つの雌花は摘花してしまいました。

雄花、遅いよ!・・・と、怒っているにちがいない・・・。

 

そうして、ようやくズッキーニの雌花と雄花がそろって咲いたのが、苗を植えてから53日めのこと。
この時をどんなに待ち焦がれていたことか。

 

雄花を摘み取って花びらを取り除いて、雌花の柱頭にやさしくこすりつけて受粉させます。
ズッキーニの雌花って、朝早く開花し、午後には花びらが閉じてしまうんですよね。
なので、虫たちによる自然受粉が難しく、人工授粉したほうが確実なんです。

ズッキーニ初収穫

人工授粉してから1週間。

ズッキーニ初収穫です。
実の大きさが20cmくらいになったら収穫時期ですが、これを逃すとあっという間に巨大化してあまりおいしくなくなってしまいます。

なんてかわいい実なのかしら。
手をかけ、愛情をかけ育てた野菜の収穫は、とってもうれしい!

昨年は、よくわからないままズッキーニを育てていましたが、今年は少しだけ知恵がついて賢くなりました。

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