引っ越しで発覚|洗濯機の排水が想像以上に汚れていた理由

ドラム式洗濯機が運び出されたあと、防水パンを見て、固まりました。

白いはずのそこに広がっていたのは、まだら模様の灰色の水。
一瞬、コレハナンダ?と、理解が追いつきませんでした。

排水ホースに残っていた“暮らしの跡”

近づいて見ると、それはグレーがかった、ヘドロのような水でした。

え?白いはずの防水パンにまだら模様?

どうやら、運び出すときに排水ホースの中に溜まっていたものが流れ出たようです。

仮住まいでは、排水ホースが洗濯機の真下につながる構造で、外したことがありませんでした。

悪臭もない。
見えもしない。

だから、気にしたことがなかったのです。

「よくあること」と言われて

前回の引っ越しでは、こんなことは起きませんでした。
同じ洗濯機なのに、なぜ今回は違うのでしょう。

少し恥ずかしくて、引っ越し屋さんに聞いてみると、
「これ、意外とよくあるんですよ」と。

排水ホースの中に、こんなに汚い水が溜まっていたなんて!

排水ホースの中に汚水がたまり、
動かしたタイミングで一気に出てくるのは、引っ越しアルアルだそうで。

さらに、
「ホースの傾斜も、けっこう大事なんです」と教えてくれました。

排水ホースが平らに近い状態で曲がっていると、途中に水が残る“たまり場”ができる、とのこと。

これは、一度も意識したことのないポイントでした。

かさ上げ台の、思わぬ効果

今回、新居では洗濯機の下にかさ上げ台を設置しました。
理由はシンプルで、洗濯機の下の掃除のため。
ただ、それだけのつもりでした。

ところが――
「かさ上げすると、ホースに傾斜がつくので、汚水も溜まりにくくなりますよ」と引っ越し屋さん。

掃除のしやすさだけでなく、排水の流れまで整う。
たった数センチの高さでも、かさ上げするメリットは十分あるのだと知りました。

見えない場所に、暮らしは溜まっていく

あの汚水の光景は、ちょっと衝撃的で、しばらく頭に残りました。

そして思いました。
見えない場所ほど、暮らしは正直なのだ、と。

毎日使っているものでも、手の届かないところには、確実に積み重なっていく汚れ。
それをたまたま、引っ越しというタイミングで見てしまっただけ。

そう思うと、この引っ越しも単に疲れるだけではなく、役に立ったのですから、「引っ越ししてよかった!」

ものは考えようですね。

そして、今回もやっぱり

引っ越し屋さんが、そっと置いてくれたものがありました。
防水パンの横に、片方だけの靴下。

あああああ。またやっちまった。

どうして我が家では、靴下が片方だけ旅に出るのか、永遠の謎です。(←オマエだろ)

でも、もう大丈夫。

新居では、かさ上げ台がありますから、洗濯機の下もよく見えるはずです。(本当か?)

防水パン、きれいに拭きました。お世話になりました。

 

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