減築リノベーションの準備として、先日の下見会のときにアスベスト(石綿)調査が行われました。
1980年に建てた実家。
当時の建物にはアスベストを含む建材が使われていることが多いと聞いていたので、
「もし含まれていたら、費用がさらに増えるかも…」と、少し不安な気持ちで結果を待ちました。
下見会で行ったアスベスト採取
下見会の際、減築して解体する予定の外壁と室内のクロスの一部を削り取り、専門業者に分析を依頼しました。
ほんの数センチのサンプルですが、専門機関で顕微鏡などを使って詳細に調べるとのこと。
結果が出るまでには約1週間かかりました。
その1週間が、思った以上に長く感じられました。
結果は「アスベスト含有なし」
そして約1週間後、ついに調査結果が届きました。
結論は——
「アスベスト含有なし」!
ホッと胸をなでおろした瞬間でした。
1980年築でこの結果は、まさに幸運そのもの。
おかげで、減築リノベーションの費用も少し抑えられそうです。
アスベストが使われていた時代とは?
アスベストは、耐火性・断熱性・防音性に優れていたことから、
1970年代から1980年代にかけて建築材料として広く使用されていました。
おおよその年代別状況は、次のとおりです。
■1975年以前の建物:高確率でアスベスト含有
■1976〜1989年頃の建物:使われている可能性が高い
■1990年代以降の建物:使用は減少傾向
■2006年以降:製造・使用が全面禁止
つまり、1980年築のわが家はまさに「グレーゾーン」。
担当者さんによると、
> 「1980年代の建物だと、半分くらいの確率でアスベストが使われています」
とのことでした。
当時のアスベスト事情を聞いてみると
気になって、さらに質問してみました。
「じゃあ、アスベストを使うかどうかは建築士さんの判断だったんですか?」
すると担当者さんは、こう教えてくれました。
> 「当時はアスベスト云々という意識はまったくなかったので、
たまたま使った建材にアスベストが含まれていなかった、ということでしょう。
非常に幸運でした。」
なるほど〜。
当時は意図して避けたわけではなく、“偶然使わなかった”というのが実情のようです。
たまたまとはいえ、アスベストを使わなかった当時の建築士さんには、なんだか感謝の気持ちが湧いてきました。

外壁からアスベストは検出されなかった!
もしアスベストが含まれていたら?
担当者さんによると、もしアスベストが検出されていた場合、専門業者による除去工事が必要となり、費用は一気に上がるそうです。
一般的な目安としては——
・壁の一部など軽微な箇所:数十万円〜
・家全体に及ぶ大規模な除去:100万円以上
さらに、解体前に自治体への届出や作業員の防護・養生費用も発生します。
工期も数日〜数週間延びるケースがあるとのこと。
そう考えると、今回の「アスベスト不検出」は、費用面でも時間面でも本当にラッキーな結果でした。
減築リノベーション、安心して次のステップへ
古い家をリノベーションするとき、アスベスト調査は避けて通れない大切なステップです。
今回のように「含有なし」という結果を得られたことで、「これでようやく安心して次の工程に進める」と感じました。
減築リノベーションの道のりはまだ続きますが、幸先の良いスタートを切れたような気がします。


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