リノベーションの家づくりは、大きな決断の連続です。
キッチン、床材、窓…。
どれも悩みながら選んできましたが、意外にも時間を使ったのが「カーテンレール」でした。
正直、最初は
「カーテンレールなんて、どれでもいい」
と思っていたのです。
店頭で「これでいい」から「これがいい」に変わった
ニトリで見つけたのは、白木目の静音カーテンレール。

静音・リターン付き・伸縮式。必要な機能が揃っていた
実物を見た瞬間、“主張しすぎない白木目”が、これから暮らす家にすっと馴染む気がしました。
特別高級ではないけれど、「これで十分」ではなく「これがちょうどいい」。
そう思えたことが、決め手でした。
もう一つの選択肢、TOSO
ニトリでは、TOSO(トーソー)のカーテンレールも発注できます。
値段は、ニトリの約3倍!!
なぜそんなに違うのか、店員さんに聞いてみました。
・素材が強く、長い窓でもたわみにくい
・ランナーの滑りがとても滑らか(ホテルの“スーッ”という開閉)
・10〜20年単位で使う前提の耐久性
説明を聞きながら、正直に思いました。
「これを選べば、ずっと安心して使えるんだろうな」
でも、そのあとでふと考えたのです。
私たちの暮らしに、そこまでの耐久性は必要だろうか、と。
60代になると、「長く使えること」も大切ですが、「無理なく管理できること」も、だんだん大切になってきます。
リノベーション後の暮らしには、
まだまだお金もかかります。
光熱費、メンテナンス、家具、家電…。
これから先の生活を支える費用は、決して小さくありません。
だからこそ、「最高のもの」よりも
「暮らしにちょうどいいもの」を選びたい。
そう思いました。
厚手のカーテンを使わない理由
今回のリノベでは、高断熱・高気密の家にこだわりました。
冬の寒さも、夏の暑さも、できるだけ“家そのもの”で調整できるように。
その結果、窓まわりを厚手のカーテンで補う必要は、それほどないのではないかと思っています。
(実際に暮らしてみないと分かりませんが。)
そしてもう一つの理由があります。
洗濯しやすいカーテンにしたい。
厚手のカーテンは見た目は立派ですが、重くて、乾きにくくて、扱いも大変です。
年齢を重ねるほど、「管理できるかどうか」が暮らしの快適さを左右します。
軽いカーテンなら、
気になったときに気軽に洗える。
(たぶん…。)
高断熱・高気密の家だからこそ、
軽いカーテンでも十分かもしれない。
そう考えると、カーテンレールに
“業務用レベルの耐久性”は必要ないのではないかと思いました。
取り付ける場所を見て、さらに確信

まだ壁も仕上がっていない空間に、これからの暮らしの気配が少しずつ立ち上がってくる
今回、カーテンレールを取り付ける窓は、
・165cmの窓 ×3
・251cmの窓 ×1
・小窓 ×2
すべて正面付けのダブルレールです。
この空間に、あの白木目のレールがつく。
そう思うと、自然と気持ちが決まりました。
きっとクロスが張られたら、この選択はさらにしっくりくるはずです。
大工さんが取り付けてくれるので、安心でもあります。
「せっかくだから」より、「ちょうどいい」
家づくりでは、つい「せっかくだから」と上位グレードを選びたくなります。
でも、すべてを最高にする必要はありません。
自分たちの暮らしに合うものを選ぶこと。
そして、「予算ありき」なのですから。
それが、これから長く住む家には
いちばん大切なのかもしれません。
ニトリの白木目レールは、私たちの暮らしにとっての“ちょうどいい”選択でした。
カーテンレールは、暮らし始めればほとんど見えなくなります。
(カーテンに隠れてしまいますし。)
それでも、こうした小さな選択の積み重ねが、家の“気配”を少しずつ形づくっていくのだと思います。
家づくりは、大きな決断よりも、こうした小さな迷いの連続なのかもしれませんね。



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