引っ越して数日。
4ヶ月だけの仮住まいとはいえ、キッチンが整うとようやく“料理を作る”気持ちになります。
新しい住まいというのは、便利さよりも「いつもの流れ」が戻ることのほうが大切だと、今回あらためて感じました。
転勤族だった頃は、暮らす場所ごとに必要なものが違い、気づけばモノが増えて“引っ越し貧乏”でした。
でも今回は、“あるもので暮らす”と決めました。
限られた空間をどう使いこなすか――その小さな工夫こそ、今の私の楽しみになっています。
小さな家電でスッキリ!仮住まい流キッチン収納
今回持ってきた調理家電は、
オーブンレンジ・炊飯器・バリスタスリム・電気ケトルの4つ。
“必要最小限”のラインナップです。
炊飯器と電気ケトルは、軽量の2段棚(以前はベッドサイドテーブルとして使っていたもの)の上に設置。
そして、洗面脱衣室で下着収納として使っていたフィッツプラス(4段)を食器棚として再利用しました。

左からフィッツプラス(食器棚)、軽量2段棚(お茶や乾物など収納)、分別ゴミ箱(段ボール活用)
幅広タイプのフィッツプラスは持ってこず、備え付けの収納を活かしてなんとかやりくり。
“あるもので工夫する”が今回のテーマです。
“毎日使うものだけ”で回るキッチン
包丁1本、まな板、スライサー、計量カップ、はかり、ボウルとザル、菜箸・お玉・フライ返し。
持ってきたのは、毎日使うものだけ。
フライパンは大小1つずつ、鍋は大・中・小を各1つ。
これまで使っていたニトリの伸縮スタンド(ザル・ボウル・フライパン用)は、扉タイプの収納にも対応できて重宝しています。

シンク下にフライパン、鍋、調味料など収納
ツール類は、備え付けキッチン唯一の引き出しにまとめて。
「入りきらなかったら車庫に保管しよう」と思っていましたが、意外にもすべて収まりました。

キッチンツールも必要最低限に
段ボールがごみ箱に変身!分別もスッキリ
仮住まいで意外と困るのが、ごみの分別。
可燃・不燃・プラ・缶・びん・ペットボトル……と、種類が多くて置き場に悩みます。
今回は、荷物を運ぶのに使った段ボールを再利用。
内側にビニール袋をかぶせて分別ごみ箱にしました。
蓋がないぶん中が見えるので、逆に以前よりもきれいに洗ってから捨てる習慣がつきました。
“見える収納”は、思わぬ意識改革にもつながっています。
小さな冷蔵庫でも大丈夫!収納の工夫
大きな冷蔵庫は車庫に置き、代わりに持ってきたのは母が使っていた小さな冷蔵庫。
これが想像以上にコンパクトで、今まで入っていたものが入りきらないという問題も。
そこで、粉ものや調味料はシンク下にケースで収納。

シンク下調味料類など収納
よく使う調味料はトレーにまとめ、出しっぱなしでも見た目がすっきりするようにしました。
少し不便でも、しかたがありません。
限られたスペースの中で“どう快適にできるか”を考える時間が、いつのまにか楽しくなっています。
“あるもので暮らす”から見えた心地よさ
必要なものだけで整えたキッチンは、驚くほど身軽で動線もスムーズ。
ただし、調理スペースが狭すぎて、複数の料理を同時進行することはできません。
一品作ったら、洗い物をして片付けて、それからもう一品――。
まるでままごとのようなキッチン時間ですが、これはこれで悪くない。

シンプルなキッチンも悪くない…けど、ちょっと狭くて料理が作りにくい
若かりし頃に戻ったような気分です。
“仮住まいだからこそ”気づけたこと
「また引っ越し」と聞くと、手間や不便さを思い浮かべがちですが、今回の暮らしはむしろ、本当に必要なものを見極める時間になっています。

引っ越し直後のキッチン(泥棒に入られたわけではない)
新しいキッチンに戻るとき、きっと“ものを減らしたすっきり感”をそのまま持ち帰りたくなるはず。
次の住まいでは、もう少し便利で広い空間が待っているでしょう。
それでも、今感じている“あるもので暮らす心地よさ”は、これからの暮らしの軸になる気がします。

ようやく片付いた!
短い4ヶ月の仮住まい。
だからこそ、“あるもので暮らす”を思いきり楽しんでいこうと思います。


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