気がつけば、投資信託の積立を始めて10年以上が経ちました。
60歳になった今振り返ると、いちばんに浮かぶのは
「無理をしない形で続けてきて、本当によかった」
という気持ちです。
投資というと「難しそう」「怖そう」「若い人向け」…。
そんなイメージを持っていた私にとって、毎月決まった額を淡々と積み立てる方法は、暮らしの中に自然に馴染むものでした。
投資信託積立は、60代でも続けやすい
投資信託積立とは、投資信託という金融商品を毎月一定額ずつ購入していく方法です。
私はSBI証券を利用し、あらかじめ設定した金額を自動で積み立てています。
売買のタイミングを考える必要もなく、値動きに一喜一憂しなくていい。
この「考えすぎなくていい仕組み」が、長く続けられた理由のひとつです。
10年間積み立ててきた実感
私が積み立てている投資信託のひとつが、
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」 です。
・毎月:3万円
・期間:2015年11月〜現在
・積立元本:360万円(3万円×12ヶ月×10年)
最初の数年間は、評価額が増える実感はほとんどありませんでした。
時にはマイナスになることもあり、「本当に大丈夫かしら」と不安になることも。
それでもやめずに続けてきた結果、現在の評価額は1,000万円を超え、評価益は+640万円。

“時間をかけることの大切さ”を、身をもって知りました。
60代が気をつけたい投資のポイント
投資信託は元本保証ではありません。
市場の影響を受けて評価額が下がることもあります。
だからこそ、私は次の3つを大切にしています。
✔無理のない金額で続ける
✔生活費に影響しない範囲で行う
✔手数料の低い商品を選ぶ
私にとって「無理のない金額」とは、“眠っていても気にならない額” のこと。
この感覚を守ることで、投資が暮らしの負担にならずに続けられています。
新NISAは60代にも心強い制度
2024年から始まった新NISAは、非課税期間が無期限になり、長く続けるほどメリットを感じやすい制度です。
「今さら始めても遅いのでは」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、新NISAは一気に増やすための制度ではなく、これからの時間を穏やかに使うための制度だと私は思っています。
少額でも、続けられる形で。
それだけで十分です。
働いているうちは、私もこの積立を続けていくつもりです。
子どもたちと投資|親としてできること
わが家の3人の子どもたちも、新NISAで投資信託の積立を始めています。
私は具体的なアドバイスはしていませんが、以前、長男がこんなことを言いました。
> 「身近な人が投資をしているだけで安心感がある」
親としてできるのは、完璧な答えを示すことではなく、慌てずに続ける姿を見せること。
それが、子どもたちにとっての安心の種になるのだと思っています。
60代からのお金との付き合い方
投資信託積立を続けてきて感じるのは、投資は「増やす」だけでなく、安心して暮らすための手段でもある ということです。
無理をしない。
背伸びをしない。
自分の暮らしに合ったペースを守る。
60代からのお金との付き合い方は、「がんばる」よりも「整える」。
これからも、時間を味方につけながら、穏やかに続けていけたらと思います。
……でも。
本当はまだまだ時間がたっぷりある子どもたちが、ちょっぴりうらやましいです。


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