娘が新しい「Nintendo Switch 2」を購入したので、
「お母さんにあげるよ」と譲ってくれたのが、初代Switch。
しかも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のソフト付き。
よく考えれば、このSwitchは娘が大学生のときに私が7割方出資して買ったもの。
つまり“元々私のもの”と言っても過言ではないのですが(笑)、ありがたく受け取ることにしました。
三世代に受け継がれるゲーム好き
私が社会人になって最初のボーナスで買ったのは、洋服でもアクセサリーでもない、ゲーム機ファミコン。
夢中になったのは『ドラゴンクエスト』。
それを見た父は「これは老後のボケ防止になる!」と感銘を受け、自分もゲーム機を購入。
こうして「ゲーム好き」は私から父へ、そして私から子どもたちへと受け継がれ、三世代に渡る“ゲーム一家”が誕生しました。
20年ぶりの再挑戦
30代半ばでゲームから離れ、20年以上遠ざかっていた私。
娘の「ゼルダのブレスオブザワイルドは世界観が美しいし、無限に遊べるよ!」という言葉に、再び冒険の世界へ。
もっとも、ゼルダの伝説「時のオカリナ」も「風のタクト」もやった身としては、イマドキのゼルダの世界も覗いてみる価値はあります。
ところが。
スイッチを入れると、昔のゼルダとはまるで別物ではないですか!

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
・操作ボタンが多すぎて自分の動きがわからない
・【降りる】と表示されたので素直に降りたら、崖から転落死
・ハートが残りわずかなので何か食べたいのに、操作がわからず息途絶える
・イノシシ狩りのために弓矢を構えたのに、テンパって口笛を吹いてしまいイノシシ逃走
・老人の次々と出す要求は「パシリ」になりたくなくて、あえてやらない結果、ゲームが進まない
まだプロローグ部分と思われる区域で、毎日無駄に走り回る私。
かつてガノンドロフを倒した勇者だったのに、リンクもまともに動かせないなんて…。
文句ばっかり言う勇者
「100年ぶりにリンクを呼び覚ましておきながら、薄っぺらなシャツとズボンしか用意してないゼルダ姫ってどうなの?ちゃんとした剣と防具用意しとけや!」
そんな思いがふつふつと湧いてきて、思わず娘にLINE。
すると返ってきたのは、
「すごい文句ばっかな勇者」

…嗚呼〜、私は勇者にはもうなれないのだ、と悟りました。
でも、こういう親子の掛け合いもまたゲームの楽しみ方のひとつですよね? ね?
60歳でゼルダをやるメリット
実際にプレイしてみて感じたのは、60歳でゲームをやることのメリットです。
① 頭をちゃんと使う“上質な脳トレ”
地図を読み、状況を観察し、「どうすれば突破できるか」を考える。反射神経よりも思考力・ひらめき・試行錯誤が主役。
記憶力・判断力・空間認識を総動員するので、数独やクロスワードよりずっと楽しい脳トレです。
② 失敗しても誰にも怒られない世界
「落ちてもいい」「間違えてもいい」「何度でもやり直せる」。
失敗が学びに変わる設計だから、気持ちがラクになります。
③ 自分のペースで遊べる
時間制限がなく、途中でやめてもOK。
家事の合間でも、寒い秋田の冬の夜でも、30分だけの冒険が成立します。
体力を消耗しない娯楽は貴重です。
④ 「達成感」をちゃんと味わえる
祠をひとつクリア、料理がうまく作れた、遠くまで歩けた…。
小さな成功体験の積み重ねが「私はまだ新しいことを楽しめる」という実感につながります。
⑤ 景色がきれいで、心が静かになる
雪山、草原、夕焼け。
ゼルダは戦うゲームというより「デジタルの散歩」に近い。見ているだけで和むような感覚。
⑥ 年齢を理由に“やらない”を卒業できる
新しい操作を覚え、世界観を理解し、最後までやり切る。
これができると、ほかのことにも自信が波及します。
まとめ|60歳でゼルダをやる最大のメリット
…と、ゲームをやることを無理やり肯定してみましたが、とどのつまり、老後の趣味探し、脳トレ、気分転換。
全部まとめて一つで済むのがゼルダのすごさです。
子どもたちとの共通体験、そして再び自分自身が冒険者になる楽しい感覚。
若い頃のようにサクサク、どんどん進めることはできませんが、時間はたくさんある秋田の冬。
なんにでも首を突っ込んで、おもしろがって生きていきたいです。


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