超高齢の母が自宅で転倒 転ばぬ先の呼び出しベル

母が自宅で転倒しました。

85歳ですから、高齢者を超えての超高齢者。
超高齢者ですからいつかこんな日がくるかも、とは想像もつきましたが、つまづくところのない真っ平らな廊下で転んだのですから、ここまでは想像もしていませんでした。

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母が転んだ

我が家は二世帯住宅で、廊下でつながっています。
私が仕事を終えて帰ってから、その廊下を渡って母のところへ顔を出すのですが、娘の塾がある日などは、私も時間的に余裕がないことが多く、所用でバタバタしています。
そんな時は、母が郵便物などを持って、こちらに顔を出すこともあります。

その日も夜に母がこちらに顔を出し、自分の部屋へ戻っていきました。
その直後、再び母はやってきて言いました。

「今、転んだ。鼻が痛い」

高齢者の転倒事故

高齢者の転倒は、寝たきりにつながる重大な事故となるケースがとても多いことは、周知の事実。
一瞬私の頭の中にも、母が骨折してこのまま寝たきりになってボケてしまったらどうしよう・・・という不安がよぎりました。

しかし目の前にいる母。自分で「転んだ」と言って歩いて私のところへ知らせにきたのですから、足は骨折してないことがわかり一安心。
転んで打ち付けた場所は鼻だと言うのですが、見てみると鼻根の部分から眉間にかけて少し赤くなり、やや腫れている模様。

母をソファーに横にならせ、鼻の部分に保冷剤をあてながら、母に何がどうなってこうなった?と話を聞きました。

転んだ原因

どうやら母は、履いていたスリッパが脱げかかって、それにつまづき転んだ模様。
膝も少し痛いと言うので、転倒した時先に膝をつき、それから前のめりに倒れたのでしょう。
とっさに手をつこうとしたものの、超高齢者ですから腕力も筋力もなく、手でささえきれずに顔面を廊下に打ってしまったのだと思われました。

母が転倒した状況を、このように推測してまとめましたが、ここまで話を聞き出すまで30分以上かかりました。
母も気が動転していて、話していることが前後左右?二転三転していたからです。しかし、その様子をみながら、手や足の骨折でなくて良かったと思いました。

頭を打ったならば、それもまた心配ですが、母が痛いという場所は、鼻なのです。
この時、娘が中学生の頃、同じように顔面強打したことを思い出しました。あの時の経験が、今回とても役に立ちました。

まずは冷やして一晩様子をみよう。
明日になって、腫れがひどくなったり状態が悪ければ、耳鼻科受診だなぁ・・・なんてことも考えました。
母には痛み止め(ロキソニン)を飲ませ、早々にベッドに休ませ、ひたすら鼻を冷やしてもらいました。

中学生の娘が「鼻血を出した」ということで学校から連絡がありました。放課後の掃除中...

転ばぬ先の呼び出しベル

幸い、母の鼻の部分の腫れは翌日には少しひけ、その代わり鼻根から眉間部分と両目の下の部分が赤紫色の内出血の跡が目立つようになりました。
鼻の外見もいびつにはなっていないし、鼻も骨折していなかった模様。

念のため、耳鼻科受診しようと母に促したのですが、元来出歩くのが嫌いな母。鼻の部分の腫れや痛みも治まったこともあり、病院へは行きたくないとの一点張り。
なので、このまま様子を見ることにしました。

しかし、廊下の何もないところで転倒した母。
今後も再び同じようなことが起こるかもしれません。
では、今回の出来事を活かしてどうしたらよいかと考え、スリッパは履かないほうがいいのでは?と母へ提案しました。

また、母が何か私に用事があった時は、わざわざ母が歩いてこちらに来るリスクを減らすため、呼び出しベルを設置しようと思ったのです。
ボタン一つ押すだけで、私のリビングに呼び出し音のなる介護用ベルを、母へ持たせようと思いました。

ベルが鳴ったら、私が母のところへ行けばいいのです。
実は、以前は母が何か用事があるときは、親子電話の内線機能を利用して、私を呼び出していたのですよね。
しかし、数年前に電話機を買い換えてから、母はその使い方がまったくわからなくなり、内線呼び出し機能は現在使っていません。

しかし。
歳をとるということは、どんなに気をつけていても、どんなに安全を確認していても、思わぬ事故やケガに直結するんですよね。
それを予測しての、転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の介護ベルってところでしょうか。

いや、もう転んじゃいましたけどね(汗)。

呼び出しベルのお話は、また後日。

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コメント

  1. ルイコ より:

    おはようございます。
    お母さま、転んだ後、気落ちしていないですか?
    私の母も同年齢ですが、昨年2月犬の散歩に一緒に行った時、少しの段差につまづいて転びました。手を突いたので顔は打たなかったのですが、母は転んだ自分にショックで、手を冷やしてあげながら、慰めるのが大変でした。翌日も痛がるので整形外科に連れて行くと、左手首を骨折していました。手術はしないで、ギプスで固定し時間をかけて治療になり、半年ほど通院しました。しばらくは、着替えも、食事の支度も手伝いましたが、自分でできるようになると嬉しそうでした。母のプライドを傷つけないように、励ましたり、褒めたり、娘としては学ぶところがありました。
    その時がきたら「楽しかったね」というためには、なかなか大変なものがありますね。まずは、私が元気でいないと(^。^;)

    • そらはな より:

      ルイコさんへ♪
      そうなんです。転んだあと、めちゃくちゃ悔しがっていました。
      「最後は何事もなく穏やかに暮らそうと思っていたのに、なんてバカなことしたんだ!」って何度も言って。
      それ聞いていたら、かわいそうになってきてねぇ・・・。
      ルイコさんのお母様も大変だったんですね。
      親が安心して暮らせるためには、やっぱり子どもが元気でいないとダメですね。
      とはいえ、私だっていつ転ぶかわかりませんもんね。
      気を付けよう・・・。

  2. るり玉 より:

    こんにちは。

    高齢の方にとって、転倒が一番怖いことですよね。
    骨折などがなさそうでとりあえずは、ですね。
    さすがそらはなさん、その後の対応が早いですね。
    うちの義母もしっかりしていますが、電話機の機能はまったく使えません。
    着信履歴はここを押して・・・と説明してもイマイチ分からない様子で、たぶん使っていないだろうと。
    どんなに便利な機能がつこうとも、昔の黒電話と同じ使い方しかできないのよ。
    そらはなさんが準備された介護ベル、こんなのがあるんですね。
    ほんとに勉強になります。
    とにかく簡素でボタンがひとつだけ、っていうのがいいですね。
    ほんとにいろんなことにアンテナを張っていらして素晴らしい!
    スリッパとマット類でつっかかる話はよく聞きます。
    そろそろ義母が部屋に絨毯を敷き詰めそうなので、チェックに行ってこようかしら。

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      お義母さん、やはり電話の機能が使えないですか。
      うちの母も、なんとか電話をかけることはできますが、最近それすら怪しくなってきました。
      家の中では、マットのわずかな段差でも高齢者にはものすごい段差なんですよね。
      危険なものをなるべく察知して、周囲の人が先回りしないとだめなんでしょうね。
      私も、母の部屋をチェックしてみよう・・・。

  3. とも より:

    お母様たいへんでしたね。鼻の腫れはひかれましたか?
    お年寄りの足元まわりは気を使いますね。少しの段差、スリッパ等ふだんは気にならない物が、事故の元になりますね。
    義父も足が弱くなってからは、スリッパはやめて、介護用の室内履きに変えました。甲の被せがあることで力が入るようです。滑り止め付きのルームソックスも履いてましたが、滑り止めがかえって引っかかることもありました。
    うちも建物が別々で廊下で繋がってます。初めて夜中に具合が悪くなり、朝まで辛抱して起こしに行ったときに気づきました。それから介護ベルを付けました。
    まだ介護保険を使う前だったので、家電量販店で購入しました。受信機と発信機それぞれ1つのタイプで緑のボタンの製品でした。
    便利でしたが、音の種類が結構驚く音で、もう少し優しい音だといいなと思ってました。あと赤い光も点滅しました。
    介護保険でレンタルできるなら、もっと色々なタイプもあると思います。
    こういうのがあればと思ったのは、子機が多数設置できる、受信機を携帯できる、欲をいえばスマホと連動するなどです。
    お母様の行動範囲などま考慮されて、色々なタイプを試されると良いかと思います。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      おかげさまで、腫れはだいぶひけました。内出血の跡も目立たなくなってきました。
      なにはともあれ、骨折などしなくてよかったです。
      滑り止めつきのルームソックスは、かえってつまづく原因になりますよね。
      母は、スリッパを履くのをやめたので、これで少しは危険回避となりますが、それでも転ぶときは転んじゃうのですよねぇ。
      呼び出しチャイム、スマホと連動できたら言うことないですね。
      そういうのもあるようですが、値段がそこそこするんですよね。
      とりあえず電話の子機には、短縮ダイヤルに私のスマホの番号を入れているのですが、いざというときそれを母が使えるかどうかが問題だなぁ。

  4. T M ♪ より:

    よい解決策が見つかってひと安心のご様子、何よりです。
    ということはお母様の容態もまずまず順調でらしたのでしょうね。よかったです。
    とっさの時の連絡手段がでってさぞ安心なさったことでしょう。

    先日義母が入院しました。
    入院慣れした人なんで自分でテキパキと支度しましたが、
    実は前の入院からはしばらくぶりで、その間に勝手が変わったことがありました。
    スリッパやつっかけ 不可!必ずかかとのある(?靴状のってことですね) 履物!とのきまりになっていました。
    院内を歩くことは奨励されていました。

    危険を取り除くと同時に、日常の運動量が減ることにも気を配ってあげてくださいね。
    回り回って空花さんご自身のためにもなりますよね?

    1970年代の英国の話なんですけどね、老人を襲ってて金品を奪う強盗が多かったらしいんです。ヒドイ話です(>_<) 例の〝英国病〟とかいう頃ですね〜
    で、その被害に遭い 鼻は骨折全身に打撲を負った とある一人暮らし老婦人が、当日こそ病院で横たわったけれど、翌日からは断固として起き上がり、自室で椅子に座った状態で静養したらしいです。
    アパートの住人の顔見知りたちにボランティアで用事を割り振って面倒をみてもらったらしいですけどね。
    お蔭、なのかな? 寝たきりにならず自立して暮らせるまでに回復したんですって。
    (ボランティアを割り振られた日本人からのお話です)
    医学的にはどうなのか(^_^;) わからないけど、筋肉を保つ大切さを感じる話でした。

    …そういうボランティアがお互い様で成り立つ社会ってことも、羨ましい限りですが…

    • そらはな より:

      TM♪さんへ♪
      本当ならば、なにかあってからではなく、先手先手で対策を講じないとダメなんでしょうけど、予測しないことが起こるのが常なんですよね。
      母も、自分なりになるべく家の中でも歩くようにはしているのですが、危険回避と運動量って難しい問題ですねー。
      寝たきりになると、あっという間に筋肉は劣りますからね。
      私も他人事ではありません。
      足腰鍛えるって本当に大事ですね。

  5. きずつば より:

    お母様、その後どうですか?
    大変でしたね。

    同じ頃、私の母もサ高住の廊下でスリッパか滑り転びました。
    幸いに骨折には至りませんで、打撲で済みましたが、87歳ですので痛みもなかなか取れませんし、元通りに歩くことできません。
    今までより足の運びも悪く、よろけかたも酷くなりました。
    ゆっくりでも歩けるので、自分のことは辛うじて出来ていますが、いつなんどき歩けなくなるかわからないので、施設のヘルパーさん達が側に居てくれることが有り難いです。
    そらはなさんはお仕事があるので昼間のこともご心配ですね。
    親が高齢になると、色々な場面を想定しつつ、対処方法を考えなくてはいけませんよね。

    お母様、お大事にしてくださいね。

    • そらはな より:

      きずつばさんへ♪
      おかげさまで、かなりよくなりました。
      きずつばさんのお母様も転倒したように、やはり高齢者の転倒というのは、どんなに気をつけていても避けられないことなのかもしれませんね。
      先回りして、対策を考えるのって、やっぱり難しいなぁって思います。
      今は母も日常生活は自立していますが、今後のことを考えると、私もいつまで仕事を続けていられるのか・・・それが心配でもあります。