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60代、暮らしを小さくして迎えた「何もしない年末」減築リノベ中の温泉旅

60代を迎え、暮らしを小さく整えようとしている今。
年末の予定表には、これまでになく大きな“余白”が生まれていました。

減築リノベーションで仮住まいのわが家。
やらなければならないことが、ほんとうに何もない。
このままでは、夫と2人で時間を持て余すのが目に見えていたので(笑)、一泊だけ、温泉へ出かけることにしました。

行き先に選んだのは、青森県鰺ヶ沢町の グランメール山海荘 です。

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 何もしない年末へ向かう旅

年末、夫と一緒にグランメール山海荘へ向かいました。
現地では青森県内に住む次男と合流し、親子3人での宿泊。
現地集合・現地解散。

グランメール山海荘
「何もしない時間」を過ごすための旅

今のわが家には、ちょうどいい距離感の年末です。

減築リノベーションのため、いまはアパートで仮住まい。
子どもたちは帰省せず、大掃除も、年末の恒例行事も、やらなくていい。気がつけば、
「なにもやることがない年末年始」になっていました。

夫は9連休、私は6連休。
予定を詰め込むこともなく、カレンダーの余白が、そのまま時間の余白になる。
こんな年末年始は、結婚して以来、初めてかもしれません。

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 心がほどける宿での時間

グランメール山海荘は、3年前に友人たちと訪れ、居心地のよさが心に残っていた宿です。

60代を迎え、暮らしを小さくする決断をしたこの年末に、オールインクルーシブの温泉宿は、まさにうってつけでした。

親子3人、現地集合。
それぞれの暮らしを尊重できる距離感が、いまは心地いい

ラウンジでウェルカムドリンクを手に、次男の近況を聞いているうちに、あっという間に2時間経過。

あわてて部屋に入ってからは、各自自由時間。

私と次男は温泉へ、夫は部屋で読書。

館内はどこへ行ってもあたたかく、外の冷たい空気をすっかり忘れてしまいます。

好きな時間に入れる温泉と、おいしいビュッフェ。

上げ膳据え膳のありがたさを、
しみじみ感じる年末でした。

ふだんはお酒を飲まない私も、
スパークリングワインや日本酒を少しずつ。

おいしい食事と、次男の楽しい話に、心がゆっくりほどけていきました。

本よりも、話したい相手がいるという贅沢

本当は、私も読書三昧のつもりで本を持って行きました。
けれど、一冊も開かないまま帰ることに。
それは、次男との会話が尽きなかったから。

仕事のこと、暮らしのこと、これからのこと。
話しているうちに、子どもはもう、親が思う以上に、自分の人生を自分の足で歩いているのだと感じました。

その事実を、頼もしく、そして少し誇らしく思えた夜。

親子3人で布団を並べて寝ることも、そうそうありません。
お酒をたくさん飲んだ夫のイビキに目が覚めても、この夜ばかりは、不思議と腹も立ちませんでした。(笑)

翌朝も、チェックアウトぎりぎりまでラウンジで過ごしましたが、
次男との話は、最後まで尽きることがありませんでした。

ラウンジからは日本海が一望できます

別れ際、
「元気で、楽しく暮らしてね」
それだけを伝えて手を振ると、私たちの車と、次男の車は、右折と左折に分かれていきました。

子どもと、ひとりの大人同士として向き合える時間。
それが、こんなにも満ち足りたものだとは思いませんでした。

減らすことで見えてきたもの

減築リノベーションは、家を小さくするための工事です。

けれど、この年末を過ごしてみて気づいたのは、本当に整えたかったのは、暮らしのサイズだけではなかった、ということ。

やることを減らし、背負っていた「親」という役割の重さを、そっと手放す。

時間に追われない暮らしへと、静かに向かっていく。

60代。
これからは、家も、暮らしも、家族との距離も、自分にちょうどいいサイズでいい。

この年末に感じた、静かで満たされた感覚を、これからの暮らしの基準にしていきたい。

静かな余白を抱えたまま、
これからの暮らしへ。

そんなふうに思えた、 忘れがたい年末でした。

 

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