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年賀状を辞めたらどうなった?辞めるきっかけと辞め方とこれからのこと

来年用の年賀はがきの販売が始まりました。
年賀状の発行枚数は年々減少しているそうですが、2022年用は約18億3千万枚。
前年より約1億枚少なく、過去最低となる見込みです。

私は、4年前に年賀状を出すのをやめました。
父が亡くなったことがきっかけでしたが、自分の気持ちに正直に問いかけてみたら、自然と決断することができました。

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まずはLINEで繋がる友人たちへ年賀状を出すのを辞めた

年賀状を出すのをやめたといっても、いきなりバッサリやめたわけではありません。
まずは事前に、LINEでつながる友人たちへ年賀状を辞めることを伝えました。

友人たちとは、いつでもLINEで気軽に連絡が取れるので、年賀状で近況報告をする必要がなくなったからです。

「今年は会いたいね」と、毎年義務的に年賀状に書いていた言葉も、LINEでつながるようになってからは以前よりも連絡をとる機会も増え、実際に会うことにもつながりました。

おもしろいことに、年賀状をやめたことで、逆に密につながるようになったのです。

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義務で年賀状を出していた相手へは辞める旨を伝える

しかし、LINEでつながっていない方たちもいます。

親戚関係だったり、以前の職場の同僚だったり上司だったり。
これらの方たちへの年賀状は、義務化しているもの。

親戚はともかく、もう何年も会っていない昔の職場つながりの同僚などは、おそらく今後も会うことはないでしょう。
きっと向こうも年賀状は義務的に出しているのだと思います。

なので年賀状をやめるという決断をした年に、その方たちへ出した年賀状へは「来年以降年賀状をやめます」という決意表明を記しました。

翌年は、私も年賀状を出しませんでしたし、もちろん向こうから年賀状が届くこともありませんでした。

親戚関係の年賀状は自然消滅した

友人や年賀状のやり取りが義務化していた方たちとは、こうして年賀状のやり取りを辞めることができましたが、親戚関係の方たちへは、まだ細々と年賀状は出していました。

しかし、夫のお父さんは亡くなり、お母さんは認知症で施設に入りました。
同時に親戚関係の方たちも、同じような状況となったため、年賀状を出すのを辞めました。

こうして昨年は、完全に年賀状のやり取りを辞めることになりました。

年賀状を辞める時の文例

以前、昔の職場で大変お世話になった上司から届いた年賀状があります。

歳をとり、年々気力体力減退し、この機会に年賀状を最後にしたいと思います。
長い間、お子さんたちの成長をみることができて、ほっこりしていました。
ありがとうございました。

そんな言葉が書き添えられていました。

その時の彼女の年齢が74歳。
彼女らしい潔い辞め方だと思いました。

彼女のように大好きだった上司は、たとえ年賀状のやり取りをやめても、たとえもう会うことはなくても、心の中にいつまでも残る人生の先輩であり、生涯忘れることはないでしょう。

だから私も、お世話になった方々への「年賀状をやめます宣言」はきちんと伝えることにしました。

私が年賀状をやめた理由

さて、そもそも私が年賀状をやめようと思ったのは、父が亡くなったことがきっかけです。

87歳で亡くなった父は、前日まで元気に畑の草刈りをしていたのですが、翌朝大動脈解離で病院へ搬送され、わずか1時間後に亡くなりました。

あまりにも突然の出来事でした。

そんな父は、人とのつながりをとても大切にしていた人であり、80歳を超えても年賀状のやりとりは100通以上ありました。

突然亡くなってしまった父に代わり、私は父が亡くなったことを知らずに年賀状を送ってきた相手へ、寒中見舞いとして返信しました。
その作業は、父の生き方を見つめるよい機会ではありましたが、同時にとても切なく辛いものでもありました。

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私たち親の世代は、通信手段として年賀状は大切な役割を占めていたことでしょう。
年に1度のやり取りでも、それがお互いの近況を知るよい機会でもあり、元気でいると伝える手段でもあったにちがいありません。

しかし、SNSが発達した今の時代は、年賀状に固執する意味がなくなりつつあります。

父の遺品整理をしたことで、今後は歳を重ねるごとにいろいろなものをコンパクトにしていかなければならないなぁ…と、つくづく思いました。

年賀状を辞めたらどうなった?

年賀状のやり取りを完全に辞めてから2年。
辞めたことで、変わったことがあります。

一番の大きな変化は、「年賀状準備しなきゃー!」という強迫観念から解放されたこと。
暮れの忙しい時期に、年賀状を買いに行って、それらに一言ずつ書き添え、宛名を印刷する作業をしなくても良いのだと思ったら、ものすごく気持ちが楽になりました。

年賀状を出さなくなって、縁が切れた友人は一人もいません。
逆に、相手のことを思い出した時に、LINEやメールでさりげなく繋がれる…、そんな関係が心地よく感じます。

大切なのは年賀状なのではなく、その友人とどう付き合っていきたいかという自分の気持ちが大事なのです。

家族に伝えたいエンディングノートの存在

父はあまりにも突然亡くなったので、父の訃報を誰にどういうルートで伝えたらいいのかわからず、結局遠方に住む方にはお知らせすることもなく、忌明けしてしまいました。

翌年父宛てに届いた年賀状への返信で、ようやくすべての方たちへ父が亡くなったことをお知らせすることができたのですが、年賀状のおかげで父の交友関係を知ることができたのも事実です。

これがSNSのつながりだと、遺された家族は交友関係を知るすべがありません。
スマホはロックがかかっていて簡単には見ることができませんからね。

なので、年賀状のやりとりをやめた時こそ、自分の交友関係をアナログ形式の紙に記しておくのも良い方法かな・・・と思います。
いわゆるエンディングノートなるものの存在を、家族にもきちんと伝えること。

そんなわけで、数年前から3年日記の中に自分が記録として残したいものを整理して書くようになりました。

年賀状は、人それぞれの思いがあってこそのものですから、無理にやめる必要もないし、自分の考えで判断すればよいことです。

私は、父が亡くなったことで年賀状をやめる決断をしたわけですが、それをきっかけに自分の人生やこれからの生き方をあれこれ考えるようになったので、タイミングとしてはよかったと思っています。

 

 

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