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コロナ禍で子どもの結婚式に参列 結婚式を挙げる意味など雑感

先日、長男の結婚式が執り行われました。
これまで友人や親せきの結婚式に出席したことはありますが、我が子の結婚式に親という立場で参列するのは初めての経験です。

とりとめのない感想を、忘れないうちに書き記しておきます。

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コロナ禍の結婚式

第8波とも言われているコロナ禍の中、長男の結婚式に参列してきました。

夫と私は、結婚式の3週間前に4回目となるコロナワクチン接種をしました。
接種券は夏ころ届いていたのですが、接種後抗体がピークとなる(と言われる)3週間後に結婚式を迎えるようにしました。

また、次男と長女も「3回目のコロナワクチン接種はしない」と言っていたのですが、全国旅行支援の絡みもあって、結婚式の3週間前に3回目の接種を済ませました。

すでに入籍は済ませている長男から、「結婚式をします」という連絡があったのは、今年の5月のこと。
コロナ感染者数も幾分減ってはきている時期でしたが、私の職場の体制を考えると、少しばかり悩みました。

けれども、一番悩んだであろう長男と彼女が、結婚式をやると決めたからには、それなりの決意と理由があるわけで、親としてそれを理解しないわけにはいきません。

なにがあっても絶対に参列する。
それまでは、自分自身も感染予防に努め、万全の体調で臨めるようにしよう。

そう決めてからは、息子の結婚式が本当に楽しみでしかたがありませんでした。

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人前式の挙式

結婚式は、人前式で執り行われました。
家族と友人など50名ほどの前で結婚の誓いを立て、承認してもらう挙式スタイルです。

夫婦がともに守る約束事を表明し、それを参列しているゲストが拍手をもって承認するので、会場の一体感が生まれます。
なによりも、型にはまらないオリジナリティーが微笑ましく、とても温かい気持ちにさせてくれました。

参列した方たちは、これからの2人に何があっても、助けてくれる大きな存在となるにちがいありません。

結婚式を挙げて本当によかったなぁと、心から思いました。

30年前の結婚式の意味

ところで30年以上前の私も、結婚式ってやらなければならないの?と疑問に思っていた1人です。
時代はバブル期で、大勢の方たちを招待し派手に結婚式を執り行うのが、私の周囲では当たり前。

私の知らない夫の職場の上司が仲人となり、これまた私と直接関わりのない親の友人や親の職場の同僚の方などを招待する披露宴。

そんな結婚式にお金をかけてやる意味ってあるのかな?
と、漠然とした思いを持っていた時、職場の先輩から言われた言葉があります。

結婚は、社会的にも認めてもらうということだから、現在お世話になっている人たちに報告しなければならない。
結婚式を挙げると、その場で1回で挨拶をすれば済むけれど、挙げなければ1人1人に挨拶して回らなければならない。
だから式を挙げるということは、合理的なことでもある。

そんな意味の言葉を言われて、なるほどなぁと思ったものでした。

また、当時は自分たちで結婚式を挙げるというよりも、親の世間体で挙げるという意味合いも強かったと思います。

結婚式の打ち合わせは、親も一緒に挙式会場に出向いたし、どんな式にするのか、引き出物を何にするのかなど、親の気持ちが相当反映されました。
あくまでも私の場合なので、他の方はちがうかもしれませんけど。

しかし、今や結婚式は挙げる当人のものです。(当たり前)
どんな式にしたいのか決めるのは新郎新婦であり、親は招待客の1人に過ぎません。

長男からは、「当日会場に〇時までに来て」とだけ伝えられていました。

結婚式を挙げる意味

披露宴の最後の挨拶で、長男が結婚式を挙げた意味について話していました。

コロナ禍でもあること。
式を挙げるということはお金もかかること。
そもそも何のために結婚式を挙げるのかということを、2人で何度も考えたこと。

それでも、結婚式を挙げるという決断をしたのは、これまで育ててくれた家族や、日ごろお世話になっている方たちに感謝の想いを伝えたかったから。

こういう場でもなければ、改まって感謝の言葉は伝えられないですもんね。

自分と関わる人たちに感謝を伝える場として結婚式を挙げる、という意味では、30年以上前の私の結婚式と同じだなぁと思いました。(視点は違うけど)

サプライズ

長男は、大学でアカペラサークルに入っていて、社会人となった今でも友人たちとアカペラを楽しんでいます。

そんな長男が、披露宴で仲間たちとアカペラを披露しました。
新婦に向けて感謝を込めての歌は、新婦にも内緒で練習をしたサプライズでした。

私にとっても、長男の生のアカペラを聴くのは初めてであり、しかもベース担当だった長男がボーカルで歌っているのは、本当にサプライズでした。

大学入学とともに家を出た長男。
私の知らない10年間の長男の姿がそこにありました。
そして、こんなにも温かい仲間たちに囲まれて今を生きている長男が、とても幸せそうでした。

結婚式は、私にとってもなによりのサプライズとなり、人生の思い出の1ページが追加されることとなりました。

とても大きな意味のある結婚式に招待してくれた長男に、今はただただ感謝です。

 

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コメント

  1. 福岡のワッコ より:

    そらはなさん、
    長男君のご結婚、おめでとうございます♪
    お会いしたこともないのに、親戚のおばちゃんのような嬉しい気持ちで読ませていただきました。
    そして、“結婚式ってやっぱり良いな~”と………
    結婚式の空間は、幸せイオンに包まれているようで、私は昔から大好きです。
    大学進学で、今年家を離れたうちの長男にも、そらはなさんの息子さんの様に、これからたくさんの良き出会いがあれば良いな~~

    • そらはな より:

      福岡のワッコさんへ♪
      ありがとうございます。
      そうですね、結婚式は幸せイオンがいっぱいで、見ている側もうれしくなっちゃいますよね。
      離れて暮らす子どもの交友関係はわかりませんから、こういう機会にこういうお友達に囲まれているんだと、知ることができてよかったです。

  2. さくらゆ より:

    そらはなさん、ご長男のご結婚、本当におめでとうございます。読みながら、ただだだ温かい涙を流しています。まだ彼女の影も感じられないわが息子のことを思い浮かべながら(笑)
    私に代わって育ててくれる、お友達、同僚、上司のみなさんには感謝ですね。息子に会うたびに、どんどん私の知らない息子になってるな~と感じています。

    • そらはな より:

      さくらゆさんへ♪
      社会人となった子どもに対して、もう親の出る幕はないですもんね。
      結婚式は、子どもがよき仲間に囲まれているのを知る機会にもなりますね。
      これからもたくさんのすばらしき出会いがあればいいなぁと思っています。