大学3年生となったの娘の国民年金保険料が、カード決済されました。
383,210円です。2年前納一括払いです。
これまでも、大学生だった長男や次男の国民年金保険料は、親が立替払いをしてきました。
長男の頃は、1年分しかカード払いできなかった保険料も、次男の時には2年一括カード払いが可能となりました。
そんな経験を経て、20歳になった子どもの国民年金保険料を親が立て替え払いする場合の、本当に得する支払い方についてまとめました。
国民年金保険料の払い方
我が家では、大学生の子どもの国民年金保険料は、親が立て替え払いをすることにしています。
もちろん社会人になったら返してもらいます。
その国民年金保険料の支払い方法で最も得するのが、2年一括前納カード払いです。
2020年度の国民年金保険料は、月額16,540円。
2021年度の国民年金保険料は、月額16,610円。
これを毎月納付すれば、2年分では397,800円となります。
対するカード払いで2年一括前納すれば、383,210円。
口座振替で2年分を、前納すれば、381,960円。
納付方法 | 1か月分 | 1年分 | 2年分 |
月々の支払合計額 | 16,540円 | 198,480円 | 397,800円(注) |
現金・カード払い | ー | 194,960円 (3,520円) |
383,210円 (14,590円) |
口座振替 | ー | 194,320円 (4,160円) |
381,960円 (15,840円) |
( )は毎月納める場合と比較した割引額
(注)(令和2年度保険料16,540円×12カ月)+(令和3年度保険料16,610円×12カ月)=397,800円
そうなんです。
カード払いよりも、口座振替で2年一括前納するのが最も割引率が高くなります。
しかし我が家は、カード払いで2年一括前納をしています。
カード払いにはポイントが付く
2年一括全納の場合、口座振替のほうが、カード決済よりも1,250円お得です。
しかし、カード決済の場合、ポイントが付きますよね。
私は楽天カード払いにしているので、ポイント還元分が1%。
つまり、2年前納では3,832円相当のポイントがつくんですよ。
口座振替とカード払いの差額1,250円よりも、その倍以上ものポイントが還元されるので、国民年金保険料の支払い方は、楽天カード2年一括前納にしています。
2年一括前納カード払いにするには事前手続きが必要
2年前納カード払いで納付するためには、事前に手続きが必要です。
しかし、娘が20歳になって届いた国民年金保険料の支払い案内には、口座振替納付申出書は同封されているのに、クレジットカード納付申出書が入っていませんでした。
また、親名義のカードで払う場合は、親の同意書も必要なのですが、そんなことはどこにも書いていません。
親の同意書が必要なのは、長男や次男の時の経験からわかっていましたが、案内はいまいち不親切でした。
結局、案内が曖昧なので自分で最寄りの年金事務所に電話で確認するのが一番手っ取り早い方法でした。
娘の国民年金保険料の支払い方の手続きは、昨年行ったことなので、もしかしたら今年はもう少し改善されているのかもしれません。
それでなくとも、こういった書類はわかりにくいものですので、ぜひとも改善していることを願いたいです。
そんな段階を経て、娘の国民年金保険料のカード払いの手続きは無事に済みました。
そして、大学3年生となった今年の4月、国民年金保険料383,210円がカード決済されました。
ちなみに、楽天カードはデビットカード払いにしているので、即時引き落としとなっています。
なお、2年一括前納カード払いは、大学3年生となった4月~大学4年生の3月分までです。
大学2年時に20歳の誕生日を迎えた月~大学2年3月分までの保険料は、いろいろ訳あって、納付書にて銀行窓口で一括前納しています。
大学生の国民年金保険料を最もお得に支払う方法
というわけで、まとめ。
大学生の国民年金保険料のお得な支払い方法は
②6カ月前納カード払いが済んだら、今度は10月以降に大学3年生からの2年一括前納カード払いへ変更手続きをする
これにより、国民年金保険料を安く、しかもカードのポイントまでもらえて、大変お得な支払い方ができます。
子どもの誕生月によっては支払い方に違いが出てきますので、どういった方法で納付するのかはやはりよく調べたほうがよいと思います。
どうせ払わなければならないものですから、少しでも得する払い方をしたいですよね。
なお、親が子どもの国民年金保険料を立て替え払いした場合は、年末調整で税金控除の対象となるので、親にとっても節税となります。
コメント