子どもに貸したお金が毎月【送金】と【振込】で返済されて気づいたこと

長男と次男にお金を貸しています。
大学生の間の国民年金保険料と自動車運転免許取得のためのお金です。

毎月、長男は私の口座にお金を入金していますが、今年の春大学を卒業し社会人となった次男も、先月から返済するようになりました。

先月のちょうど同じ日に、長男と次男から私のゆうちょ口座にお金が振り込まれていたのですが、長男は「送金」、次男は「振込」と記載されていることに気が付きました。

ゆうちょ口座間送金手数料無料

長男は、ゆうちょATMから私のゆうちょ口座へお金を送金しています。

ゆうちょ口座同士ならば、ATMを使えば送金は無料で行うことができます。
ただし、無料となるのは月1回まで。
2回目以降は、123円の送金手数料がかかります。

以前は、月3回まで送金手数料は無料だったのですが、2018年10月から月1回となりました。

マイナス金利政策のおかげで、銀行にお金を預けても利息はほとんどつかない時代となりました。
そんな中、たとえ月1回でも送金手数料が無料だというのは大変ありがたい話です。

長男が大学を卒業する時にも、「ゆうちょ口座間なら送金手数料はかからないからね」と話をしたので、手数料をかけずに長男は借金を返済中であります。

他行振込手数料

同じように次男にも説明したつもりでしたが、次男は自分の給料が振り込まれる地方銀行のATMから、私のゆうちょ口座へお金を入金していました。

つまり、他行振込手数料432円もかけていたんです。

先月、次男が私に返済した金額は2万円。
2万円のお金を返すのに、手数料432円かけているのですから、2％の金利がかかっているのと同じです。

これじゃあ、なんのために私が無利子でお金を貸したか意味ないですよね。
すぐさま次男へLINEで説教しました(笑)。

次男が自分で働いて自分で稼いだお金ですから、どのように使おうと勝手ですが、頭を使えば払わなくてもいいお金は、1円足りとも無駄にしてほしくないのです。
社会にもまれて上司や同僚にもまれて、きっとたくさんの苦労をしているはずですから、そうして得たお金は大切に使ってほしいのですよね。

他行振込手数料が無料の銀行を利用して

地方銀行と比較して、ネットバンクは他行振込手数料が安いところが多く、また銀行の取引条件を満たせば、月に数回他行振込手数料が無料となります。

長男が大学生となった時、大家さんの指定する家賃振込銀行は、都会のハイカラな名前の銀行でした。
そんなハイカラな銀行は、田舎にはあるわけがありません。

毎月家賃を振り込むたびに、他行振込手数料が数百円もかかることがバカらしくて嘆いていた時、友人から教えてもらったのがすみしんSBIネットバンクの存在でした。

当時は月3回までは、他行振込手数料が無料だったので、おかげで長男が大学を卒業するまでの4年間は、振込手数料をかけることなく家賃を振り込むことができました。

大学生の子どもの家賃振込を手数料無料で自動化できるSBIネット銀行

「定額自動振り込みサービス振込手続き完了のお知らせ」がメールで届きました。大学生の次男のアパートの家賃は、次男名義の通帳...

soratohana.com

2017.02.28

現在、すみしんSBIネット銀行は、取引条件により他行振込手数料が無料となる回数が違いますが、基本ランク3の私は、月7回までは他行振込手数料が無料です。

大学生の娘の家賃の支払いに利用しているほか、意外と役立っているのが地元の業者への支払い。
例えば、庭木を剪定してもらったり、家の中の修理などをしてもらうと、地元の業者は「払込取扱票」を郵送してきます。

これを持って自分でゆうちょ銀行などへ出向いてATMで支払うわけですが、これも数百円の払い込み手数料がかかります。

しかし、すみしんSBIネット銀行ならば、パソコン上で業者の指定する銀行口座へ振り込むことができます。
自宅にいながら、しかも振込手数料は無料で。

また、私の場合イオン銀行も月5回までは他行振込手数料が無料です。

これらを最大限に活用し、最近は家にいながら自分名義のイオン銀行またはSBIネット銀行から、自分名義のゆうちょ銀行などへお金を移動させているので、直接ATMへ出向くということが本当に少なくなりました。

少しでも無駄を省き、少しでも労力を減らした暮らし方が理想です。