圧力鍋で豚の角煮を作りました。
我が家の子どもたちは豚の角煮が大好きなので、お盆やお正月などの帰省に合わせて必ず作る定番メニューです。
豚肉と大根と調味料を圧力鍋に入れて加圧するだけで、とろっとろの豚の角煮が簡単に出来上がります。
圧力鍋でつくる豚の角煮の作り方
今回は2kgの豚バラ肉を購入しました。
一度にこんなに多くの豚の角煮を作るのは初めてです。
▪豚バラブロック 2kg
▪大根 1本
▪塩コショウ
*圧力鍋に入れる調味料*
●水 150ml
●醬油 60ml
●料理酒 50ml
●みりん 50ml
●砂糖 大さじ3杯
●はちみつ 大さじ1杯
●生姜の薄切り
●ローリエ(あれば)
豚バラ肉は塩コショウをして、適当な大きさに切ったら、油をひかないフライパンで表面をこんがり焼いていきます。
豚肉が多すぎて、2つのフライパンを駆使して焼いています。
豚肉の表面を焼くのは、脂を出すためと肉の臭み抜きも兼ねています。
豚肉を焼いただけなのに、すでにこんなに脂が出ました。
焼けた豚肉からどんどん、圧力鍋に入れていきます。
豚肉の上に半月切りにした大根と、ネギの青い部分、生姜の薄切りを入れます。
ローリエも2枚入れています。
最後に調味料を全部入れて20分加圧します。
ちなみに使っている圧力鍋は5.5Lサイズのもの。
このサイズで、豚肉2kgと大根がギリギリ収まりました。
圧力鍋の圧が自然に下がるまで放置したら、完成です。
豚肉や大根がヒタヒタの煮汁につかっているように見えますが、表面はラードです。
冷めると真っ白にラードが固まりますから、それを取り除いてから冷凍保存袋に入れて冷凍します。
豚の角煮を宅配便で送る
「年末、帰省します」と、長男から連絡があったのが1カ月前。
それに合わせて、次男と娘も帰省する予定でした。
お盆とお正月の年に2回は帰省している子どもたちですが、新型コロナウィルスの影響で今年の夏は帰省しなかった長男。
なので今回のお正月に家族5人がそろうのは、1年ぶりになるはずでした。
しかし、数日前。
断腸の思いで、子どもたちへは「帰ってくるな宣言」を発令しました。
感染者は連日増加の一途であり、秋田県でも感染者が増えてきたからです。
地域を超えての移動は、自粛することを決断しました。
毎年帰省する子どもたちへ「何食べたい?」と聞くと3人とも口をそろえて「豚の角煮」と答えます。
我が家の子どもたちが大絶賛する豚の角煮なのです。
お正月は子どもたちへ、あれもこれもいろんなものを作って食べさせようと思っていたのにな・・・。
1年ぶりに家族みんながそろって、いろんな話をしたいと思っていたのにな・・・。
それができなくなってとても悲しいけれど、しかたがありません。
豚の角煮は、完全に冷ましてから冷凍保存袋に入れていったん冷凍します。
それを保冷バッグに入れて、そのほか地元の食べ物やお菓子を段ボールに詰めて、子どもたちへ宅配便で送ります。
生きていればいずれまた会える日が必ず来るんだもの。
それまで、元気に楽しく暮らしていくことを誓って、子どもたちへ荷造りします。
しかし・・・。
夫と2人のお正月。
どうするべ・・・。
コメント
よく決断なさいましたね。
そのお気持ちが報われますように。
ひとりびとりが少しずつ我慢したり控えたりする、その集積が
医療の負担を減らしてくれますように。
さすがそらはなさん!相変わらず見習う事がたくさんあります。
子供さんに母の愛が伝わりますね
にこにこシュウちゃんさんへ♪
離れて暮らしていても、子どもが楽しく幸せに生きていればそれでいいです(#^^#)
次に、子どもたちに会えるのはいつになるかわかりませんが、お互い元気に生きていくことが、その先の未来につながると信じてます!(^^)!
匿名さんへ♪
おいしいものを食べると、ついつい「子どもたちにも食べさせたい」と思ってしまいます。
案外、子どもたちのほうがおいしいものを食べているのかもしれないけれど・・・(^-^;
コロナが収束して、自由にいろんなところへ行けるようになればいいけれど、自分が今できることをやっていくしかないのですもんね。