桜が開花したかと思ったら、あっという間に満開になろうとしています。
あわてました。
なぜなら、畑の土作りが全然進んでいなかったからです。
種を蒔く時期
一般的に、ソメイヨシノが開花する頃が、種まきに適した時期だと言われています。
桜の花が咲く頃になると、霜の降りる心配もなくなるからです。
とはいえ、ここは秋田。
一般的な話を鵜呑みにしてはいけません。
それでも、家庭菜園を始めた頃は、張り切りすぎて、4月上旬に畑仕事を始めました。
▲直播したゴーヤの種から発芽
ゴーヤの種を畑に直播して、1ヶ月が過ぎても発芽しないー!と吠えたこともありました。
▲トマトの苗の定植は1番花が咲いた頃
お店に売られていたトマトの苗をいち早く買ってきて、4月に中旬に苗を定植したら、その後の爆弾低気圧による強風でトマトの茎が折れてしまったこともありました。
▲きゅうりの苗
ならば!と、きゅうりの苗を風から守るべく、保温キャップを被せて挑んだこともありましたが、保温キャップが強風でどこかへ飛ばされていたこともありました。
植物は、早く植えれば早く育つというものではありません。
成長に適した時期があるということを、この数年間で学んだので、昨年は種まきや苗の定植はゴールデンウィーク明けに行いました。
春が短く夏が長い
しかし、昨年の猛暑。
春は駆け足で通り過ぎ、夏がいつまでも終わらない。
秋田で1カ月以上、昼も夜もエアコンを切ることができなかったのは初めてでした。
地球温暖化の影響で、今後はこんな感じの気候になっていくのでしょうか。
だったらゴールデンウィーク明けに種を蒔くのでは遅いのではないだろうか?
素直に、ソメイヨシノの開花の時期に家庭菜園をスタートしたほうがいいのではないだろうか?
とかなんとか、あれこれ考えていたら、桜が急に開花して、急に満開になっちゃったんですよね。
というわけで、あわてて畑に堆肥をまきました。
今年は、牛フンのペレットタイプでいきます。
バラバラ撒いて、耕うん機でザクザク耕して・・・というところまではできましたが、畝までは作れませんでした。
次の休日は、どうか晴れでありますように。
それにしても、家庭菜園をやるようになってから、季節の移り変わりにとても敏感になりました。
桜の花が咲くまでに畑の土づくりをするとか、気温の変化に合わせて種を蒔くとか、「お天気を読む」ようになりました。
また、季節が巡ってくるたびに、今年も桜を見ることができたとか、紫陽花の花がきれいだったとか、1日1日を愛おしく感じるようにもなりました。
歳を重ねるごとに、感性が研ぎ澄まされていくようです。
歳をとるのも、まんざら悪くはないなぁと感じる今日この頃です。
コメント
そうなんですよね〜、今までの北国の経験と常識が、通用しなくなりつつある昨今・・・
去年も、暖かくなって桜が咲いて散って、それからしばらく寒くて、その後どーんと暑さが来て、暑くて暑くて暑くて、最高気温は東京より高い日が続いて、そして暖冬とはいえしっかり冬は冬ですもん。豪雨もありましたしね。
今年も先週から暑いけど、その前までずっと霜注意報出てましたもん。最低気温見ると5℃以上なんだけど、所によっては霜が降りる冷え込みとなる可能性がとか言ってて、でもって最高気温は高くて、農家の人大変だろうなと思いました。
暑くなるけど、でもやっぱり北国は、夏野菜の植え付けは焦らずに、という気が白雪はしています。特にヤマセはよくないです!
でも、ホント見極め難しい〜( ・ั﹏・ั)
白雪、2〜3日前にマリーゴールドの種まいたんですけど、日中暑すぎたかも。そして芽出し(予定)の頃また寒いかも。どこでどうやって管理したらいいか、悩んでます。
園芸やってると季節の移り変わりに敏感になりますよね。
ペレット堆肥、ちょっと高いけど楽でいいですよね(^^)
畑、いよいよ本格始動ですね♪今年のお話も楽しみにしてます✨
白雪さくらさんへ
昨日はポカポカ陽気だったのに、今日は肌寒かったです(*_*)
ヤマセはダメですね~。
一気にやられちゃいますよね。
気温のふり幅が大きくて、「例年」というのがあまり役に立たなくなってきているような気がします。
とはいえ、農家さんとちがって家庭菜園は趣味ですから、ダメならダメで来年の課題にするしかないですね・・・。