今年もありがたいことにボーナスをいただきました。
さて、ボーナスの使い道ですが、我が家の場合はとてもシンプルです。
それは、ボーナスは元々ないものと思って生活しているので、使い道は特にありません。
全額貯金します。
ボーナスをあてにしないと、ストレスフリーな家計管理ができます。
ボーナスの使い道
ボーナスは全額貯金と言いましたが、実はウソです。
夫も私も、各自がボーナスの1割をおこづかいとしていただき、残りを貯金します。
つまり、ボーナスの使い道は、ほんの少し自分の自由になるお金をいただくこと。
そして残りが全額貯金です。
子どもたちが小さかった頃は、ボーナスの主な使い道は家族旅行でした。
しかし、子どもの成長とともに部活や受験が重なるようになり、大々的に旅行は行かなくなりましたので、その頃からボーナスは全額貯金をしていたと思います。
もともと物欲もあまりないほうなので、ボーナスが出たらあれが欲しいとかこれを買おうと思ったことがありません。
ボーナスはあてにしない
私も夫も、バブル期に就職しました。
私は、バブルとはあまり関係ない職業でしたが、夫の会社はバブルの恩恵を受け、ボーナスも20代にしては多かったと思います。
そんな時代に結婚し、社宅暮らしで家賃はほとんどかからなかったものですから、どんぶり勘定な家計管理でも余裕で暮らしていけました。
だけど、常に危機感は持っていましたよ。
それは、いずれ私が妊娠、出産、子育てで仕事を辞める日が来るかもしれないということ。
夫1人のお給料で、子どもを育てていくのは大変だろうなぁという思いが常にあったので、最初から夫のお給料だけで生活するようにして、私のお給料は全額貯金するようにしていました。
そして、ボーナスもあてにしないように努めました。
あてにしないというのは、日々の生活の予算をボーナスから補填しないということ。
例えば、車検費用や車の税金などの出ていくことがわかっている固定費を、ボーナスから予算を取るということはしません。
毎月のお給料から積み立てていくのです。
車の維持費に年間12万円かかるのなら、毎月1万円を車費として積み立てる。
ただそれだけです。
もちろんボーナスで旅行もしましたし、車の購入資金にもあてました。
けれども、それは貯金がいくらあるのか把握しているからこそ、予算を組み計画を立てることができるのです。
ボーナスで旅行しよう!ではなく、お金が貯まったから旅行しよう!という考え方です。
ボーナスが本当になかった時代も経験した
3番目の娘が生まれた頃には、バブルがはじけて日本経済は相当冷え込んでいた時代。
夫の会社でも、とうとうボーナスがカットされました。
同じ社宅の奥さんは、車のローンをボーナス払いで組んでいたようで、とても大変だったと思いますが、我が家は大きな影響はありませんでした。
ボーナスは、いわばご褒美的なものですから、それをあてにして日常生活の予算を組むと大変です。
ボーナスは最初からないものと思って家計管理をするのが賢明です。
ボーナスが本当に出なくなった時代を経験したからこそ、切実に思います。
大事なのは収入がいくらあるかではない
今、思うのは、家計管理をするうえで大切なことは、身の丈に合った暮らし方をするということ。
収入に見合った生活をするということ。
収入に対して、予算をしっかり割り振って、いくらまでなら使えるのか、いくら貯蓄したいのか、そして将来どうしたいのか、しっかり目的を持った家計管理をすることが大事なのだと思います。
お金は湯水のように沸いてくるものではないし、限られた予算の中でどう暮らしていくかなのです。
そして、働いて得たお金を有効に使うこと。
必要以上に貯めこんでも、お金はお墓には持っていけませんし、お金を使わないと経済が回らない。
どうせ使うなら、やっぱり後悔しない使い方をするのが一番で、後悔しないためには、家計管理をしっかりするしかないのだと思っています。
「足るを知る」って、本当に大切なこと。
必要以上にケチることもなく、かといって身の丈以上に見栄を張る必要もなく、誰と比べることもなく、我が家の家計は我が家のものなのですからね。
後悔しない生き方とは、後悔しないお金の使い方でもあるのだと、最近しみじみ思います。
コメント
こんばんは。
いつも、興味深く、読ませて頂いてます。
「足るを知る」-稲森和夫さんの言葉を、ここで読むとは思いもしませんでした。
堅実ながら、日々の生活を楽しんでおられる様子が よく伝わるブログで、
励まされてもいます。
ありがとうございます!
また、更新、楽しみにしています!
みきぴんがさんへ♪
こんにちは(#^^#)
「足るを知る」これが稲森和夫さんの言葉だとは存じあげませんでした。
仏教用語からきたものだと思っていました。
本当に、人間死ぬまで勉強せねば!ですね。
こちらこそ、コメントに励まされました。ありがとうございます(*^-^*)