例えば、両手がふさがっている時や手が濡れている時、声だけでテレビやエアコンのスイッチを入れられたら、日常の暮らしが今より少しだけ快適になりませんか?
ましてや、それが同じ部屋の中にいなくても、外出先の離れた場所から操作できるなら、便利な世の中になったものだと、驚くことでしょう。
スマートリモコンで、私が今一番気に入っている使い方は、家に着くとお部屋がポカポカになっているという遠隔操作です。
スマートリモコンがやってきた
我が家にも、ついにスマートリモコンがやってきました。
といっても、リビングに1台あるだけなのですが、これが思いのほか快適な暮らしになって、お迎えして本当によかったと思っています。
▲スマートリモコン Nature Remo 3
スマートリモコンとは、家にあるリモコンを1台にまとめるアイテム。
テレビやエアコン、照明器具などの赤外線信号を発するリモコンを、スマートリモコンに記憶させ、スマホ1台から操作が可能となります。
さらに、スマートリモコンとスマートスピーカーと連携させると、声だけでテレビをつけたり、照明のON、OFFができるようになります。
えっ?
別に広い豪邸に住んでいるわけでもないし、部屋の中にいるのなら、テレビはテレビ用のリモコンを使えばいいし、照明は壁のスイッチを入れればいいんじゃないの?
・・・と、思いますよね?
実は私も、自分で実体験するまでは、「別にスマートリモコンなんて無くてもいいやん」って思っていました。
しかし、使ってみるとこれが本当に便利。
例えるならば、子どもの頃はテレビの本体についているチャンネルダイヤルをガチャガチャと回してチャンネルを切り替えていたのが、寝っ転がったままリモコン操作ができるようになって感動した時のよう…とか。
車に乗るのだから、ドアのカギ穴にキーを差し込んで開けたらいいやん!と思っていたことが、ドアに近づくだけでカギの開閉ができるようになった時の便利さ…とか。
ちょっと前までは、当たり前のようにやっていたことが、新機能に慣れるともう昔には戻れない…といった感覚でしょうか。
買い物から帰ってきて、両手に荷物を持っている時でも「OK!Google 電気点けて」と言えば部屋に灯りが点く。
キッチンで水仕事をしていて手が濡れている時、「OK!Google テレビつけて」と言えばテレビのスイッチが入る。
無ければ無いなりに別に困らないけれど、あればワンクッションの手間を省いてくれる便利なやつ、それがスマートリモコンだと思います。
エアコンを遠隔操作できる便利さ
そんなスマートリモコンで、今一番気に入っている使い方。
それがエアコンの遠隔操作なのですよ。
夜6時過ぎ、仕事が終わって職場の駐車場で車に乗った際に、スマホに話しかけるんです。
「OK! Google 家に帰るよ」と。
google homeのアプリは、ルーティン登録ができるので、「家に帰る」と言ったら「〇〇をする」というように設定ができるようになっています。
この機能を使って、私は「エアコンのスイッチを入れる」という設定をしています。
家に帰ると、お部屋は適度に暖まっていて快適。
同時にスマートスピーカーに「ただいまー」と言うと、リビングの照明が点灯するしくみ。
もう私、王様ですか!?
いや、王様ならそれらも全部家来がやってくれるんだろうけどさ・・・。
とにかく!
家の家電をスマート化するって、なんて便利なんでしょう。
これ、エアコンのタイマーセットではダメなんですよ。
「18時にエアコンのスイッチを入れる」といったような時刻に合わせたタイマーセットは、もしもイレギュラーな出来事があって、家に帰るのが遅くなった場合は、無駄な電力を消費してしまうことになります。
なので、スマートリモコンは自分の行動に合わせて家電を操作できる、すばらしい機能なんですよね。
外出先でも、部屋の温度や湿度がスマホから見られるので、ペットを飼っている人にとっても便利な機能だと思います。
朝は目覚めたら、とりあえずベッドの中からスマホでエアコンをONにして、お部屋が暖まったら起きる。
「OK!Google!おはよう!」といえば、今日のお天気、気温、そして私の予定を教えてくれ、最新のニュースを読み上げてくれる。
「OK!Google!いってきまーす!」といえば、エアコンもテレビも消してくれる。
まだまだ使いこなせていない機能がたくさんありそうだけど、自分に合わせたシーンを設定すれば、暮らしが今より快適で楽しくなること間違いなしです。
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