秋田新幹線こまちグリーン車初体験|お盆の混雑期でも静かに快適な東京行き

JR東日本から株主優待券が届きました。
片道運賃・料金が4割引になる、旅好きにはたまらない切符。
しかも繁忙期でも利用できるのです。

せっかくなら、この機会にちょっと贅沢を――そう思い立ち、秋田新幹線「こまち」のグリーン車に初めて乗ってみることにしました。

人の流れとは逆に

お盆といえば、帰省ラッシュで新幹線は大混雑。
けれど、私の進む方向はその波と反対。

地方から東京へ向かう列車は、驚くほどあっさり指定席が取れました。

秋田新幹線こまちは赤い車両がかっこいいのよね

改札を抜け、階段を下りた目の前に停まっているのはグリーン車両。

階段降りたら目の前がグリーン車だった

ホームを延々と歩かずに済むのも、ちょっとした特権です。

車内に足を踏み入れると、乗客は私を含めてわずか三組。

グリーン車内はガラガラ

発車してからも途中駅で乗ってくる人はおらず、東京までずっとこの静けさが続きました。

一方、車内アナウンスでは「本日は車内混雑しています」との声。普通車はきっと満席だったのでしょう。

ゆるやかな時間が流れる座席

深い色合いのシートに腰を沈めると、足元は普通車よりゆったり。
ひじ掛けも幅広で、肘同士がぶつかる心配がありません。

頭を優しく支えるヘッドクッションが心地よく、つい姿勢もほどけます。

ただ、座席そのものは想像よりややコンパクト。
こまち特有のスリムな車体のせいかもしれません。

座席脇には読書灯と充電用コンセント。

背もたれにはライトも付いていた

短いトンネルではライトの出番はほとんどありませんが、夜行なら頼もしい存在でしょう。

フットレストを起こし、背もたれを静かに倒すと、視界いっぱいに夏の車窓が広がります。

予約したのは車いす対応の一人席。隣を気にせず座れる開放感で、まるで小さな個室のようでした。

夏空の下を駆け抜ける

列車は田園を抜け、山あいを抜け、ひたすら走ります。
外は真夏の暑さでも、涼しい車内で文庫本を開けば、時間の流れはゆるやかに変わっていきます。

快適な車内で久々の読書(たたし文字がやや見えづらい…by老眼)

車内販売が二度ほど巡ってきましたが、今回は利用せず。
静かな車内と窓の向こうの景色が、何よりのごちそうです。

東京に着くころには

途中、一度だけ立ったトイレも広々としていて快適。
混雑期の普通車だと席を立つにも気をつかいますが、今日はそんな心配は不要でした。

そして気づけば、あっという間に東京到着。
それだけリクライニングシートが心地よかったということでしょう。

また乗るなら

正直、正規料金なら普通車で十分かもしれません。
けれど、株主優待でお得に乗れるなら――迷わずグリーン車を選びます。

秋田〜東京4時間座っていても腰が痛くならなかった!

混雑期に、こんなにも静かで穏やかな時間を過ごせること。
それは、ただの移動ではなく、小さな旅そのものでした。

東京駅のホームに降り立つと、熱気と湿気が押し寄せ、人、人、人!
みんな私と逆方向に足早に歩いていきます。

その人波を縫うように改札を抜け、私は真夏の小雨が降る東京へと一歩踏み出しました。

 

コメント

  1. はるまま より:

    秋田から東京までのグリーン車での小旅行!そらはなさんのブログで私も疑似体験させてもらいました^ ^
    いいですねぇ〜( しみじみ)
    東京の旅ブログも楽しみにしています
    ⭐︎

    • そらはな より:

      はるままさんへ
      いゃぁ〜。
      いろいろハプニングもありましたが、とりあえず満喫しています!

  2. さくらゆ より:

    こまちのグリーン車、シートの色も素敵ですね。そして読んでいる本のセンス!さすがそらはなさん(笑)極上のひとり時間…東京も満喫してくださいね。

    • そらはな より:

      さくらゆさんへ
      わはははは。本に注目してくださいましたかー。
      日本のあちこちを旅するようになって、学生の頃歴史を勉強しなかったことを悔やんでいます。
      でも、今からでも遅くない!
      だけど、老眼で文字を読むのが辛くなってきたのよ…。
      少しずつマイペースで勉強します。