秋田県男鹿半島にある寒風山に行ってきました。
約50年ぶりに訪れる寒風山は、想像以上に絶景でした。
そして、回転展望台は昭和な香りが漂い、ノスタルジックな気持ちがよみがえってきました。
男鹿半島寒風山
秋田県男鹿半島にある寒風山は、標高355mの山ですが、山頂まで車で行くことができます。
秋田県の海に出っ張った半島に位置し、山の大半は芝生で覆われているため、眼下に遮るものが何もありません。
つまり360度のパノラマビューが楽しめるんです。
この日は曇天でしたが、それでも男鹿半島の先の日本海まで見渡せることができました。
こちらは秋田市方面。
海岸にそって風車がきれいに並んでいるのがわかるでしょうか。
こちらは能代市方面。
遠くにぼんやり見るのが世界遺産白神山地です。
寒風山の山頂に登ったのはン十年ぶり。
近くまできても、なかなか上までは登らないというのは、地元県民ならではでしょうか。
子どもの頃、遠足で寒風山に来たことがありますが、あの頃はこんな絶景を楽しむなんてこともなく、ただただ芝生の斜面を転がっていた記憶があります。
歳をとってから再び訪ねるというのも良いものですね。
子どもの頃には感じることができなかった感動が、そこにありました。
回転展望台が昭和の香り
せっかくン十年ぶりに寒風山に来たので、回転展望台にも入ってみることにしました。
山頂に位置する回転展望台は、360度回転しているめずらしい展望台。
そして私がこの展望台に入るのは、実に50年ぶり!
昭和39年にオープンした回転展望台に私が初めて訪れたのは、4歳か5歳の頃。
なんと私、この展望台で迷子になり、館内放送で名前を連呼されるハメとなりました。
それくらい当時は大勢の人でにぎわっていたのでしょう。
しかし、50年以上の時を経た今、回転展望台は貸し切り状態。
時折聞こえるギギギギッという音は、長い年月をかけて回り続けている展望台の老朽化によるものでしょう。
そして、展望台の中に漂う香りが、なんとも昭和チックでノスタルジックな気分にさせてくれます。
13分かけてゆっくりと1周する展望台の窓に面した椅子に腰かけて、ボーっとのんびり景色を堪能するのも悪くはありません。
昭和の名残のような「記念メダル販売機」もありました。
こんなノスタルジックな展望台にふさわしく、エレベーターなんぞありませんから、らせん階段は自力で登らなければなりませぬ。
それでも、世の中の喧騒とは皆無な場所に身をゆだねると、自分の悩みなんてなんてちっぽけなことだと思い知らされます。
晴れた日や夜景はまた絶景でしょうね。
お約束、なまはげもお出迎えしてくれます。
こんなすばらしい絶景が見られる場所を、私はずっと忘れていたんだなぁ。
2020年営業期間(積雪等により変更になることがあります)
寒風山回転展望台 | 2020年3月20日(金)~ 2020年12月6日(日) 8:30~17:00 |
展望台レストラン | 2020年3月20日(金)~ 2020年11月30日(月) 10:30~15:30 |
ところで、男鹿の寒風山は世界三景のひとつであるそうな!(諸説あり)
スケールがデカい!!
ホントかどうかはぜひご自分の目で確かめてみてほしいのですが・・・、1日も早く新型コロナウィルスの終息を願っています。
▪アメリカのグランドキャニオン
▪ノルウェーのフィヨルド
▪寒風山
コメント
寒風山、写真だけでも絶景ぶりが伝わってきます!気持ちよさそ~
中国地方の日本海沿いの町で生まれ育った私は、内陸部に住む今でも、無性に海が見たくなる時があります。
娘の大学受験~新型コロナウイルス~私のフルタイム勤務復帰~娘の大学再開&引越しで、ここ半年はお出かけできてないな… ←主人と2人では、あえてお出かけしないから?(笑)
関西地方在住の息子とも、半年近く会えていません。
ああ、「〇〇できない」ばかり言ってる自分もよくないですね。
近いうちに実家に帰って、海を見に行こうと思います。パワー充電。
朝食代わりに自家製甘酒を飲んでいますが、近所のスーパーで秋田の甘酒を見つけて思わず買ってしまいました。とってもおいしかったです♪
さくらゆさんへ♪
中国地方!!未知の世界です。
いつか行けるといいなぁ。
自分が健康でさえいれば、いつでもどこにでも出かけられると思っていましたが、まさかコロナの影響でこんな事態になろうとは・・・。
でも、与えられた環境で今を楽しむしかないですものね。
さくらゆさんも海をみてパワー充電してきてくださいね(*^▽^*)
秋田の甘酒!!どこのものだろう?私も飲んでみたい~!(^^)!