平成最後の御朱印は教え言葉を自分で選ぶ　新潟縣護国神社

神社やお寺でいただく御朱印は、寺院の本尊名やお堂名が真ん中に書かれ、それに日付とご宝印が押されているものがほとんどです。

しかし、今回いただいた御朱印は、ちょっとめずらしいものでした。
それは、4つの言葉の中から自分で好きなものを選んで御朱印帳に書いてもらえるというもの。

新潟県護国神社で平成最後の御朱印をいただきました。

新潟懸護国神社の御朱印

たまたま近くを通りかかり、立ち寄ったのが新潟懸護国神社。

護国神社とは、国家に殉職した人々を祀る神社ですが、新潟縣護国神社は戊辰戦争で殉難した方々の慰霊祭を行ったことから始まったそうです。

なんの予備知識もなく立ち寄ったのですが、なんと神社が回廊になっていてびっくりしました。
しかも、芝生にはスプリンクラーが設置されていて、ものすごく設備の整った神社という印象です。

 

さらに、さらに手水場にびっくり！
センサーで人が近づくと水が出て、人がいなくなると水が止まります。
省エネ＆ハイテク！！

 

結婚式場も併設され、回廊を通っての天候に左右されない神社婚ができます。
なんだか至れり尽くせりの神社ですね。

さて、新潟県護国神社でいただいた御朱印ですが、4つの言葉の中から自分で好きなものを選ぶことができました。

4つの言葉というのは「敬神崇祖」「温故知新」「不易流行」「伝統未来」。
なんでもお正月には、神社に巨大絵馬が掲げられるそうで、そこに書かれてきた歴代の言葉だそうで。

私は、「伝統未来」を書いていただきました。
「伝統」を大事にし、それを「未来」につなげるというのは、祖先を大切にしつつ、新しいものも取り入れていこうとする、ハイテク神社にふさわしい。

御朱印は500円の初穂料で、その場で手書きをしてくださいますが、番号札を渡されて10分ほど待ちました。

平成最後の御朱印は、新潟縣護国神社の伝統未来となりました。

白山神社の金色御朱印

実は私、この日が平成最後だとはまったく気づいていなかったのですよ。
日常生活から離れて、旅に出ていると日にちや曜日感覚がわけわからなくなりますよね。（私だけ？）

なので、護国神社に寄る前に近くの白山神社へ、これまたフラッと立ち寄ったのですよ。

街の中心部にある立派な神社です。

 

が！

なに？なに？なんなの？この行列！！
社殿参拝まで、何時間待ちなの？
そんなに大人気の神社なの？（失礼）

この時、時刻は15時半頃。

と、行列最後尾にプラカードを持ったスタッフを発見。
「本日の御朱印受付は終了しました」と書いてありました。

そのスタッフの方の話によれば、この最後尾の方が御朱印を受け取れるのは、20時ころになるとか！「私、〇〇町から来たのよ！夜8時まで待ってられないわ！」とスタッフに詰め寄るご婦人も続出。

そしてようやく気付いたのですよ、私。
あー！平成最後の記念に、御朱印を求めて並んでいるのかー！と。
にしても、みんなどんだけ御朱印好きなの？（←オマエが言うな）

と思ったら、なんと白山神社では令和を記念して、4月30日～5月6日まで金色の墨汁で書かれる限定御朱印だったのですね。
しかも、平成最後となる4月30日は、3,000人が殺到したと、あとでニュースで知りました。

もちろん私は、白山神社をぐるっと一周して帰ってきましたよ。

 

金色御朱印には、ちょっと惹かれましたけど、神社巡りあっての御朱印で、御朱印をもらうために4時間も5時間も並ぶのは、なんだか違うような気がして・・・。
いつかまた白山神社を訪れることがあれば、ゆっくりじっくり参拝して御朱印をいただきたいと思います。

さて！

令和と記される最初の御朱印は、どこになるのかなぁ。
これもまたなんだかワクワクしてきました。