一周忌 父が亡くなったあとにやった手続きまとめ

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昨年の5月、父が急逝しました。
その後は、嵐のようにやらなければならないことが次々と押し寄せて、悲しむ暇もなくあっという間に時間だけが過ぎていきました。

しかし、昨年と同じように5月はやってきて、父が逝ってしまった日と同じように新緑は芽を息吹き、つつじの花が見事に開きました。

父が亡くなったあと、私がやってきた手続きについてまとめました。

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葬儀後の手続き

お葬式までは、葬儀社の方が導いてくれることに従って、ひとつひとつやっていけばいいのであまり頭を悩ますことはありません。もちろん精神的にはまったく余裕はないので、むしろ次々とやらなければならないことを、淡々とこなしていったほうが、気持ちも楽でした。

さて、問題はお葬式が終わってから、怒涛のように押し寄せてきました。
何からやっていけばいいのか?何をどうしたらいいのか?いつまでやらなければいけないのか?そんな疑問はたくさんありますが、お葬式の時のように導いてくれる方は誰もいません。

しかし、途方に暮れていても何も解決しないので、手探り状態で事を進めていきました。

 

父が亡くなったあとにやったことを、まとめてみました。
あくまでも私の父の場合なので、人によっては他にもやらなければならない手続きはあるかと思いますが、参考までに。

市役所で行う手続き

1.死亡届提出

死亡届を提出すると、引き換えに埋葬火葬許可証をいただくことになります。
これがないと、火葬はもちろんお墓にも納骨できないので、火葬の前日までには死亡届は提出しなければなりません。法律では7日以内と決められています。

2.各種カード返却

死亡届を提出した際に、今後やらなければならない手続きについてまとめられた表が渡されました。これに従ってひとつひとつ確認しながらカード類をそろえました。
後期高齢者被保険者証、介護保険被保険者証、マイナンバーカード、印鑑証明カードを、2週間以内に市役所の窓口へ返却しました。
また、その時に世帯主の変更届けも提出しました。

葬儀後2週間以内に行った手続き 今後もっと大変になる予感
父が亡くなりあっという間に2週間が過ぎました。 葬儀が終わり自宅に戻ってからは、父の遺影を見るたびに悲しくて涙がハラハラとこぼれたものですが、今はやらなければならない手続きに追われ、悲しむヒマもありません。 葬儀後に行った手続き...

なお、年末調整時に父を扶養として申請したさい、父のマイナンバーを記入するように言われたのですが、マイナンバーカードはとっくに返却していていたので、わかりませんでした。結局、マイナンバーは記入しなくても大丈夫だったのですが、返却前にコピーをとっておいたらいいのかな・・・・と、その時思いました。

 

3.葬祭費支給申請手続き

後期高齢者医療費制度では、葬祭費が支給されます。
金額は自治体によって異なるそうですが、私の自治体では5万円でした。
後期高齢者被保険者証を返却したさいに、説明されたので、そのまま手続きをしてきました。

後期高齢者医療制度 葬祭費として5万円程度の支給あり 
父の葬儀が終わってから2日後、市役所へ一連の手続きをしに出向きました。 その際、後期高齢者医療制度に加入していると、葬祭費が支給されるということを初めて知りました。 たぶん広報などには、そういう情報が載っているんでしょうけど、自...

金融機関で行う手続き

1.公共料金名義変更

父名義の口座から引き落としになっていた公共料金の名義変更は、早めに行いました。
なぜなら、うちは田舎で、地方のローカル新聞に死亡広告として掲載することが多い土地柄です。よって、新聞に死亡広告が出た時点で、地元の銀行は一斉に口座を凍結します。

口座が凍結されると、当然引落はできませんから、その後の手続きが煩雑化する前に、先に名義を変更しておきたかったのですが・・・一部間に合わないものもありました。

2.相続手続き

父名義の預金は、「相続」として手続きをしなければなりませんでした。
まだ具体的に相続をどうするか決まっていなくても、とりあえず金融機関側からは、父名義の通帳のお金を配偶者や子ども名義の通帳へ移すことを急かされました。
いつまでも亡くなった人の口座にお金があるのでは、「活きたお金」にならないからだそうで・・・。

その後、誰にどのように分割するかは、どうぞごゆっくり協議してください・・・といった感じでした。(あくまでも私が受けた印象です)

年金事務所で行う手続き

これが一番やっかいで時間がかかりました。

遺族年金の手続きに3時間 今から管理しておきたいもの
父が亡くなったので、母の遺族年金受給のための手続きをしたのですが、書類作成に2時間、必要な書類をそろえてポストに投函するまで実に3時間以上の時間を要しました。 書類作成が複雑で、途中何度もくじけそうになった私に、母は 「あとでゆっく...

 

今後、高齢になればなるほど、こういった手続き関係はわけがわからなくなってくるのでしょうね。
せめて自分の必要な書類はきちんと整理して、まとめておこうと、この時強く心に誓いました。

5月に父が亡くなって、母の遺族年金の手続きは1カ月後にやったのですが、それから遺族年金が振り込まれたのは9月になってからでしたので、3か月はかかったことになります。
こういったお金に関わる手続きは、なるべく早く済ませたいと思いました。

税務署で行う手続き

父は、毎年母を扶養に入れての確定申告をしていました。
また医療費控除の申請もしておりました。

父の友人が税理士だったこともあり、こういった関係の手続きはすべてお願いしましたが、亡くなった父の準確定申告で、税金がいくらか戻ってきました。

また、相続税に関わることもすべて税理士さんにお願いしました。
単純に預金だけの相続ならば、あまり難しいこともなく私でも手続きができそうでしたが、うちは土地の測量などが複雑で、素人には手に負えなかったというのもあります。

法務局で行う手続き

土地の名義変更は、私が一人で法務局へ何度も足を運び、終わらせることができました。
登記簿が完成したのが、今年の2月のことでしたから、父が亡くなってから9か月の月日が流れていました。

土地の名義変更は、何度でも足を運ぶ覚悟があれば、一人でも必ず終えることができます。

不動産相続登記を自分でやった 効率よく手続きを行うための必要な書類と予備知識
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陸運局で行う手続き

父は、亡くなる前日も車を運転していました。
もう10年以上にもなる車でしたので、廃車手続きをしました。

これはお世話になったディーラーの方がほとんどやってくれたので、私は必要な書類をそろえるだけでした。

車は所持しているだけでも、税金がかかりますから、廃車にするのなら早めに手続きをしたほうが良いです。
先に納めていた自動車税や重量税も、あとから戻ってきました。

亡くなった父の車の廃車手続き問題
父が乗っていた車は、廃車手続きすることにしました。 10年以上経つ車でしたし、あちこちぶつけたりこすったりした形跡があります。 亡くなった車の廃車手続きは、所有者がディーラーだったため比較的簡単にできそうです。

 

そうそう、運転免許証は警察署に返納手続きに出向きました。
が、簡単な書類に記入するだけで、父の運転免許証はパンチで穴をあけてもらい、返してもらいました。
今は、私の財布の中にお守りとして入っています。

父の形見 故人の自動車運転免許証は返却義務はないけれど・・・
警察署から電話がありました。 父の運転免許証を返却してほしいとのこと。 おかしいな・・・。 亡くなった人の運転免許証は、返却の義務はないと聞いていたので、そのまま形見兼お守り代りとして財布に入れていたんだけどな・・・。 ...

父の一周忌

早いもので、父が亡くなり1年が経とうとしています。
あの日と同じように、空は青くて風は心地よい。
新緑が一斉に息吹きだし、今年も庭のあちこちで花が咲きだしました。

 

5月は、父の誕生月でもありました。

一周忌の法要は、父のために執り行うわけではなく、遺された私たち家族のざわつく心を、ひとつの区切りとして穏やかにしてくれるためのセレモニーなんです。

父はもういないけれど、父が教えてくれた生き方は、確実に私の中に生きていると思っています。

 

コメント

  1. 白雪さくら より:

    人が亡くなるって本当に大変なことだと思います。いろんな手続きってホントにわからなくて、こうしてまとめていただいてありがたいです。

    北東北の五月は最高に美しい季節だと思っています。
    まさしく「空と花の色」が映える五月は、そらはなさんとお父様にとって特別な月なんですね…。
    改めてお父様のご冥福をお祈り申し上げます。この一年本当に大変だったことでしょう。一周忌ってやっと落ち着いてゆっくり偲べるのかもしれませんね。
    やはりお寂しいことと思います。でもお父様が生きた証は確かにそらはなさんの中に息づいていますね。そらはなさんとお母様を愛し、またお二人から愛されておられるお父様は、そらはなさんの内に確実に生き続けていらっしゃいますね。どうぞご自愛ください。

    • そらはな より:

      白雪さくらさんへ♪
      自分で経験してみないとわからないことって、たくさんありますよね。
      まして、自分でお葬式やその他の手続きを執り行うというのは、人生で1度か2度。
      だから誰しもがとまどい、手探りでやっていくんだろうなぁ・・・と、今回自分でやってみてわかりました。
      父に聞きたかったこと、聞いておけばよかったことはたくさんあります。でも、いまだに父が遺した日記とか手記などは、見ることができないでいます。
      いつか目を通せる時がくるんだろうか?目を通して捨てる時がくるんだろうか?
      考えてもしかたがないので、毎日を一生懸命生きる・・・これに尽きますね。
      コメントありがとうございます。心に沁みました。