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丸い葉っぱのユキノシタは食べるよりも観葉植物として最高

またまた庭で見つけてしまいました。
食べられる野草・・・その名もユキノシタ(雪の下)。

まあるい葉っぱに美しい葉脈は、観葉植物として家の中に置きたい!と思ったのですが、なんとこのまるい葉っぱ、食べられるんですって!

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ユキノシタ発見

生前、父が剪定した枝を置いていた庭の片隅は、コゴミなどのシダ類が生い茂り、1年中湿った土地となっていました。

何年にも渡って積まれた枝は、腐敗してはいるものの、原型は留めたままで、その下の地面は虫たちの極楽です。
もっとも、湿った土地だからコゴミの生育には最高の環境なんでしょうけどね。

しかし、この積まれた枝葉だけは片付けたいので、少しずつ撤去作業を進めてきました。
そして、増えすぎたコゴミの葉っぱを間引いていると、その下にまるくてかわいい葉っぱを見つけたのです。

 

ユキノシタです。

もちろんこの時は、この葉っぱの名前すらわからなかったのですが、春になると白い小さな花を咲かせます。
しかし、シダ類に覆われていたせいか、花はどこにも見当たりませんでした。

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ユキノシタの効能

さてさて、ユキノシタは古くから民間薬として使われてきたそうで、腫れものや虫刺されなどの消炎や、解熱作用、子どものひきつけにも効果があるようです。
また保湿効果があることから、化粧水にも利用されているんだとか。

実際に、ユキノシタが入ったお茶も売られているし、口に入ったとしても害はなさそう。

白雪揚げ

さらに、ユキノシタの天ぷらは「白雪揚げ」という京料理では有名な食べ方があるんだそうで。

Cpicon ユキノシタの天ぷら by 新鮮美感

いやはや、知りませんでした。
ユキノシタという植物があることも今回初めて知ったわけで、しかも白雪揚げなどという料理が存在することも。
日本は狭くて広いんだなぁ・・・。

しかし、ユキノシタの葉っぱはけっこう硬くて頑丈なつくり。
どんなに眺めていても、おいしそうに見えないんだなぁ。

食べられるとわかれば、すぐにやってみる私ですが、今回ばかりは白雪揚げは断念いたしました。

観葉植物として最高

ユキノシタは、どんな土でも育つし、肥料要らず。
乾燥を嫌うので、水さえやっておけば育つし、寒さにも強い。
特に害虫もつかない。

となれば、手軽な観葉植物としては最高ではないですか。
見た目がまぁるい葉っぱでかわいい姿だし、白い葉脈が美しいもの。

というわけで、我が家のトイレの観葉植物となりました。
水は週に1度くらいしかやっていませんが、葉っぱは生き生きと育っています。

もともと日陰に育つユキノシタですから、家の中で日光が当たらない場所でも全然平気。
すごいラクチンな観葉植物です。

 

そして1か月が経過。
ユキノシタの葉っぱは少し大きくなり、緑が濃くなりました。

もうトイレの観葉植物としては王様です。
キング OF ユキノシタです。
こりゃぁ、いいものを発掘いたしました。

本州四国九州の半日陰の湿った岩場に自生しているそうなので、岩場に行った際には(←ふつう行くとこじゃないけど)見つけてみてはいかがでしょう。

 

コメント

  1. るり玉 より:

    こんにちは。

    日々新たな発見のお庭ですね♪
    ユキノシタ、ま~るい葉っぱが可愛いですね。
    天ぷらにしたら美味しいって聞きますが、私もやったことないです・・・(笑)
    お庭でも、お家の中でも楽しませてくれるなんて、なんていい子でしょうね!
    まんまるちゃんが、お庭の日陰でどんどん増えてくれるといいですね(*^^)
    お庭の変化、楽しみに見させていただいてます。
    草取り好きのお仲間ができたみたいに感じて、勝手に嬉しいです(笑)

    先日はお優しいコメントのお返事をありがとうございました。
    普通に暮らしているつもりでも、常に頭の片隅に不安が居座っているような、
    なんともすっきりしない日々ですが、
    なるべく楽しいことを優先して幸せの時間を積み重ねていきたいと思います(*^^)v

    「オペラ座の怪人」都市圏に観に行く交通費等々考えたら、
    地元なら4回は観れる!と計算して申し込んだんですよ( *´艸`)
    ファンと呼べるほどではないのですが、野中万寿夫さんが好きです♪
    美女と野獣のガストン役を初めて見て、その歌唱力と存在感に圧倒され、
    その後五反田のcat’sシアターに観に行った時も万寿夫さんが出ていらして。
    あの野太い声が好きです~。
    「美女と野獣」今回ディズニー映画を娘と観て感動しましたが、
    CGを駆使した映画を観た後でも「四季のクオリティの高さを改めて感じるよね」
    と話したところです。
    娘と観に行くオペラ座の怪人、楽しみです♪

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      草取りがこんなに楽しいなんて!
      1年前の自分とは真逆で、この変わりように自分でも驚いています。
      草花の名前って、ほとんど知らなかったことにも気づきますし、調べてわかれば知識は心を豊かにしてくれますね。
      私も東京へ劇団四季を観にいくときは、交通費の分であと2回は観れるよなぁ・・・といつも考えてしまいます。
      野中さんは、残念ながら一度も観たことないのですよね~。
      ガストン&フロローをぜひとも観てみたい!
      美女と野獣の映画も観ましたが、アニメの世界観を見事に表現してましたね。
      でも、映画って最高のシーンだけをつなぎ合わせてつくるのに対して、劇団四季の美女と野獣は、生の舞台ですもんね。
      劇団四季のクオリティってほんとすごい!また観たくなっちゃいました。
      オペラ座の怪人、楽しんできてくださいねっ(#^^#)

  2. 麦おばちゃん より:

    懐かしい〜❗️
    幼い頃遊んだ猫の額ほどの大阪の庭に生えていました。
    ほんとおしゃれだし、トイレに行くたびに嬉しいでしょうね

    『こりゃあ、いいもの見つけた』
    人生の、といえば大げさかもしれないけど
    生活の醍醐味ですよね〜
    そんなそらはなさん、素敵です

    • そらはな より:

      麦おばちゃんさんへ♪
      懐かしい!ということは、やっぱり北海道には自生してないのですかね?
      いろんな草花の名前を知ると、いろんなことを調べたくなり、知識が豊富になってうれしいです。
      生活の醍醐味は・・・やっぱりなんでもおもしろがって楽しむってことですよね~!

  3. とも より:

    こんばんは。
    雪の下の天ぷら。二度食べたことがあります。
    夫の実家の宴会料理で食べました。
    食感はこごみ同様に、モチッとした感じです。
    味は、はっきり覚えてないのですが、あんまり苦味は無かったような?また食べたいと思ったので、美味しかったんだと記憶してます。

    先日のフキですが、夫の実母は山椒の実と一緒に甘辛い当座煮にしてくれます。5月に入るといつも送ってきます。紫蘇の実の佃煮なども。
    裏山で自生している植物を収穫し、料理して食す。素朴だけど、とても豊かな生活ですね。
    でも最近は、高齢化で収穫するお仲間も少なくなってきたようです。
    冷蔵庫の無い時代の生活の知恵。手間はかかりますが、自然の恵みのご馳走です。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      へぇぇ!雪の下の天ぷら!やっぱり食べるんですね~(興味津々)
      しかも宴会料理とは、おめでたいおもてなし料理なんですね。
      素朴な食材が、実はとっても贅沢なものだと気づくのは、歳を重ねたからなんですよね~。
      山菜は鮮度が命ですから、すぐに下処理できる環境じゃなければ食べられませんものね。
      ああ、贅沢。
      この環境を喜ぼうっと!