例えば、イタリアンな料理を作るとき。
パスタだったりマリネだったりサラダのドレッシングだったりソースだったり。
そういうものには、オリーブオイルを使うものだというのが刷り込まれていました。
だって、たいがいのレシピにはそう書いてあるんだもの。
しかし最近、オリーブオイルの代用として使うようになったオイルがあります。
オリーブオイルが苦手です
私がオリーブオイルの代わりに使うようになったのが、グレープシードオイル。
以前姉から「グレープシードオイルがすごくおいしいよ」と勧められたのがきっかけです。
おいしいのはわかるけど、そんなお高いオイルならば、じゃんじゃん使えないよ。
と、最初は思っていました。
ところがです。
グレープシードオイルって、オリーブオイルと値段が同じくらいなんですよね。
そうだ!
サラダオイルの代用にはできないけれど、オリーブオイルの代わりにグレープシードオイルを使えばいいのだ!ということに、気づいたんですよね。
というのも、実は私、オリーブオイルの独特の香りが苦手なんです。
そのうえ、味もあまり好みではありません。
エクストラヴァージンオイルを精製し、香りや味を癖のないようにしたピュアというのもありますが、それさえもやっぱり苦手なんです。
しかし、なんとなくイタリアンなあっちら系(どっちだ)の料理はオリーブオイルという刷り込みがありました。
だから無理してでも使っていました。
でも、グレープシードオイルならば、あっちら系(どっちだ)の料理に代用できそうだし、なにより香りも味もまったくクセがありません。
しかも大好きなぶどうの種から作ったオイルです。
我が家のあっちら系(どっちだ)の料理は、オリーブオイルではなくグレープシードオイルが定番となりました。
オリーブオイルとグレープシードオイルの比較
そもそも、オリーブオイルというのは、とても体に良いと言われています。
オレイン酸という成分が悪玉コレステロールを減らすので、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を予防します。
またオレイン酸は便秘解消の効果がある他、ビタミンEが豊富です。
つまり、美容効果も期待できるんですよね。
対するグレープシードオイル。
ぶどうの種子から作ったオイルで、主な成分はリノール酸。
オリーブオイルの2倍以上のビタミンEを含むので、血行促進でアンチエイジングにも良いうえ、
動脈硬化の予防に良いとされるポリフェノールも豊富です。
なにより、無味無臭でサラッとしたオイルなので、どんな料理とも相性が良いと思います。
ただし、リノール酸を多く摂取しすぎると、アレルギー症状や炎症症状が現われてしまうこともあるようです。
いずれにせよ!
オリーブオイルもグレープシードオイルも、そしてサラダ油も、油であることには違いないのですから、過剰摂取はよくありません。
適正量を、自分の好みで使い分けるというのが一番ですよね。
私のようにオリーブオイルがちょっと苦手…と言う場合は、グレープシードオイルを代用すると良いと思います。
グレープシードオイルで作るバジルソースや大葉ソース
そんなわけで、今年はバジルや大葉を使ってソースを作る際に、グレープシードオイルを活用しています。
実は、昨年も大葉ソースを作るさいに、やっぱりオリーブオイルが苦手で、ごま油を使ってソースを作りました。
ごま油は大好きなのですが、味と香りはクセが強いですよね。
なので、大葉とは相性がよくても、バジルとはどうかなぁ・・・って思っていました。
でも、グレープシードオイルならば無味無臭。
これならバジルソースを作っても、バジルの香りが活かされておいしいソースとなります。
▪バジル 50gくらい
▪グレープシードオイル 80~100ml
▪クルミ 20gくらい
▪粉チーズ 30gくらい
▪塩 小さじ1/2杯
フードプロセッサーで攪拌しながら、好みの固さと味になるよう、オイルと粉チーズは味をみながら量を調節しています。
また、松の実の代わりにクルミを使っています。
個人的には、粉チーズ多めが好きです。
オリーブオイルがちょっと苦手という方は、グレープシードオイルを使ってみてはいかがでしょう。
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