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乃が美の食パンが自宅で焼けるなんて!パナソニックさんすごすぎです!

パナソニックのホームベーカリーは、高級「生」食パンを世に知らしめた【乃が美】のしっとりモチモチな食パンを作ることができるんです。
自宅にいながらアノ生食パンを味わえるなんて、超うれしい!
でも、本当に作れるのかな?

というわけで、さっそく買ったばかりのホームベーカリーで、食パンを作ってみました。

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おうちで乃が美が焼けるホームベーカリー

パナソニックのホームページでは、高級「生」食パン専門店・乃が美が監修したホームベーカリーで作る食パンレシピを公開しています。

ただし、このレシピはあくまでもホームベーカリー用のレシピであり、本家の乃が美のレシピではありません。

また、パナソニックのホームベーカリーの中でも、「パン・ド・ミ」が焼ける機種(SD-MDX102、SD-MT3、SD-MDX101、SD-MT2)を使用してのレシピです。

パン・ド・ミとはフランス語で「中身のパン」のこと。パンのクラスト、いわゆる皮を愉しむフランスパンに対して、中身となるクラムに味わいを求めます。
Panasonic ホームページより

私が購入したのは、SD-MT3という機種で、作れるメニューは39種。


自動で作れるパンは29種、パン生地メニューはうどんやパスタも含め5種、その他ケーキや生チョコやジャムや甘酒などなど、おそらく宝の持ち腐れになってしまうと思われる多彩なメニューが充実しています。

だけど、絶対に作りたかったのが乃が美の食パンでした。

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おうちで乃が美 材料

【おうちで乃が美 材料】

強力粉(イーグル) 250g
三温糖 35g
塩(ぬちまーす) 5g
無塩バター(よつ葉乳業) 15g
生クリーム(乳脂肪分35%) 40ml

※室温25℃以上のときは、約5℃の冷水を10mL減らして使う
160ml
ドライイースト
(サフインスタントドライイースト金)
小さじ1/2

 

ちなみに、乃が美の高級「生」食パンの材料は、小麦粉・乳等を主要原料とする食品・砂糖・マーガリン・バター・ハチミツ・食塩・パン酵母となっています。

ホームベーカリーで作るものは、ハチミツやパン酵母は使いませんから、あくまでも「乃が美風」な食パンだと思ったほうがよさそうですね。
そりゃそうか。

そして、おうちで乃が美の材料も、強力粉やバターなどメーカーまで指定されていますが、私はあるもので作ることにしました。
だいいち、ぬちまーすっていう塩ってどこに売ってるの?

私が使ったものは、カメリアの強力粉、赤穂の粗塩、雪印の無塩バター、トップバリュのドライイーストです。

おうちで乃が美作り方

1.パン羽根をセットする

羽根をセットする・・・って当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、私は過去に1度、羽根をセットしないままスイッチを押したことがあります。
結果、いつまでたっても生地は捏ねられず、パンは作られませんでした。

2.強力粉250gを入れる

計りの上にパンケースごとのせて重さを測っていきます。

 

3.三温糖35gを入れる

白砂糖よりも三温糖のほうが香ばしい香りがします。

 

4.塩5gをを入れます

付属の小さじを使っています。

 

5.無塩バター15gを入れます

特に溶かしていません。

 

6.生クリーム40mlと水160mlを入れます

なるべくケースの縁に添って入れ、中央が高くなるようにします。

 

7.本体にパンケースをセットする

セットした時点で、高くしていた中央部分が水没してしまいました。

 

8.ドライイースト小さじ1/2を入れる

ドライイーストは、本体上部のイースト容器に入れます。

 

8.蓋をしてスイッチを押す

メニュー1【パン・ド・ミ】を表示。
焼き色は【淡】を選択。
スタートボタンを押す。

あとはホームベーカリーにおまかせです。
パン・ド・ミのコースは、出来上がるまで4時間50分かかります。

今どきのホームベーカリーに驚いたこと

22年ぶりにホームベーカリーを買い換えて、技術の進歩に驚きました。
というか、家電製品は半年で新製品が出ますから、22年前といったらもはや原始時代のようなものですね。

左が今回買ったパナソニックのホームベーカリー。
右側が、22年前に買ったエムケー精工のホームベーカリー。

とてもコンパクトになり、重さも比較するとかなり軽いです。

 

付属品は、パン用の羽根とめんやもち用の羽根。
計量スプーンと計量カップ・・・と思ったら、フタ付きの生種容器でした。

生種容器は、天然酵母パンに使う生種を作る時に使うようですが、果たして私はこれを活用する日はくるんだろうか。

そしてなにより、稼働時の音がとっても静かで驚きました。
今までのホームベーカリーに比べたら、羽根が動いている時の音は1/10程度になりました。
テレビをつけていたら、ホームベーカリーが作動中だってことも忘れるくらい!

 

ドライイーストやレーズンやナッツ類を入れる場所も別になっていて、しかも自動投入してくれるので、とても便利。

今どきのホームベーカリーがなにもかも新鮮で、いろいろ作ってみたくなります。

これまで、甘酒を作るのに水筒を保温バッグに入れて温度管理をしていたけれど、このホームベーカリーなら温度管理おまかせで甘酒も作れちゃうんですよね。

作るのが楽しみになりました。

おうちで乃が美は約5時間かかって完成

そして日が暮れて、夜。
おうちで乃が美を作るためのパン・ド・ミ コースは4時間50分もかかります。

ドライイーストが通常の半分なので、じっくり発酵させて焼き上げるためには時間がかかるのもおおいに納得です。

すごーくいい香りが漂い、フタをあけると見た目にもふっくらで淡い焼き上がりの食パン登場!

 

パンケースに入れたまま1~2分ほど待ちます。
すぐに取り出すと、やわらかすぎてつぶれてしまいそうです。

 

やさしく持ったつもりなのに、パンが柔らかすぎて側面がつぶれてしまいました。

 

パンケースの羽根の周囲にも、ほとんどパンが残らないのに感動。
今までのホームベーカリーは、羽根の部分にものすごいパンが密着して、取るのに一苦労してましたから。

 

パンの底の部分も、小さな穴のみです。

室温で60~90分ほど冷ますと、より甘味が増しておいしくなるんだとか。

 

しかし、待ちきれないので1時間待たずにナイフ挿入。

 

ふわっふわで、柔らかい。
乃が美の食パンよりは、少しだけ耳がパリっとしている感じかな。

だけど、ナイフを入れてもパンくずがほとんど出ない!
それだけしっとりな食パンだってことです。

 

ほんのり甘いところも、乃が美に近い!
ただし、香りはやっぱり本家本元の乃が美には劣ります。

そりゃそうですよね。
乃が美はオリジナルブレンドの小麦を使用しているんですもの。
香りも商品価値のひとつなんですものね。

でも、ホームベーカリーでここまでクオリティの高い食パンが作れる時代なんだと、感動ひとしお!
パナソニックさん、すごすぎです!

もっとも、22年前のホームベーカリーからの買い替えならば、どんなメーカーのものでも感動すると思いますけどね。

冬の間は、ひたすら家にこもってパンを焼こう。
調子にのって、天然酵母パンなんかもつくちゃう?

いや、その前に甘酒も作ってみないとなぁ。
やりたいことがたくさんあって、幸せです。

 

コメント

  1. パンダ より:

    いつも楽しく拝読させてもらっています。

    ぬちまーすは、沖縄県うるま市にある海塩を作る会社の塩です。お土産としても有名です。私は使っています。良い味だと思います。機会があれば、ぜひ使ってみて下さい。私も久しぶりにホームベーカリーでパンを焼いてみたくなりました。

    • そらはな より:

      パンダさんへ♪
      ぬちまーすって沖縄の塩だったのですね。
      使ってみたくなりました。
      情報ありがとうございます(#^^#)