Googleフォトの容量がいっぱいになってきたので、写真の整理をしていたところ、懐かしい写真が出てきました。
それは、我が家の荒れた庭の写真。
こんな状態だったのかと、自分でもびっくりしました。
荒れた庭で、どこから手をつけてよいかわからなくても、「どうにかしたいという強い思い」があれば、自分で庭は変えられます。
庭の様子 ビフォー・アフター
Googleフォトにバックアップされていた7年前の写真と同じアングルで、現在の庭の様子を写真に撮ってみました。
【ビフォー】7年前 南西ゾーン
▲草木を燃やすドラム缶を放置していた
7年前、畑の真ん中にはドラム缶がありました。
昔、父が庭の落ち葉や枝を燃やすために設置したものですが、その後使わなくなってもそのまま放置。
無造作にタチアオイの花が咲き、雑草の中でじゃがいもを育てていました。
【アフター】7年後 南西ゾーン
▲2024年4月 日当たり良好
複数の木を伐採し、日当たり良好となった場所で家庭菜園をやっています。
【ビフォー】7年前 南東ゾーン
▲2017年7月8日
父が亡くなった翌年。
父が遺した庭を、そのまま維持しようとがんばっていた頃。
柿の木や梅の木の剪定に明け暮れ、そして挫折。
伐採する決断をしました。
【アフター】7年後 南東ゾーン
▲2024年4月28日
伐採した柿の木の根っこはついに朽ち果て、家庭菜園ゾーンが広がりました。
【ビフォー】6年前 バラの花壇周辺
▲2018年5月26日
バラの近くに生えていた松の木も伐採し、本格的に花壇づくりを始めました。
なにをどうしてよいかわからなかったので、とりあえずブロックでバラを囲ってみました。
【アフター】6年後 バラの花壇周辺
▲2024年4月28日
バラの花壇周囲にブロックを敷いて小道をつくりました。
隙間を埋めるように芝桜も植えました。
バラの花壇の中には、ラベンダー、ローズマリー、ジャーマンアイリスを移植しています。
荒れた庭を整備するには
誤解のないように言っておきますが、父は決して庭の手入れを怠っていたわけではなく、むしろマメに草刈や剪定をしていました。
しかし、広すぎる庭をゾーンで区切ることなく、空いている土地になんでもかんでも植えていたため、いつしか木は大木となり、鬱蒼と生い茂る庭となりました。
父が急逝したことで、突如庭の管理をしなければならなくなった私は、途方に暮れました。
それでも時間は待ってくれません。
嫌だ、嫌だと言っているヒマがあったら、自分で好きな庭につくり変えよう。
そう決断し、庭造りDIYをスタートしました。
荒れた庭をきれいにするには
1.庭にある不用品を撤去する
我が家の場合は、ドラム缶の他、大量の植木鉢が放置されていたので、それらを捨てる作業から始めました。
2.庭木の剪定と伐採
最初は木を活かすべく、必死に剪定をしていましたが、自分でやってみたことで私には無理だと悟りましたので、その後伐採。
日当たり良好となったことで、家庭菜園にも力が入るようになりました。
3.雑草を取る
畑や庭は雑草との闘いでもあります。
電動草刈機を使ったり、除草剤を使ったりと、雑草と格闘してきましたが、ある時気が付いたんですよね。
何も植えないから雑草が生えるのです。
だから、何かを植えればいいのです。
ここから、畑のポタジェガーデン化が始まりました。
4.花壇やブロックで区切る
広すぎる場所は、ゾーン分けをすることでスッキリと整備しやすくなります。
畑をブロックで区切ったり、花壇を作ったりすることで、管理がしやすくなりました。
▲2023年8月 リビングから眺めるポタジェガーデンの様子
父が亡くなってから今年で8年目。
毎年、1年前よりもさらに快適な庭にしよう!と、庭造りをしてきました。
自分がここでどんなふうに歳を重ねていきたいか、という想像力が、私を突き動かした原動力となりました。
今では庭が究極の癒しの場所となっています。
コメント