これまで庭造りDIYと称して、自分で平板ブロックを庭や畑に敷いてきました。
平板ブロックを敷いた場所は、地盤が固いところから柔らかいところまで様々で、敷く面積もみんな違います。
けれども試行錯誤を重ね自分でやってみたからこそ、わかったことがあります。
私の成功例と失敗例をご紹介しながら、素人が手っ取り早く平板ブロックを敷く方法についてまとめました。
平板ブロックの敷き方 成功例
初めて平板ブロックを敷いた場所は、ふだんよく通る家の南側の部分です。
我が家は二世帯住宅で、実家とは廊下で繋がっていますが、我が家の玄関から実家の玄関へ繋がる南側の部分は、土がむき出しのスペースで、毎年雑草に悩まされていた場所でした。
この部分に、平板ブロックを敷いて遊歩道を作ろうと一念発起したのが今から4年前。
当時、何も考えずにとりあえず敷いてみた平板ブロックでしたが、その上を歩くとガタガタと不安定で、それは1週間経っても2週間経っても、改善されることはありませんでした。
その上を歩いているうちに、平板ブロックが沈み込んで安定するんじゃないか?とも思ったのですが、そもそも土台となる地面が水平じゃないので、無理がありました。
そこでやり直し。
今度は角材を用いて、水平に地面を慣らし(たつもり)、そこへ平板ブロックを並べていきました。
結果、ガタつかない遊歩道が完成しました。
この頃は、水平器を使って平板ブロックを水平に保つという発想はまるで無かったのですが、成功した要因のひとつは、もともとここの地盤が固くて、そこそこ平たい場所だったから。
なので素人の目分量でブロックを並べても、そこそこ水平さが保たれたのでしょう。
その後、平板ブロックの横には防草シートの上に砂利を敷き、芝桜も植えました。
毎年、満開の芝桜を眺めては、素人作業ながらうまくいったなぁ…と、にんまりしています。
平板ブロックの敷き方 失敗例
調子にのった私は、翌年家の西側のスペースに平板ブロックを敷くことを考えました。
ここは、ふだんあまり立ち入らない場所で、気が付くと雑草天国と化す場所です。
当時は、栗の木や梅の木もあったので、虫たちの住処ともなっていました。
木を伐採したことにより日当たり良好となった西側のスペースの雑草対策として、ここに平板ブロックを並べることにしました。
ここは、ブロックを敷く面積が大きかったこともあり、ブロック同士の隙間から雑草が生えてくることを防ぐため、防草シートを敷いてから平板ブロックを並べることにしたのですが、これがまるでうまくいきませんでした。
なぜなら土台となる地面を水平にならしているわけではないので、防草シートの上に平板ブロックを並べると、ブロックの水平微調節ができないのですよ。
そこで、今度は防草シートの上に砂を撒き、その上に平板ブロックを置いて、ゴムハンマーで叩きながら水平にならしていきました。
苦労の甲斐があって、そこそこきれいに並べることができました。
しかし1年後、ここの平板ブロック敷きは失敗だったことを悟ります。
ブロックの隙間から雑草が生えてきて、簡単には抜けない状態となったのです。
雑草は、平板ブロックの下の砂を目指して毛細血管のような根を張り巡らし、そこに根付いてしまったのです。
防草シートを敷いた意味がまるでなくなってしまいました。
素人が手っ取り早く平板ブロックを敷く方法
家の西側に敷いた平板ブロックが失敗に終わったので、ここの平板ブロックを取り外し、今度は畑のど真ん中に道を作ることにしました。
今年は、畑で野菜の収穫とお花の鑑賞も楽しめるようなキッチンガーデン(ポタジェともいう)を作ろうと思ったからです。
畑は、毎年耕している場所なので、土壌も柔らかくフカフカです。
そこへ、平板ブロックを敷いたら、沈みこむのは当たり前です。
そこで、今年初めて導入したのが水平器です。
地面は、足で何度も踏み固めてから、その上に砂を撒き、平板ブロックを敷いていきました。
ブロック1枚1枚を水平器で測り、ゴムハンマーで叩いて調節しながら並べました。
水平器があるのとないのとでは全然違います。
作業時間も大幅に短縮でき、平板ブロックもきれいに並べることができました。
畑のど真ん中に道ができました。
人が歩く分には全然ガタつきません。
畑は、奥にいくにしたがって下りになっていたのですが、水平器のおかげで土を盛りながら最後まで水平にブロックを敷くことができました。
万歳!
平板ブロック敷きも、素人卒業かなっ?←すぐ調子にのる
まとめ
庭造りDIYで、自分で平板ブロックを敷くための必需品は
▪砂
▪ゴムハンマー
何事も、Do It Yourselfだからわかったことでした。
まだまだ庭造りは続きます。
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