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養老保険が満期となってあらためて投資信託積立のすごさを知る

かんぽ生命から届いたお知らせは、もうすぐ満期となる保険金がおりるというもの。
11年前に契約した普通養老保険ですが、満期金をみて少しため息が出ました。

11年前は、投資の「と」の字も知らなかった私。
今になってあらためて投資信託積立のすごさを感じています。

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満期となった保険金はいくら?

11年前に契約したかんぽ生命の養老保険。
昔から、ある程度お金が貯まると、定期預金に入れていましたが、銀行の金利も下がる一方でしたので、貯蓄目的で養老保険に入りました。

2010年当時、銀行の定期預金の金利は0.5%ほど。
もっとも今の金利0.01%に比べたら、50倍もあります。

しかし私は、バブル期の5%時代の金利を知っているだけに、0.5%という数字に対して、もう銀行に預けてもお金は増えない時代なんだと思いました。

さて、そんな思いで契約したかんぽ生命の普通養老保険。
11年満期のプランに一括で預けたお金は194万円(端数切捨て)。

これが満期となれば200万円+配当金が付くというものでした。

そして11年の月日が流れ、このたび満期となるお知らせが届きました。

200万円についた配当金は、3,000円ほど
2003,000円を受け取ることになりました。

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お金について何もわかっていなかった

今ならばよくわかります。
200万円のお金を0.5%の金利で10年間預けていれば、単純計算しても10万円の利息が付きます。

つまり、貯蓄目的で契約した養老保険よりも、黙って定額預金にしていれば、利息の面でははるかにお得でした。
ただし、養老保険はあくまでも保険商品ですから、契約中に万が一のことがあれば、死亡保障として倍額の400万円の保険金が下りることになります。

ちなみに被保険者は長男。

でも私、長男が亡くなるなんてことはこれっぽっちも思っていませんから。

だけど、当時は投資なんていう考えもこれっぽっちも思ったことがなくて、私の頭の中には定期(定額)に入れるか、貯蓄目的の保険商品に加入するかの二択だったのです。

投資信託積立運用実績

そんな私も、長男が大学生になってから節約魂に火が付き(←遅い)、投資というものも少しずつ勉強し始めました。

投資は、まとまったお金がないとできないものだと思っていたし、リスクも伴うものだという固定概念がありましたが、投資信託積立という少額から始められる投資があることを知りました。

毎月一定額が口座から引き落とされるので、感覚としては積み立てているのと同じです。
しかも、運用はプロの方におまかせなので、実はそんなに詳しく勉強しなくても大丈夫なのです。(←そうなのか?)
また、積み立てることにより分散投資ができるので、リスクの軽減が期待できます。

現在、投資信託積立は3本運用していますが、中でも2015年から始めたインデックスファンド外国株式のものがもっともハイリターンとなっています。

毎月3万円を積立投資していて、これまで積み立てた総額は195万円。

この評価額は現在、約295万円となっていますから、投資が生み出したお金は100万円です。

銀行に100万円を預けても、利息10円の時代ですから、あらためて投資のすごさがよくわかります。
そして、貯蓄目的の養老保険も、11年間の配当金はわずか3,000円しかありませんでした。

満期となった養老保険は、今年大学4年生となった娘の授業料と仕送りプラスαに充て、投資信託積立額をもう少し増やしていくことを目論んでいます。

ただし、積立投資は、元本保証がないことや売却益に課税されるなどのデメリットもあります。

なお、積立NISAという非課税制度もありますが、私は利用していません。
あと20歳くらい若かったら積立NISAは非常に魅力的ですが、50代の私は今後投資に回しているお金を少しずつ現金へシフトしていかなければならないと思っているからです。

なにかにつけて、若さがうらやましく思えるこの頃です。

 

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