【60歳夫婦2人暮らし】ふるさと納税を続ける理由|節税以上の“価値”とは

60歳、夫婦ふたり暮らし。
派手な買い物はもうしません。
流行を追いかけることもありません。
それでも、「納得できるものを選ぶこと」だけは、これからも大切にしたい。

ふるさと納税を続ける中で、その価値をあらためて感じています。

お得だから、だけではない

制度としてありがたいのは、もちろんです。
でも、それ以上に感じているのは――
自分の知らなかった世界が、静かに広がっていくこと。

いつものスーパー。
いつもの売り場。
いつものブランド。

安心はあるけれど、その範囲だけを見ていると、どうしても世界は狭くなりがちです。

ふるさと納税の返礼品は、そんな“いつもの棚”の外側にある商品を、ある日ふいに食卓へ連れてきてくれます。

箱いっぱいに届いた見慣れないパスタ

その名前を見たとき、
「こんなメーカーがあったんだ」と、素直にワクワクしました。

日本には、地元の“ちゃんとしたメーカー”がある

今回届いたのは、麦の匠スパゲッティ。
製造は奥本製粉。
普段の生活ではまず出会わない名前です。

カルボナーラにしていただきます

ひと口食べると、派手さはないのに、まっすぐで、誠実な味。
奇をてらわない、実直さがありました。

調べてみると、昭和初期から地元で製粉を続けてきた老舗企業。
大きな宣伝をするわけでもなく、
黙々と品質を守り続けてきた会社だと知りました。

「この味の素直さは、こういう背景から生まれているのか」
そう思った瞬間、ただのパスタが、“誰かの積み重ねた時間の結晶”に見えてきました。

日本には、こうした静かな努力を続けるメーカーが、きっとまだたくさんある。
その存在に気づくだけで、心がふっと豊かになります。

60歳からの消費は「応援」に近い

若い頃は価格重視。
子育て中は効率重視。

「安くて早くて、そこそこおいしければいい」
それは必要な選び方でした。

でも今は、少し違います。
どこで作られているのか
どんな会社なのか
どんな人が、どんな思いで続けているのか
そんな背景に、自然と目が向くようになりました。

「麦の匠」は大阪府貝塚市の返礼品

ふるさと納税は、節税の仕組みであると同時に、地域のものづくりをそっと支える仕組みでもある。
そう思うようになってから、返礼品の選び方が変わりました。

世界は、まだまだ広い

遠くへ旅行しなくても、高価なものを買わなくても、知らなかった土地の、知らなかったメーカーの商品が、ある日ふつうの夕食として並ぶ。

それだけで、暮らしは少し広がります。

60歳、夫婦ふたり暮らし。
これからの時間は、若い頃のように無限ではありません。
だからこそ、大きな冒険ではなくてもいい。
日々の中の“小さな発見”を大切にしたい。

ふるさと納税は、私たちにとっての「静かな冒険」。
これからの暮らしに、ちょうどいい広がりを与えてくれる制度なのだと思っています。

 

 

 

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