友人から、「ふるさと納税をやってみたいけれど、なにをどうやっていいのかわからない」と言われたので、私のやり方をざっくりと説明しました。
昨年から楽天でふるさと納税を始めた私ですが、ポイントさえ押さえれば簡単にできるものだと思いました。
楽天ふるさと納税を始める前に
ふるさと納税という言葉は、いまやすっかり定着しましたが、利用している人は2割程度なんだとか。
私も昨年から始めたばかりなので、偉そうなことは言えませんが、実際に始めてみると「やらないよりはやったほうがお得」だと思っています。
では、ふるさと納税をやらない人たちの理由はなんなのでしょう。
「申し込みの仕方がよくわからないから」というのが半数近くになります。
そこで、私がやっている楽天ふるさと納税のやり方について、簡単に説明いたします。
▪楽天市場に会員登録している
▪医療費控除などの確定申告をしている
という前提でお話いたします。
楽天ふるさと納税の始め方
1.自分の年収を把握すること
ふるさと納税は、自己負担2,000円で寄付をした自治体から返礼品が届くので、いくらでも申し込めばお得になるかといえば、そうではありません。
自分の年収に応じて、控除限度額が決められています。
つまり、限度額を超えて寄付をすれば自己負担はどんどん増える一方で、お得感はまるでなくなってしまいます。
ふるさと納税を始める前に、自分の年収を把握し控除上限額を知っておきましょう。
2.控除限度額を知る方法
楽天ふるさと納税では、自分の年収などを入力するだけで、控除上限額がわかるかんたんシミュレーターがあります。
年収、家族構成、扶養家族の有無などを入力すると、おおよその上限額がわかります。
ただし、限度額はあくまでも目安です。
上限ギリギリまで寄付を申し込むと、後になって実は上限額を超えていたなんてことにならないよう、上限額から少し下にして余裕を持って寄付をしています。
3.ふるさと納税は11月以降にやるようにしている
かんたんシミュレーターで、自己負担額が2,000円を超えずに寄付できる上限額がわかったら、あとは申し込めばいいのですが、私はなるべく11月以降にふるさと納税をするようにしています。
なぜなら、かんたんシミュレーターでわかった寄付の上限額は、あくまでも昨年の収入で出しているから。
今年の収入は、12月31日までは正確なところはわからないのですよね。
もし、私がこのあと大きな怪我や病気で長期入院を余儀なくされたら?
仕事を休むことによって、給料は激減するでしょう。
すると今年の収入は昨年よりも減ることになります。
ということは、寄付の上限額も当然のことながら少なくなるってことです。
年末になると、欲しい返礼品がなくなっている・・・なんてこともあるようですが、私はその時あるものの中から選ぶので問題ありません。
4.楽天市場で買い物するのと同じように申し込む
あとは、楽天ふるさと納税のサイトから、欲しい返礼品・・・いやいや、寄付をしたい自治体を選んでクリックします。
私は、食費の節約になるもので、昨年はお米と肉と魚をチョイスしました。
もちろん、楽天市場で買い物する時と同様、口コミもチェックしています。
楽天ふるさと納税申し込み時の注意点
楽天ふるさと納税は、楽天市場で買い物する感覚でポチっと押すだけですが、ここで注意点。
ワンストップ特例申告書の送付を【希望しない】を選びます。
私は毎年2月に確定申告をしていますので、ふるさと納税の申告も自分で行います。
【希望しない】を選ぶと、寄付をした自治体からは【寄付金受領証明書】が封書で届きます。
これを大事に保管し、確定申告の時に添付します。
また、楽天ふるさと納税の最大の魅力は、お買物マラソンなどのイベントの対象となるということ。
ふるさと納税も、ショップ買い回りの1店舗として計上されます。
キャンペーン時期に上手に利用すれば、ポイントで自己負担2,000円も賄えるかもしれないってことです。
どうせやるなら、楽天市場のキャンペーン時にふるさと納税したほうがお得ですよね。
税額通知書で確認することを忘れずに
ふるさと納税は、自己負担2,000円を除いた寄付金が戻ってきます。
これがいつどういう形で戻ってくるかというと、自分で確定申告した場合はちょっとややこしい。
所得税は申告した年に還付金として戻り、住民税は寄附を申告した翌年度に差し引かれるという二本立てだからです。
今年6月に届いた「給与所得等に係る市民税・県民税・特別徴収税額通知書」には、寄付控除として市民税と県民税の控除額が記されていましたが、寄付金額-2,000円よりもちょっと少なかったんですよ。
つまり、所得税分の還付金は今年の年末調整で戻ってくるってことですよね?
微々たるお金ですが、ここもきちんとチェックしようと思います。
楽天お買物マラソンのエントリーはお忘れなく。
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