初めての明治神宮 木霊(こだま)のお守りに惹かれた理由

原宿駅を降りてすぐ。
鳥居をくぐった瞬間、空気が変わりました。

ここ、本当に渋谷?
そう思わずにはいられない静けさと、深呼吸したくなる森。

「都会のオアシス」という言葉は、きっとこの場所のためにあるのだと思います。

明治神宮の歴史

明治神宮は、明治天皇と明憲皇太后をおまつりする神社。

全国から集められた木々と、人々の手によってつくられた杜が、100年以上の時間をかけて今の姿になりました。

ただの散策路ではなく、誰かの想いの上を歩いているような感覚。
それが、この参道の心地よさなのかもしれません。

思っていた以上に大きかった、日本一の大鳥居

明治神宮大鳥居

南参道を進むと現れる日本一の大鳥居。

大きいのに、圧がない。
ただ、静かに立っているだけなのに、自然と背筋が伸びました。

 

足元の砂利に水をまく散水車。
東京の乾燥した冬を思わせる、そんな風景も印象的でした。

明治神宮へのアクセス

明治神宮の杜の総面積は約70万㎡(東京ドーム約15個分)。
広大な敷地なので、入り口も南参道、北参道、西参道と、3箇所あります。

 

【明治神宮へのアクセス】
■原宿口<南口>
JR山手線「原宿」駅
東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅
■代々木口<北口>
JR山手線「代々木」駅
都営地下鉄大江戸線「代々木」駅
東京メトロ副都心線「北参道」駅
■参宮橋口<西口>
小田急線「参宮橋」駅

今回私が通ったルートは原宿口の南参道から。

明治神宮南参道

駅を降りてすぐ目の前に鳥居が立っているのですが、その鳥居をはるかに超える椎・樫などの照葉樹が生い茂っているのに驚きました。

88度に曲がる道で、ちょっと得した気分

88度の曲がり角

本殿へ向かう途中、道は直角ではなく88度に曲がっています。
末広がりで縁起がいい角度だそう。

知らなくても困らないけれど、知っていると、歩くのが少し楽しくなる。
明治神宮には、そんな仕掛けがたくさんあります。

ひとつに見えて、ふたつ。夫婦楠に立ち止まる

夫婦楠

本殿の横に立つ、夫婦楠。
最初は1本の大木だと思いました。
でもよく見ると、2本の楠が並んで立ち、枝葉を重ねて、ひとつの形になっています。

 

人との縁は、人生を大きく左右する。
そう信じている私には、この木の姿が強く心に残りました。

 

清正井で、気持ちがすっと静まる

清正井

御苑にある清正井は、想像以上に静かで、澄んでいました。
水がこんこんと湧く音を聞いていると、心の中のザワザワまで、少しずつ沈んでいくようで。

パワースポットという言葉より、
「気持ちが整う場所」という表現のほうが、しっくりくる気がします。

 

どうしても欲しかった「木霊(こだま)」

お守り「木霊こだま」

明治神宮で、これだけは買おうと決めていたものがあります。
それが、木霊(こだま)。

剪定された木から作られた木製の鈴は、音も木目も、ひとつとして同じものがありません。

森が育ち、手を入れ、また次へつなぐ。
その循環が、この小さな鈴に詰まっている気がしました。

 

漆塗りのこだま

ちなみに、友人が買ったのは漆塗りのこだま。
漆の高貴な感じが重厚感ありますね。

 

この「こだま」は、お守りなどが売られている授与所にありますが、なんと!並べられていません。

授与所をのぞいてみて、こだまがなかったのでガッカリしたのですが、試しに聞いてみると「ありますよ」と後ろのほうから出してきてくれました。

美しい文字に、しばし見とれる御朱印時間

御朱印受付

御朱印受付で待つあいだ、目の前で書いてくださる文字を眺めていました。

さらさらと迷いのない筆運び。
きれいな文字には、それだけで力があります。

 

芸は身を助く。 ふと、そんな言葉が浮かびました。

おみくじの代わりにいただく「大御心」

明治神宮には、いわゆるおみくじがありません。
代わりにあるのが、明治天皇や明憲皇太后の和歌「大御心」。

私が引いたのは、
「心が素直であれば、明るい人生の出発点になる」
そんな意味の一首でした。

静かに、胸に沁みます。

また来る理由が、もうできてしまった

気づけば、2時間以上も滞在していました。
それでも、全部は見きれなかった。

 

社殿の修復が終わったら、また来よう。
今度は、隠れハートも探しながら。

 

 

帰りに立ち寄ったカフェで飲んだカフェラテが、いつもよりおいしく感じたのは、きっと気のせいじゃありません。

 

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