真っ赤に色づいたトマトの実が、見事にきれいにもぎ取られ、しかも半分以上食べられていた…あの日の朝。
犯人はおそらく、夜な夜なやってくる“あの訪問者”。
対策として始めたのが、排水口ネット作戦でした。
あれから10日。
新たな展開がありました。
排水口ネットで被害ストップ!虫にも効く二重の効果
赤くなりかけたトマトに、ストッキングタイプの排水口ネットをかぶせてみたところ……
これが大正解!
被害はピタリと止まりました。
まさに“かぶせるだけ防御”で、夜の侵入者をシャットアウト。
しかも、意外な副産物も。
虫による穴あき被害もゼロになったのです。

ひたすら排水口ネットを被せる
トマトの甘い香りに誘われてやってくる虫たちも、ネットのバリアに阻まれてアクセスできず。
通気性もあるので蒸れることもなく、トマトの成長を妨げることもありません。

大切な我が子を守るためなのよ
調子に乗って、そこそこ育った実にはすべてネットを装着。
「これで完璧!」とホッとしたのも束の間でした──。
ネットが破られた!?まさかの突破劇
いつものように、朝、畑を見回っていたら、トマトの下になにかの残骸が…?

あああああーっ!ネットごと食いやがってるー!
よく見ると、ネットごと地面に落ちたトマトで、実はほとんど食べられていたのです。
しかも、トマトの茎は引きちぎれたような痕跡。
排水口ネットは、ズタズタに裂かれていました。
さらに、さらに!
別の株のトマトは、ネット越しにかじったような歯型がありました。

ネットの上からかぶりついたとみられる歯型が…
食べたくて、食べたくて、ネットごとかじってみたものの、口に入らず諦めた様子。
残念でしたね……。
狙われたのは“すべて大玉トマト”!
今回の被害で気づいたのは、食べられたのがすべて大玉トマトだったということ。

ミニトマトや中玉トマトは無事でした
中玉やミニトマトには、いっさい手をつけられていません。
つまり──犯人は、大きなツヅラを選ぶような欲張りなやつです。(笑)
たしかに、大玉トマトは食べ応えありますもんね。
しかも熟しているから、ジューシーで甘みが強く、香りも濃かったんでしょうね。
サイズも大きいので匂いの拡散力も抜群なんでしょうね。
視覚(赤色)と嗅覚(甘い香り)を頼りに餌を探す野生動物にとって、赤く熟した大玉トマトは“高級スイーツ”に見えているのかもしれません。
まさに、“味のわかる訪問者”による、計画的なトマト狩り。
歯型トマトは泣く泣く処分…衛生面は要注意
それにしても!
見てくださいよー!

くっきりと歯型が
八重歯が鋭く突き刺さっているのがわかります。
せっかくきれいな大玉トマトができて、喜んでいたんだけどなぁ。
でも──野生動物が何の菌を持っているかわからない以上、食べるわけにはいきません。
泣く泣く処分。
もったいないけれど、安全第一です。
犯人はやっぱりハクビシン?その可能性が濃厚に
今回の手口を冷静に振り返ると、やはりハクビシンの可能性が濃厚です。
✔熟した実だけを狙う
✔器用にネットを引きちぎる
✔食べごろの見極めが異様に正確
加えて、以前に畑を堂々と歩いていたハクビシンを目撃していたこともありますからね。
長い尾に、顔の真ん中の白いライン──あの姿、間違いようがありません。
調べてみると、ハクビシンは空き家などを住処にすることもあり、行動範囲は半径1キロほど。
うちの近所には空き家が点在しているため、どこかにひっそりと暮らしているのかもしれません。
いや、絶対そうにちがいない。
最終的な対策は「早採り&追熟」!
もう、こうなったらどっちが早くトマトを採るか、ってことで、たどり着いた最も現実的な対策は──
赤くなる前に収穫して、室内で追熟させること。
ほんのりオレンジ色になってきたら収穫し、風通しのよい室内で数日置いておけば、自然と真っ赤に完熟。
・実割れの心配なし
・動物に見つかる前に収穫
・甘みもじゅうぶん!
一石三鳥のこの方法、今のところ一番安心だという結論に達しました。
家庭菜園は、自然との“知恵比べ”
トマトの香りは、人間にも動物にも魅力的。
こちらが「明日収穫しよう♪」と楽しみにしているのと同じように、野生動物たちも「今夜はごちそうだ♪」と思っているのかもしれません(笑)
家庭菜園は、自然との静かな攻防戦。
ネットをかぶせる、早めに収穫する、支柱で囲う……。

本日の収穫♪さすがにゴーヤは食べないか?
小さな工夫の積み重ねが、自分の野菜を守る力になります。
それにしても、数年前まではせいぜいカラス被害だったのに、いまや野生の獣がうろつくようになってしまいました。
市街地にクマが出没するんですもんね。ハクビシンやタヌキなんて、かわいいもんでしょうか?
そしてまた明日の朝も、トマトの無事を確認するところから一日が始まるのでした。


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