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劇団四季【アナと雪の女王】初観劇感想 気になるキャラ

劇団四季「アナと雪の女王」は、2021年6月に開幕しました。
コロナ禍真っ最中です。
それでもチケット先行予約日に参戦すること2回。

そのチケットは、いずれも首都圏に暮らす長男へ譲るという結末を迎え、何度膝から崩れ落ちたことでしょう。

しかし!
このたび待ちわびた「アナと雪の女王」を観てきました!(感無量)

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劇団四季アナと雪の女王観劇の感想

東京は酷暑と呼ばれる気温35℃超え。
そんな日にFROZENを観るなんて、シャレてるよね・・・と、一人心の中で笑いが止まらない。

だって2年も待ちわびたアナ雪だもの。

先月は、舞浜アンフィシアターで「美女と野獣」を観劇し、2週間前には「ノートルダムの鐘」を観劇し、まるでコロナ禍の3年間を埋めるべく、劇団四季活動に忙しい。

今回は初めてのアナ雪で、余計な情報はインプットしますまい!と思ったものの、楽しみすぎて数日前に映画のアナ雪で予習をしてきてしまいました。

初めて観るアナ雪なので、今回はキャストがどうだとか、そういった感想ではなく、気づいた点や気になったことろを箇条書きしておきます。

〇座席の位置
今回は13列のほぼ真ん中。
キャストの表情もよく見えるし、舞台全体の様子もわかります。
初めて観るのがこの座席の位置でよかったと思いました。

〇生オケだった
席につくと、ピロロロ~、パァオ~ンというオーケストラのナマ音が聞こえてきて、そういえばアナ雪は生オケだった!ということを思い出しました。
オーケストラピットは全然見えないのですが、指揮者の頭の部分は見えます。
おおおおー!なんて贅沢な!と思ったのですが、舞台の最中も指揮をする手の振りが見えるんですよ。
すごく贅沢なんでしょうけど、少しだけ気が散りました。

〇オープニング
開演と同時に、アンサンブルの歌声が次第に大きくなる・・・
ゾワゾワしました。
このアンサンブルのハモリが大好きなんですよね~。

〇子役のエルサとアナ
ヤングエルサ、ヤングアナともに、歌も演技もうまくてかわいくて。
どのような育て方をしたら、あのようなお子さんになるんでしょうね。
幼い頃からアナのおてんばぶりが見て取れるストーリーでしたが、展開が早い。
あっという間にアナがエルサの魔法に当たって倒れるシーンへ。

〇アグナル王とイドゥーナ妃の船のシーン
映画では荒れ狂う海で船が沈没し、王と王妃が亡くなってしまうシーンがあったのですが、舞台ではアンサンブルが船や波を表現していました。
さすが舞台ならではですよね。演劇チックです。

〇アナのキャラ設定
あくまでも私の感想なのですが、映画のアナは明るくて天真爛漫なイメージがありました。
ところが舞台のアナは、天真爛漫を通り越して、ハチャメチャな感じ。
だから、ハンスと出会って2人で歌うシーンも、明るくて陽気・・・なのですが、え?もしやこれはバカップルか?と思ってしまった私。許して~。
しっかり者の姉エルサと対比させるためなのでしょうけど、数日前に観た映画のイメージが抜けきらなくて、舞台は別物、映画を観て余計な情報をインプットしてこなければよかった、と思いました。

〇ハンスもクリストフもイケメン
キャストについては語るまい、と言いつつ、いやはや今回のハンスもクリストフもイケメンでしたね~。
これはほぼイメージ通りでしたので、なにも言うことありません。

〇エルサの声がやさしい~
そしてエルサ。
もう声がめちゃくちゃやさしい声で、なのに力強い。
高音も低音も、耳に心地よい声でうっとりしました。
1幕最後のレリゴーは圧巻でした!
森川エルサ、ポット夫人をやっていた方だと後で知り、なるほど納得です。

〇ヒュッゲ?
映画にはないアンサンブルのヒュッゲ。
楽しませていただきました。
でも、頭の中にはずーっと「これってアキラ100%だよね?」という思いが渦巻いていました。

〇女オラフ
オラフには男性キャストと女性キャストがいるというのは知っていましたが、私が観た時は女性の小林オラフ。
ライオンキングのハイエナを演じていた方で、大好きな役者さん。
オラフの人形を操りながら(←人形って言っちゃダメか)小林さんも同じ表情をするのがおかしくて。
最初は映画のオラフの男性の声に聞き慣れていたので、ちょっとだけ違和感がありましたが、耳が慣れると気にならなくなりました。

〇アンサンブル多忙
それにしても、アナ雪のアンサンブルはとっても忙しいと思いました。
お城での戴冠式で招待客としてダンスしたり、船や波となったり、氷となったり。
隠れびと(映画ではトロール)として歌ったり、ヒュッゲで裸ダンスをしたり。
アンサンブル出ずっぱり!忙しい~!
そして期待通りの歌声!最高です。

〇オーケンのセリフ
2幕冒頭で客席に現れるオーケン。
サウナとショップのオーナーですが、客席に呼び掛けて笑いを誘います。
このオーケンのセリフ、毎回アドリブで違うそうなんです。
これは次回もみて見たくなる~。

〇会場内寒かった
エルサは少しも寒くないかもしれないけれど、私は寒かった。
会場内、冷房ガンガンききすぎて、肌寒かったです。
途中で何かを羽織りたかったけれど、舞台の最中にガサゴソと動くわけにもいかず、じっと我慢しました。
外は35℃超えだというのに、気温差ありすぎです。
これはたぶん、雪の国を体感させるためなのかなぁ?

〇知らないナンバーがけっこうある
映画版ではそんなに歌が多くないので、やはりミュージカルの舞台版では新たに加わった歌がたくさんありました。
初めて聞く歌ばかりだったので(当たり前)、これはCDを買って次回に備えねば!と思っています。(当日売店が混んでて買えなかった)

〇プロジェクションマッピングがきれい
今や、プロジェクションマッピングは欠かせないものとなりましたね。
アナ雪でも舞台の奥や、手前の枠に投影されるプロジェクションマッピングはすばらしかったです。

〇かなりの量の雪が降る
最後に、客席に雪が降ります(紙吹雪)。
これがかなりの量で、私の頭上にも紙吹雪がちらほら降りてきたのですが、10列目より前の人たちは、頭が真っ白になるくらいの量の雪が降りました。
掃除、大変だろうな・・・と余計なことまで思ってしまいました。

以上、思い出せる限りのことを箇条書きしてみましたが、最後に肝心なことをひとつ。

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私のベストキャラ!

それはスヴェン!!!

トナカイのスヴェンですよ。
セリフも歌もないスヴェンですよ。

何がすごいって、いったいどうなってるの?という動き!
最初1人が頭と前脚を、もう1人が後ろ脚をやっているのかと思いましたが(←ドリフか)、なんとこれ1人の役者さんがやっていると知り、驚愕しました。

スヴェンが登場すると、ついつい目がいってしまうのです。
それくらいトナカイな動きだったんですよ。

いやぁ~、劇団四季の役者層の厚さ!すごいです!

今回は、初めての観劇でいろいろ見逃したところもたくさんあったと思うので、次回は歌をしっかり頭に入れてから臨みたいです!

コメント

  1. もんぱのき より:

    初めて、コメントさせていただきます。いつも楽しくブログ読ませてもらっています。私はそらはなさんより10歳位年下なので、いつもいろいろ参考になります。

    私もこんどアナと雪の女王を観に行く予定です。お席は2階の1列目センターという良いお席です。

    会場は寒いのですね。上に羽織るものを持って行こうと思います。

    母をみていて思うんですが、足が70歳後半になると思うように動かなくなって、出かけるのも大変そうです。
    なので動けるうちに旅行や観劇をたくさん行って、動けなくなったときあの時たくさん出かけて楽しかったなー と後悔しないようにしたいですね。

    ミュージカル楽しいですね。私は最近歌舞伎鑑賞もしています。
    また楽しいブログまってます。

    • そらはな より:

      もんぱのきさんへ
      こんにちは(#^^#)
      アナ雪、2階席も良いって聞きますよねー。
      舞台上に映し出されるプロジェクションマッピングがとってもきれいだとか。
      これは2階席の特権ですね~。
      会場が寒い件は、特に1階席がそうみたいで、2階はマイルドらしいです。
      いずれにせよ楽しみですね~。

      「動けるうちに旅行や観劇をたくさん行って、動けなくなったときあの時たくさん出かけて楽しかったなー と後悔しないようにしたい」
      私も、もんぱのきさんと同感ですー!
      歌舞伎は未知の世界ですが、きっと行けば楽しいんでしょうね。
      まだまだいろんなことを経験したいですね(^^)

  2. suzu より:

    こんにちは
    そらはなさんのブログは勉強になり、私は家事をやる上でいつも参考にさせてもらっています。
    ありがとうございます。
    これからもいろいろ教えてくださいね。
    また劇団四季観劇記は、私も劇団四季が好きなので、読むのを楽しみにしています。
    アナ雪の感想もそうそう同感と感じるところがたくさんありました。
    私は初めて観たのは2階5列目だったのですが、とにかくプロジェクトマッピングの美しさに息をのみました。
    レリゴーが始まると「来た来た!」というワクワク感と、それを超える歌の素晴らしさに圧倒され、「すごいものを観た」と思ったものです。
    スヴェンの役者さんは体に負担がかかるので、常にお二人交替でやられていますね。
    私はスヴェンもセリフがあると思っていたのですが、先日初めて1階前方席で観て、クリストフが言っていたことにようやく気づきました。
    いやぁ、お恥ずかしい。

    • そらはな より:

      suzuさんへ
      やっぱり2階席からみる景色はすばらしいのですね~。
      そうそう、レリゴーの音楽が流れると「キタキター!」と思いますよね。
      また観たいなぁ。
      スヴェンのセリフをクリストフが言っているのに気が付かなかったというのは、それだけクリストフが上手いということですよね。
      ホント、声色ちがいますもんね。
      役者さんってすごい!