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6年ぶり!劇団四季ノートルダムの鐘 新たな感想

ウォーターズ竹芝で、劇団四季ノートルダムの鐘を観てきました。
最後にノートルダムの鐘を観劇したのは2017年でしたから、6年ぶり4回目となります。

浜松町駅で電車を降りて、記憶にある道をどんどん進むと、そこには見知らぬ街が誕生していました。

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ウォーターズ竹芝にある劇団四季劇場

ライオンキングやマンマ・ミーア、そしてノートルダムの鐘と、これまで何度も足を運んだ四季劇場春と秋。

だから、浜松町駅に降り立っても、北口を出て右に曲がって・・・と、身体が覚えているのがうれしい。
コロナ禍で観劇は4年もご無沙汰だったけれど、新しくなった四季劇場はどうなったのかなー?と思っていたら、なんと!
以前の姿は影も形もなく、見知らぬ街が誕生しておりました。

 


▲タワー棟からみたシアター棟

んまーっ!
複合施設になったとは聞いていたけれど、エリア一帯が自然豊かなオシャレな街ではないですか。

 


▲芝生と船着き場

四季劇場の裏側に、こんな水辺のエリアがあったなんて知りませんでした。

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観劇前のランチ

で。
せっかく来たからには、このシャレオツな街でランチを食べたいと思い、やってきたのがタワー棟にあるアトレ竹芝店 和カフェtsumugi

11時20分頃到着すると、すでに20組くらいが入店を待っています。
12時までに入れれば、30分でご飯を食べて、12時半にはお隣のシアター棟に行ける!
そして13時開演のノートルダムには間に合う!

と判断し、名前を書いて待つことにしました。

そして、予想通り12時には店内に案内されました。
(名前を呼ばれても不在の人が多かったため)


▲30品目のバランスブッタボウルと桃の和紅茶 1,848円

いただいたのは、身体によさげな野菜や豆類が雑穀米の上に並んだブッタボウル。

 


▲塩麹サーモン、アボカドなど30品目らしい

水菜は大株に育ちましたね?(←自分でも栽培しているのでよくわかる)というくらいバキバキしていて、ちょっと食べにくかったものの、総じておいしかったので満足。

 


▲桃の和紅茶 ランチとセットで+418円

桃の和紅茶も果肉が入っていてとってもおいしい。
ゆっくり味わいたかったのですが、サクっと食べてスルッと飲んで、12時半前にはお店を出ました。

劇団四季ノートルダムの鐘 感想

さて。
ノートルダムの鐘の感想です。

観劇1週間前に、メールコンシェルジュで取れた座席は、S1席後方20列のセンターど真ん中。
前の方々のアタマが邪魔になることもなく、とっても見やすかったのですが、これまでこんなに後方で見たことがありません。

音響の迫力が前に観劇した時と比べて少し弱いかなぁ?と感じたのは、頭上に張り出した2階席のせい?

もっとも始まってしまえば、すぐに耳が慣れてしまって、そんなことはまったく気にならなくなるので、気にするほどでもないのですが。

 

キャストは、野中フロローと光田フィーバス以外は、初めてお目にかかります。
そして、今回改めて思ったことが、演じるキャストによって、観る側の感情がかなり変わってくるということでした。
いや、そんなこと前からわかっていたことなのです。
だから劇団四季は、同じ演目を何回観ても、新しい発見と気づきがあっておもしろいんですよねー。

で、今回観た野中フロローなのですが、5年前にも拝見しております。
その時の感想が・・・

そして今回の野中フロロー。
もうね、正直に言いますと、野中さん、人がよすぎて近所にいるおじさんに見えてしょうがない。
聖職者のようなオーラが感じられないのですよ。ごめんなさい、野中さん。
だから激高するシーンも、近所の野球少年が打ったボールが窓ガラスを割り、それを怒る雷オヤジ的な感じと言いますか・・・。
エスメラルダに言い寄る場面も、初めてリオのカーニバルを見て踊り子さんに色ボケしてしまったかのような感じで。ごめんなさい、野中さん。ああーっ。これもみんな野中さんのお人柄なのでしょう。
歌はとてもお上手なんだけど、今回はどうしても気高い聖職者には見えなかったな・・・。
だから、最後にカジモドがフロローを持ちあげて大聖堂の屋上から突き落として殺してしまう場面でも、「そんな!なにも殺さなくても!」と思ってしまいましたもんね。

 

ぎゃーっ!
めっちゃ失礼なこと書いてる~!

私の中では、川口フロローが気持ち悪くてダントツ好きで、芝フロローが正統派の聖職者という感じでやっぱり好きで。

でも、野中フロローは、なんだか違うな・・・という印象を持った5年前だったのです。

しかし5年の月日を経て観た野中フロロー。
もう、かわいそうでかわいそうで、誰か彼を解き放ってやってー!と、叫びたくなりました。

彼の本来の姿は、酒も女も大好きな男なわけですよ。
なのに、みなしごの兄弟で教会に引き取られたばかりに、フロローは教会に忠誠を誓おうとしたんでしょうね。

それは弟のジェアンに対する兄としての責任感でもあったと思うんですよ。
オレが親代わりとしてジェアンを立派に育てるという使命感も。

しかし、大人になるにつれて、ムラムラ感が抑えられない。←オイ
だからそれを隠そうとして、ますます信仰に没頭しようとしたのでしょう。

ジェアンがフロリカという彼女を連れてきた時、堅物(を装ってる)の兄フロローにわざとフロリカを押して、触れさせましたよね。

その時の野中フロローの顔!
すごい驚いてビクっとなった表現のしかたがとっても良くって。
初めて女体に触れてしまったトキメキと好奇心。
自分に芽生えた感情をどうしていいのかわからない。

そんな野中フロローが、キュート♡

え?
野中フロロー、人間味臭くてすごくいいじゃん!って思ってしまったわけですよ。

そこからはもう野中フロローの一挙一動から目が離せなくなってしまって。

もしも教会ではなく、普通の家庭で育ったのなら、今頃野中フロローは酒と女におぼれている・・・そんな姿さえ目に浮かびましたもんね。

さらに、野中フロローがエスメラルダと出会って、自分の欲望が抑えれなくなって狂っていく様子は、そうだよ、そうだよ、今まで自分の感情に蓋をしていたんだもの、それがいったんタガが外れるとこうなるわなぁー、という共感さえ生まれ。

野中フロロー、推しで決定です。

エスメラルダを牢屋に閉じ込めて、そこで迫るシーンもまた必見。
野中フロロー、チューしようとして(←キスではない、チューなのだ)、抱きついて、最後にはスカートの中に手を入れようとしてっっっ!

えええええーっ!
前に、ここまで手籠めにしようと迫ったっけ?

野中フロロー、聖職者オワタ。
牢屋を多目的に使っておる。

人間味あふれる野中フロローが、超よかったのですよ~。

これは、あくまでも私個人の感想と、私の勝手な想像です。
観る人によっては、全然ちがうと思うのであしからず。

でも、観るたびに毎回違った感情と感想が芽生える劇団四季は、だからやめられないのですよね~。

最後にもうひとつだけ。
山下カジモド、かわいいのよ。

「僕は醜い」と何度も言うたびに、「そんなことないよ、かわいいよ」と何度も心の中で応えていた私。

それと、クロパンは足首クネクネとさせないと、ずる賢さがにじみ出ないので、白石クロパンも柔軟体操で鍛えてほしいなぁーとか。

まぁ、今回も好き勝手な感想を述べました。

次回があるならば、また違ったキャストで観劇したいなぁ。

 

コメント

  1. suzu より:

    こんにちは
    (誰もそんなこと聞いてないと思うけれど)私はそらはなさんより10歳くらい歳をとっています。
    30年くらい前に四季沼にハマりましたが、ちょうどそらはなさんが四季観劇を始めた頃から介護その他で四季はずっとご無沙汰していました。
    それも終わり昨年から再度四季の会に入り、元気で動けるうちにと遠征しまくっています。
    だからノートルダムも今回初めて観ました。
    ノートルダム上演期間のロビーって、ちょっと他の演目と違う熱気があると思いませんか?
    私は最初に観た時(山下カジモド、野中フロロー、松島エスメ、加藤フィーバス)、これはあまりにも芸術的で自分には精神的に合わないと思いました。
    でも2度目に観た時(寺元カジモド、野中フロロー、山崎エスメ、光田フィーバス)は、自分でも慣れて来たのかとても心惹かれるものを感じました。
    あともう1回観に行く予定で、今は楽しみにしています。
    チケット発売日に観たことないけれど、とりあえず3回取っていたのです。(お笑いください。)
    キャストは誰でもいいと思っています。
    ぜいたく言ってはいけない、四季なら必ず応えてくれると思う私は、そらはなさんの同志と思ってよろしいでしょうか?
    長文失礼しました。

    • そらはな より:

      suzuさんへ
      人生においても、劇団四季沼においても、大先輩ですね(#^^#)
      ノートルダムの鐘、観たことないけど発売日に3回分とっちゃうって…そういうの大好きです~!
      いいですねー、そういうノリ。
      ノートルダムは、アンサンブルはもちろんのこと、聖歌隊もすばらしいので大好きです。
      ただ、観終わったあと、あーでもない、こーでもないと考えちゃうので、単純にシアワセ~!と思える美女と野獣のほうが好きです。
      3回目のノートルダムは、どんな感じでしょうね。
      楽しみですね~!(^^)!
      四季沼、私も行ける時に、動けるうちに、可能な限り観たいと思っています。