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2年間使ってわかった有機ELテレビ 65インチの魅力と注意点

16年間使ってきた液晶テレビを買い替えるべく、近所の家電量販店へ足を運ぶと、進化したテレビの数々に驚きました。
悩みに悩んだ末に選んだのは、シャープの有機ELテレビAQUOS 65V。

2年使った今、その選択がどうだったのか、メリットと注意点を振り返ります。

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購入のきっかけと選んだ理由

16年間愛用してきた液晶テレビが、ある日突然映らなくなりました。

寿命だとわかっていても、突然の別れにはやはり心がざわつきます。

早速家電量販店へ足を運び、久々に「イマドキのテレビ」と向き合うことになったのですが、テレビの進化には本当に驚かされました。

画面は大型化しているのに、薄くスリムになっているため、以前のような圧迫感はありません。

さらに、映像の美しさが格段に向上しており、特に目を奪われたのが有機ELテレビでした。

液晶テレビとは異なり、一つひとつの画素が自発光するため、黒が「漆黒」に見えるのです。この映像美に感動し、そのテレビの前から離れられなくなりました。

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有機ELテレビは高い

しかし、有機ELテレビには一つ大きな壁がありました。

それは価格です。

「今の液晶テレビでも十分きれいだし、これでもいいかも。でも、有機ELテレビは美しすぎる!」

何度もテレビの前で自問自答した結果、ふと考えました。

「私はあと何年生きられる?」

だったら、心惹かれるものを買おう! そう決心し、映像美と価格のバランスを考慮し、比較的手の届きやすかったシャープのAQUOS有機EL 65インチを選びました。

使ってみて気づいたこと

1. 映像の美しさが別次元

やはり一番の魅力は映像の美しさでした。

特にYouTubeの4K、8K映像は、まるで自分の目で実際に見ているかのような、いや、それ以上の美しさと臨場感で、思わず涙が出そうになりました。

また、CG映画の金字塔「アバター」を有機ELテレビで視聴したところ、当時も感動した映像美が、さらに美しくリアルに映し出されていて、まるで初めて映画を観るかのような感覚を覚えました。

ただし、地上波の映像は4Kに対応しているものがまだ少なく、この点では液晶テレビでも十分だと感じます。

2. 音質の進化

映像だけでなく音質も向上しており、臨場感をさらに高めてくれます。

しかし、映像があまりにもリアルすぎるため、時に音声が追いつかないと感じることもあります。

特に自然風景の映像では、音が前方からしか聞こえてこないので、少し物足りなさを感じることも。

リアルさを求めるのであれば、別途スピーカーを追加すればいいのかもしれませんが、現時点ではその必要性を感じていません。

3. 焼き付き問題に注意

有機ELテレビには「焼き付き」という特有の問題があります。

長時間同じ映像を表示し続けると、その部分が画面に残る現象です。

特にニュースのテロップやゲームの固定画面が焼き付きやすいとされていますが、2020年以降はこれらの問題が改善されつつあるようです。

また、シャープのAQUOSでは年に1度、パネルメンテナンスが実施されており、これまで焼き付きが気になることはありませんでした。

4. 明るい部屋では液晶に劣る場合も

昼間や明るい部屋では、液晶テレビの方が見やすい場合があります。

有機ELテレビは黒が際立つ分、反射することがあり、室内のものが画面に映り込むことがあります。

しかし、実際に画面に集中していれば、特に気になることはなく、不満はありません。

5. 本体価格だけでなく維持費も考慮

有機ELテレビは価格が高めですが、電気代も液晶テレビに比べて多く消費すると言われています。

しかし、我が家の場合、16年前の液晶テレビと比べて、消費電力に大きな差はありませんでした。

年々、省エネ化が進んでいるため、10年以上前の家電よりも電気代はむしろ安くなるかもしれません。

結論|65インチ有機ELテレビは買いだった?

2年間使い続けた感想を一言で表すなら、「買ってよかった!」です。

価格は少々高かったものの、それ以上に満足感が得られました。

夫は迫力のあるスポーツ観戦を楽しんでおり、私はNetflixで映画やドラマを楽しんでいます。

今後、私(=年老いた私)がテレビを楽しむ時間が増えることを考えれば、大画面の有機ELテレビを買って正解でした。

次にテレビを買い替えるのはいつになるかわかりませんが、有機ELテレビが我が家の生活を一段と豊かにしてくれたことは間違いありません。

 

 

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