今年、種から育てたアスターは1年草のもの。
品種改良がされ、色や形などたくさんの種類があります。
最初は、お盆のお墓参り用のお花を自分で育てられないかという試みで種まきをしたのですが、切り花をブーケのようにしてお部屋に飾ると、とってもかわいらしく映えるということがわかりました。
アスターを種から育てる
いやはや、すっかり種まき病にとりつかれた今年。
「アスター」などというシャレた響きに惹かれて種を買ったのはいいけれど、別名「蝦夷菊・サツマギク」と呼ばれる一年草です。
ちなみに、アスターとは一般的に宿根草のものを指すそうですが、カリステフス属の一年草も外見が似ていることから、アスターと呼ばれることが多いそうな。
▲アスターの種 望月
そんなこんなで、よくわからないまま買った種は、「ポンポンアスター 望月」と「アスター キリバナ用ミックス」という2種類。
▲2022年4月19日 セルトレイにアスター種まき
なんでもアスターというやつは、発芽する時に十分な酸素と、湿り気程度の水を好むそうで、水やりをした培養土に種を蒔いて、翌日に水やりをすると発芽がそろうといいます。
▲2022年5月2日 アスター双葉
なので、仰せの通りにやったところ、10日ほどで発芽し、2週間目には開いた双葉が揃いました。
発芽率は70%ほど。
▲2022年5月15日 アスター本葉
さらに2週間後には、本葉も4~5枚となったので1つずつビニールポットへ移し替えました。
アスターの定植
5月下旬に、アスターをビニールポットから庭に定植しました。
▲アスター定植 花壇
アスター望月というのは、中大輪のポンポン咲きになるというので、パンジーやマックスマムを植えた奥へ定植。
▲一重咲アスター 定植
切り花用ミックスアスターは、一重咲きのものがあるらしいので、ポタジェガーデンの通路際に定植しました。
苗がまだ小さすぎて、踏みつける心配があるため、ロープを張っています。
定植前に緩効性肥料を土に混ぜ込んでいますが、その後は1週間から10日ごとに液体肥料を与えました。
アスター開花
私が子どもの頃は、お墓参りには庭から摘んだ花を持参していました。
父が亡くなるまでは、なにかしらの庭の花を墓前に供えていたので、きっと父がせっせと花を育てていたのでしょう。
・・・って、すごい他人事のように話していますが、それくらい私は庭の草花には興味がなかったのですよね。
▲2022年8月8日 アスター望月
父が亡くなってから、いつか私も自分で育てた花を墓前に供えたいという思いはあったのですが、その願いは父の七回忌の今年、ようやく叶うことになりました。
今年は、夏らしい暑さがあまりなかったため、アスターの成長も遅く、お盆までに開花は間に合わないかと思ったのですが、ギリギリ蕾の状態のアスターをお墓に供えることができました。
▲2022年8月26日 アスター
そのアスターは、8月末には次々と咲いて庭を彩ってくれています。
▲2022年8月27日 アスター一重咲き
一重咲きのアスターは、背丈も低くなんだか頼りない感じなのですが、暴風雨にさらされて茎が倒されたせいだと思っています。
それでも小さく咲いたお花は、とってもきれいです。
色も、日ごとに違う表情を見せてくれます。
混合アスターというだけあって、形も多彩です。
違う形の花には、それぞれ名前が付けられているのかなぁ?
花弁が、緑色から変化していく様子も、見ていて楽しいです。
アスターって、いったいどれくらいの品種があるんでしょうね。
昔は、キクといえば黄色か白が定番でしたが、アスターの色は本当に驚くほどたくさんあるんですね。
アスターを切り花にして飾ると映える
庭で愛でるアスターもいいけれど、切り花としてお部屋に飾ったほうが、アスターは映えます。
ポンポン咲きのアスターは、存在感があって美しい。
でも、一重咲きのアスターをブーケのように束ねて飾るのもかわいいです。
色をそろえて束ねるのもいいし、混ぜて束ねるのもイイ!
でも一番のお気に入りは、全部の色を束ねてブーケにしたもの。
茎も硬くて丈夫なので、切り花にしても長持ちします。
花壇でも良し、切り花でも良しのアスターは、大好きな花のひとつとなりました。
来年も種から育てます!
コメント
アレンジメントがお上手!
習ったことがおありなのでしょうか?
それとも見様見真似???
とてもすてきです。
目標を一つ達成なさっておめでとうございます(^^)
匿名さんへ♪
あ!アレンジメントって言えば、カッコいいですね(#^^#)
もちろんアレンジメントも生け花も習ったことはありません(;・∀・)
自己流です。
ありがとうございます~!(^^)!
綺麗に咲きましたね!
私も来年はやってみようという気になりました。
そらはなさんがなさったのを真似して敷いたうちの防草シートは安物なので数年前から突き破られてますが、ブロックを敷いたところは隙間からちょっと出るだけ。とても助かっています。
ついでに、この春野菜クズで埋めたカボチャの種、雄花しか咲かずうねうね延びるばかり、とうとう引っこ抜いて、食べたパプリカのタネを植えてみた結果は芽は出て今も元気だけど、ヒョロヒョロ、花が咲きません。
でもなんだか楽しかったです
ちかちかさんへ♪
おー!カボチャ!どうなったか気になっていました。
雄花と雌花の比率って、肥料とか関係あるみたいなので、来年は肥料もまいてみたらどうでしょう(^-^;
パプリカの種からも、ちゃんと芽が出るんですねぇ。
夏の自由研究みたいで、楽しそう!