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【庭仕事初め】地植えのバラの剪定で想うこと

すっかり雪もとけ、暖かな日差しの中、今年初の庭仕事をしました。
今年もやりたいことはたくさんあるのですが、最初に行ったのは地植えのバラの剪定です。

バラは1/3の高さにまで切り詰めました。

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地植えのバラ

地植えのバラを剪定するようになって6年目。

▲2018年5月 地植えのバラ

5年前は、まだ腰丈くらいのバラだったのに、見よう見まねで剪定を繰り返すうちに、今では2m越えにまで成長するようになりました。

もっとも、伸びればいいってわけではないのですよね。
美しいバラに仕立てるためには、樹形を整える剪定が必要なわけで、残念ながらそこに到達するまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

しかし。
剪定は下手くそでも、切る度胸だけはつきました。
なので、今年の庭仕事初めは、バラの剪定からとっかかります。

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3月のバラの剪定

冬を越してすっかり伸びきったバラの枝は、3密どころか10密にも20密にも。


▲2023年3月上旬 地植えのバラ

今年は、思い切って1/3に切り詰めます。
切りとる枝は、枯れている枝、古い枝、内側に入り込んだふところ枝、そして芽があまりつかない細い枝。

こんな樹皮が剥がれてきている枝も、昨年までは切ることができなかったけれど、今年は全部根元からカットです。

 

これまで、バラの樹形なんて考えて切ったこともなかったのですが、今年は内側に入り込んだジャマな枝も切ります。
バラは、適切に肥料を与えればどんどんシュートが出てくるということがわかったので、春先の剪定は大胆に、かつ気にしない~!

 

それと、途中でカットする枝は、斜めに切ることで、切り口に雨水がたまりにくく病原菌の侵入を防ぐとか。

毎年、独学でいろいろやっているうちに、少しずつではあるけれど、知恵もついていくものですね。

 

約1時間かけて、5株のバラの剪定が終了しました。
コンパクトに花を咲かせたいので、1/3まで切り詰めましたよ。

このあと、殺菌剤を散布して、株元に元肥を与えるつもりだったのですが、急用が入り断念。
続きは次の休日に持ち越しです。

私はバラが嫌いだった

いやいや、バラは好き。
自分の庭にあるバラが嫌いでした。

だって、虫はうじゃうじゃついているし、葉っぱはすぐに病気になるし。
トゲはイタイし、花もさほどきれいじゃないし。

庭仕事なんていっさいやってこなかった私は、父が亡くなったその年、バラの株を全部掘り起こそうとしました。
でも、地面にしっかりと根を張ったバラは、私の気持ちを阻むかのようにかたくなに抵抗しました。

しかたがないので、バラのお世話も少しずつするようになると、庭のバラを嫌いにさせていた原因は、自分自身だったということに気が付きました。

バラが父の想いをわかっていたのかもしれないな
雑草の中に雑然と生えているバラは、毎年毛虫が大発生する割には、花はさほどきれいに咲くわけでもなく、困った私はバラを掘り返...

バラって繊細でか弱い植物なんですよね。
害虫にも病気にもすぐにやられる虚弱体質。

だからこそ、せっせと病害虫予防をし、肥料を与え剪定をし、手をかけ愛情を注いだ分だけきれいに咲くんですよね。

今年は、昨年よりもきれいなバラが咲くといいな。
そんなことを思いながら、庭仕事初めにバラの剪定を選んだ私は、きっとバラが好きになったにちがいない。

 

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