ドラム式洗濯機は、使用後のお手入れが大変だという話をチラホラ聞いていました。
フィルターの掃除をしないと、乾燥時間が長くなったり故障の原因にもなることがあるといいます。
しかし、実際に使ってみると、フィルター以外にホコリがたまる場所があるということがわかりました。
ドラム式洗濯機使用後のお手入れ
タテ型洗濯機では、糸くずネットにたまった糸くずを時々取り除いていました。
ただし、糸くずが多少たまっていても、洗濯はできます。
糸くずがたまっていようとも、洗濯機を回す水流(力)にはほとんど影響がないからです。
対するドラム式洗濯機。
洗濯から乾燥まで仕上げてくれるので、洗濯時に排水される排水フィルターにも糸くずやホコリはたまりますし、乾燥フィルターにもホコリがたまります。
そのままにしておくと、排水の詰まりの原因にもなりますし、乾燥フィルターが目詰まりすると、乾燥機能がうまく働かなくなります。
なんて聞くと、ドラム式洗濯機ってなんだかめんどくさそう・・・と思いますよね?
アクアのドラム式洗濯機は、日常的なお手入れは排水フィルターのみ。(と取説には書いてある)
洗濯機下部についている窓を開けて、排水フィルターを取り出します。
洗濯後、排水フィルターには糸くずやホコリなどがたまっていますが、手で取り除いてポイっと捨てるだけです。
また、内蔵する乾燥フィルターには自動お掃除機能がついています。
乾燥中に発生するホコリや糸くずを、内蔵のワイパーブラシでかき集め、シャワー水で洗い落してくれます。
内蔵の乾燥フィルターで取りきれなかった細かいホコリを乾燥補助フィルターがキャッチしてくれます。
この補助フィルターは、週に1度程度のお手入れでよいそうですが、私は毎回掃除しています。
全然めんどうではありません。
排水フィルターも乾燥補助フィルターも、1分もかからずお掃除終了です。
洗濯物を干す手間と時間に比べたら楽勝です。
意外だったホコリのたまり場所
しかし、実際にドラム式洗濯機を使ってみて、排水フィルターと乾燥補助フィルター以外にホコリがたまる場所があるということがわかりました。
それは、ドアのゴムパッキンです。
洗濯乾燥が終わって、ドアのパッキンをめくると隙間にホコリがあるんですよね。
取説には「ゴムパッキン自動お掃除機能付き」と書かれていたので、「掃除したんじゃないんかーい!」とツッコみたくなります。
洗濯のすすぎや脱水を始める前に、ゴムパッキンの溝の中を水で洗い流しているそうですが、乾燥までしちゃうとやっぱりホコリは出やすいのでしょうね。
ドラム式洗濯機を使うようになってから、洗濯乾燥することで、どれほどの繊維が布から剥がされているんだろうということも気になるようになりました。
というわけで、使用後は排水フィルター、乾燥フィルター、ゴムパッキンの溝のホコリ取りを毎回必ずやっています。
キッチンで使っていたペーパーホルダーを洗濯機の横にくっつけて、キッチンペーパーを濡らして、ゴムパッキンのホコリをサッと拭き取ってます。
これも時間にして10秒もかかりませんから、まったくめんどうだと思ったことはありません。
むしろ、毎回洗濯物をふんわり仕上げてくれるドラム式洗濯機には、感謝の気持ちでいっぱいです。
それと。
洗濯機を設置して最初にやったことは、排水ホースをラップで包むことでした。
排水ホースって蛇腹になっているので、ここにたまったホコリは掃除がしにくいんですよね。
最初からラップを巻いていれば、ホコリもたまりにくいし、汚れたらラップを取り替えればいいだけです。
洗濯乾燥って、ホコリとの闘いなんですね。
コメント