種まきして、数日後には芽が出て…
わくわくしながら観察するのが、家庭菜園の楽しみでもあります。
──な・の・に!!
今年、まいた枝豆は、まったく芽を出しませんでした。
びっくりするほど、音沙汰なし。
しかも、一度じゃないんです。
二度まいて、二度とも失敗しました。
掘ってみたら“消えていた”
5月18日。
気合いを入れて畑に枝豆の種をまきました。
ところが10日経っても、芽は出ません…。
「そんなはずは…」と土を少し掘ってみたら、なんと──
種は、跡形もなく消えていたのです。
たぶん、腐って土に還ったのでしょう。

種がどこにも見当たらない!
「なんてエコな種なのかしら!」……とか言ってる場合じゃない。
満を持して再チャレンジ!
気を取り直して、再び同じ畝に種を蒔いたのが5月31日のこと。
もちろん、苦土石灰をすき込んで土を整え、準備万端!
しかも今年は、枝豆専用に、
ダンポールで高さのあるトンネルを作って、不織布をかけて、枝豆御殿をつくって全力待機していたのです。

さすがに5月末だもの。
今度こそ芽が出るよね?──と思っていたら…。
出たのは、ひとつだけ。
あとは、まったく沈黙。
そんなトンネルの中で、一番イキイキ育っていたのは──雑草です。

雑草御殿となっていた
なにやってんだか、自分…。
雑草をトンネル育ちにしてどうするんだよ……。
わかってた。犯人は、たぶん“地温”。
「なんで発芽しないの?」と考えたとき、頭に浮かんだのは、地温が低かったということ。
例年なら5月でも問題なかったので、「きっと大丈夫!」という根拠のない自信がありました。
でも、今年の5月は、日中でも最高気温が20℃に届かない日が続いていたんです。
枝豆の発芽適温は25〜30℃。
それもわかっていたのに…
「不織布トンネルでなんとかなるんじゃ?」という甘い考えは、見事に打ち砕かれました。
もしかしたら透明マルチでも敷いていたら違ったかもしれませんが──
後の祭りってやつですね。
第3ラウンド:今度は安全策でポットまき!
6月中旬。
ようやく気温が上がってきたと思ったら、一気に夏モードへ突入。
「さすがに今なら大丈夫!」と思いながらも、2連敗中の私は完全にビビりモード。
今度こそ失敗したくない!と、ポットまきに変更しました。
すると、どうでしょう──
3日で発芽。しかも続々と!
やっぱり、温度と水分さえ整えば、ちゃんと応えてくれるんですよね。

枝豆いっせいに発芽!
1週間後には本葉も展開し、無事に畑へ定植となりました。
暦じゃない。「今、その気温か?」がすべて
今回つくづく思ったのは──
「5月になったから」
「6月だから、そろそろいいでしょ」
……というのは、完全に人間の都合だということ。
野菜たちは、カレンダーなんて見てませんものね。
ちゃんと地温が上がって、風が心地よくて、太陽がやさしく降りそそいだときに、
「よし、芽を出すか」と決めているんですよ、たぶん。
焦ってもダメ。急かしてもダメ。
畑では、自然の声に耳をすますことが、一番の近道なのです。
うーん、我ながら名言!
来年の私へ、忘れるなメモ!
- 枝豆の種まきは、最高気温20℃以上になってから
- 直播きするなら、透明マルチ+トンネルで本気出す
- 不安なときは、ポットまきが安心コース
- 雑草が一番元気だった、あの悔しさを忘れるな!
最後にひとこと。
「太陽と風と大地を読める女になりたい。」
畑に立って、そうしみじみ思った今年の初夏でした。


コメント
「トンネルでイキイキ育つ雑草」お言葉&お写真に思わず笑ってしまいました(*^^)
ウチは今朝、豆がネキリムシにやられてました。せっかく芽が出たのに…ショック。
野菜を育てて3年目のため、虫害を始めとするトラブルは始めての事ばかりです。
そらはなさん地区は地温のみならず6月なのに猛暑ではありませんか?
天候も作物に影響大ですね。
収穫までのアレコレも楽しめるようになりたいものです。
(今は後手後手で事後調べてばかりなんです~)
サリーさんへ
あああ〜!憎きネキリムシですねー!
私も数日前に定植したジニアが、今朝ネキリムシにやられていました。
ショックです。小さすぎるものを定植した私が悪いんだけどさ!でもホントに虫たちには、毎年泣かされます。
気候が年々変わってきているのは、作物を育てるようになったからこそ、大いに感じています。
暑さのせいか、これまた定植したマリーゴールドも、いくつか枯れてしまいました。
それでも!花や野菜を育てるのは、やっぱり楽しい。
毎年、いろんな課題を出されているかのようで、やりがいがあります。