「今日何日?」「何曜日?」
毎日何度も聞いてくる高齢の母。
認知症なのでしかたがないのですが、答える私も意外とストレスがたまります。
そこで、日めくり電波時計というものを買いました。
日めくり電波時計を買う
昭和の時代は、日めくりカレンダーなんてものがありましたが、令和の今では日めくりもデジタル!
電波時計なので、今日の日付を自動で表示してくれるし、時間も狂わず正確。
しかし、知りたい情報は日付と曜日。
なので、時計よりも日付の文字が大きいのは、とてもイイ!
同じく曜日の表示も大きいのがイイ!
裏側にあるボタンで、過去や未来の日付、曜日を確認できます。
また、アラーム機能も付いているので、目覚まし時計としても使えます。
時刻の表示も、お好みで12時間・24時間表示にできます。
壁掛けとしても使えますし、テーブルの上に置いても使えます。
強いて難を言うならば、液晶表示なので角度によっては見えにくいこともあります。
また、ソーラー式ではないため、単三電池2個が必要です。
しかし、白枠で上の部分が木目調になっているところはオシャレで気に入っています。
インテリアとしても馴染みます。
高齢の母の反応は?
母は新聞を読むのが大好きでした。
毎朝、全国紙と地元のローカル紙にじっくりと目を通す人でした。
認知症の症状が出始めてからは、毎日新聞で日付と曜日を確認し、手元にあるカレンダーでチェックをしていました。
しかし、昨年からそうすることも容易ではなくなったようです。
新聞の文字が見えにくくなったこともあるでしょう。
見えたところで、カレンダーと照らし合わせるということも、困難となったようです。
なので、毎日「今日何日だ?」「今日何曜日だ?」と聞いてきます。
もっとも、聞いたところですぐに忘れてしまうので、何度も何度も聞いてくるというわけです。
そんな母が、デジタルの日めくり電波時計を受け入れてくれるかどうか心配でした。
新しいものには、混乱し拒否反応を示す母なので。
しかし、母は気に入ってくれました。
大きな日付と曜日が表示されるのが見やすいと言いました。
母は、日中過ごすソファーの前のテーブルの上に置いていて、確認するときは手に取って見るので、液晶画面が見えにくいということもないようです。
カレンダーが自動で表示されるという意味が最初わからないようでしたが、デジタル時計と同じ仕組みだと話したら理解しました。
なにより、母が「何日だ?」「何曜日だ?」と聞かなくなりました。
毎日繰り返される同じ会話にストレスを感じていた私も、ほっとしています。
高齢の母のために買ったデジタル日めくり電波時計でしたが、実は私が一番買ってよかったものでした。
コメント
こんにちは。この時計であれば文字も大きいしとても良いですね。
私も父に用意したいと思います。毎回同じ事を言われ、ただ返事するだけでよくても
ストレスになる気持ちわかります。
父も財布や鍵を置いた場所を忘れます。支援1なので、日常は一人でこなしていますが
物忘れが多い。キャッシュカードなどは5回再発行し、後で見つかるを繰り返してます。
最近、tile(忘れ物防止)というスマホアプリに連動してある場所を知らせる便利なものを
購入し父の財布と鍵(キーホルダー)に付けました。
なのに、本人が財布に入れた(そのもの)を忘れ(なんだこれ?と思ったのでしょう)、出してあったり、と。
なんだかなぁって感じです。
電子音も聞こえないようです。
父と話すと私まで声が大きくなり、朝から頭が痛くなります。
愚痴ってすみません。元気で長生きしてほしいけど、目が離せません。
柴犬みなみさんへ♪
こんにちは(#^^#)
わかります~!
私も大声を出さないと母には聞こえないのですが、大きな声で話しているとなんだかカッカしてきて、別に怒っていないのに怒りの感情が出てきたりして、本当に困っています。
私もいずれ認知症になるかと思うと、滅入ります。
tileという忘れ物防止があるんですね。
でも、たしかにそのものを忘れてしまいそうですね。
tileは、今の私にちょうど良いかも・・・(^-^;