藤の花はあちこちで見かける慣れ親しんだ花です。
しかし、藤の花のライトアップというのはこれまで見たことがありません。
そんな中、1本の木から広がる大藤のライトアップが行われていると聞いたので、さっそく見に行くことにしました。
大藤棚ライトアップ鑑賞
場所は新潟市江南区にある北方文化博物館です。
ここは、越後の大地主・伊藤家の豪農の館・・・とHPに紹介されていましたが、おぃおぃ、豪農って・・・ハードル上げすぎじゃないの?
なんて思っていたら、本当に豪農でした。
8,800坪の敷地に、65の部屋を設けた1,200坪の母屋。
その中庭には、樹齢150年とされる大藤が見事なまでに枝を広げています。
ライトアップは17時30分からですが、例年混雑するというので、少し早めの17時頃に訪ねました。
駐車場にはすでに車を停めて待機している方々がいましたが、無事に車を停められて一安心。
門の前にはすでに20~30人ほどの方が並んでおり、予定時刻より5分早い開門となりました。
中に入ってびっくり。
広大な敷地に整えられた庭木。
そして中庭には見事な藤棚。
とはいえ、まだ外は明るいので、ライトアップが始まるまでには時間がありましたので、いろんな角度から藤の花の写真を撮りまくり。
中庭には売店もあるので、お土産品をみたりしているうちに次第に日が暮れてまいりました。
それにしても、この大木が藤だなんて、本当にびっくりです。
これまで藤棚は何度も見たことがありますが、1本の木から成る藤棚は初めてです。
大切に手入れされてきたんでしょうね。
そして、ライトアップされる藤の花はとっても幻想的です。
まるで紫色のシャワーを浴びているようです。
藤は夜でもあま~い香りがします。(あたりまえか)
中庭の奥のほうには、白い藤棚もあります。
例年よりも開花が早まった今年の藤の花のライトアップは、5月7日まで行われています。
ライトアップの入場料は200円です。
駐車場は400台が停められるスペースがあるようですが、場合によっては入場制限がされるようなので、早めの来場をお勧めします。
越後の豪農、恐るべし!・・・です。
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