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イオン銀行積立式定期預金の複雑な仕組みと3年後の利息

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イオン銀行で積立式定期預金をやっています。
金利は0.08%なので、今どきの銀行の普通貯金の金利が0.001%だと考えたら、80倍のお得さがあります。

しかし、積立式定期預金は普通の定期預金とはワケがちがって、その利息の仕組みがとっても複雑。
なので、仕組みをあれこれ考えるよりも、実際に積み立ててみたらどうなったかというお話です。

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イオン銀行積立式定期預金

積立というのは、一度にまとまったお金がなくとも、毎月少額でコツコツ積み立てることによって、将来的必要なお金を準備できますよ・・・というもの。

旅行積立としてイオン銀行の積立式定期預金を始めたのが3年前のこと。

【イオン銀行積立式定期預金の特徴】
①月々500円から始められる積立式貯金
②500円から1円単位でお金を積み立てることができる
③積立金額は1回あたり500円以上、500,000円以下
③金利は年0.08%
④年6回まで希望月に増額積立できる
⑤満期日は6か月~40年後まで自分で指定できる
⑥イオン銀行普通預金口座から自動引き落としになる日を自分で指定できる

積立式定期預金は、貯めるための貯金ではなく、使うための貯金にするために始めました。

毎月1万円、ボーナス月にプラス1万円の積立式定期預金として、満期日は5年後にしました。

毎月1万円×12か月+ボーナス月2回×1万円=年間14万円
14万円×5年=70万円

この積立式定期預金は、旅行用積立。
70万円貯まったら、ブロードウェイでミュージカルも観にいけるじゃん!

利息は0.08%だから微々たるものだけど、普通預金にお金を入れておくよりは少しはマシってものです。

超低金利時代だからこそ、少しでもお得な方がいいですよね。

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積立式定期預金の明細を見てわけがわからなくなった

私の頭の中での想像では、

毎月1万円+ボーナス月に1万円で年間14万円が貯まる
年0.08%の利息だから、1年後には税引き後140,089円となる
これを5年積み立てると70万円となり、利息は2,234円

5年間積み立てても利息は2,234円ですから、食事代くらいにしかなりませんが、今どきの定期預金の金利が0.002%ですから、その利息はわずか55円。

ペットボトルのお茶も買えません。

5年後の70万円プラス利息を夢見て、毎月コツコツ1万円を積み立てていきました。
といっても、普通預金口座から自動的に積立式定期預金口座にお金が振替になるだけなのですが。

しかし1年後。

積立式定期預金の明細を確認すると、40,025円という謎の数字が並んでいたのです。

1年前の7月に毎月1万円の積み立てを始めたのですから、預入金額は12万円じゃないの?
40,025円っていったい何の数字?
しかも25円という端数はなんなの?

自分の口座なのに、明細がまるでわからず相当悩みました。

積立式定期預金のしくみ

まるで狐につままれたようにわけがわからず、あれこれ調べました。
そして、ようやく積立式定期預金の仕組みがわかってきました。

ちゃんと積立式定期預金を始める前にも、金融商品の説明書は読んだのですよ。
しかし、その時は理解できなかったことが、1年後になってようやく理解できたのです。

まず、定期預金と積立式定期預金は、「満期日」という考え方も、金利の計算方法もまったく別の金融商品だということ。

定期預金は、事前に設定した満期日に、払い込んだ分のお金とその利息を「給付契約金」という形で受け取る商品です。

対する積立式定期預金は、定期的に普通預金口座から定期預金口座へお金を振り替えて、定期預金を作成するという商品。
わかりやすく言えば、1月に積み立てたお金は、来年の1月が満期日、2月に積み立てたお金は来年の2月が満期日といった形で、毎月の積立一つ一つが独立した定期預金となっているのです。

定期預金の満期日は、ひとつに集約されていますが、積立式の場合は積み立てた月ごとに分散されるってことなんですね。

つまり、私がやっているイオン銀行積立式定期預金の「40,025円」というのは、1年前の7月に預けた2万円(7月はボーナス月で2万円積立)が満期となり、口座に振り込まれ、利息がついて20,025円となったわけです。

*2017年の積立式定期預金の金利は0.15%だったので、利息が25円ついています。

だから7月の明細は、2万円の積立額と1年前の7月分の積立2万円+利息25円が預入されて、40,025円だったんです。

積立式定期預金を始めて1年後、ようやく謎がとけてスッキリしました。

満期日は5年だけどお預入期間は1年

しかし、私は満期日を5年に設定しています。
どうして1年で満期となって利息が振り込まれているのでしょう?

そこで再びイオン銀行の積立式定期預金商品概要説明書をよく読んでみると

【お預入期間】
・口座開設日から 6 ヵ月以上 40 年以下の期間で口座満期日をご指定できます。
口座開設時に、口座満期日をご指定されない場合、口座満期日は 40 年となります。
・お預入れ日(または継続日)から口座満期日までの期間に応じて次のお預入れ期間
のスーパー定期とします。
13 カ月以上の場合:お預入れ期間 1 年
12 カ月超 13 カ月未満の場合:お預入れ期間 1 カ月
1 カ月以上 12 カ月以下の場合:口座満期日までのお預入れ期間
・口座満期日の 1 カ月前の応当日が積立の最終期限(積立期限)となります。
満期日と預入期間って別物だと言うことが判明!!
そして、積立式定期預金というのは、毎月の積立一つ一つが独立した定期預金でした。
だから、毎月毎月、利息分がプラスされていくのです。
それが積立式というものなのです。
・・・と、頭の中ではわかったつもりでも、やっぱり積立式定期預金の仕組みって、難しい・・・。

結局5年後に積立額はいくらになるの?

結局、なんとも利息の部分でモヤっとするので、イオン銀行へ電話をかけて聞いてみました。

電話に出たオペレーターの方の説明によれば、40,025円となった積立額にはそのまま0.15%(2017年当時)の利息がつき、1年後には40,073円となるといいます。

毎月の積立が独立した定期預金だと思っていたので、1万円積み立てたものには13円の利息、ボーナス月の2万円には25円の利息・・というように、毎年単独で計算されるものだと思っていたのですが、1年経つごとにプラスされた利息分の積立額に0.15%(2017年当時)の利息がつくそうです。

しかし、積立式定期預金は、単利計算だと書いていました。
「25円の利息分にも0.15%の利息がつくのですか?」との質問に対しては
「3年を超える積立式定期預金は、スーパー定期の扱いになって複利計算になる」という説明を受けました。

単利:預けた元本のみに利息がつくこと
複利:元本+利息に利息がつくこと

ますます混乱。

電話に出たイオン銀行の方も「積立式定期預金の計算は非常に複雑でして・・・」と話していましたが、銀行側の人もそう答えるくらいですから、素人な私にはわかるわけもありません。

その後、2018年には積立式定期預金の金利が0.08%に引き下げられたので、半年間はネット上で1カ月ごとに中途解約をしていました。

完全に解約するには、イオン銀行へ電話をかけなければならず、手続きが面倒だったのです。
自分で毎月中途解約していけばいいや・・・と思っていましたが、結局その後は中途解約をすることもせずそのまま継続して現在に至ります。

そんなスッタモンダのイオン銀行積立式定期預金は3年目を迎え、積立金額はどれくらいになったかというと・・・。

 

預入合計金額 350,332円。

半年分の7万円は中途解約していますから、積立額は35万円。
その利息が332円です。

たった332円の利息かいっ!
と、びっくりしましたが、仮にゆうちょ銀行へ3年間定額貯金したならば、金利0.002%では16円の利息です。
だから20倍はお得なのです。

そして、あらためて超低金利時代なんだと思い知らされました。

積立式定期預金のメリット

そんな積立式定期預金ですが、メリットもあります。

ふつう定期預金を組むには、契約時にまとまった金額を一括で払い込まなければなりませんが、イオン銀行積立式定期預金は、少額(500円)から始められる資産運用となります。
普通預金口座から自動的に積み立てられるので、半強制的にお金が貯められるのも良いところでしょう。

満期日は最長40年ですから、少額でも長くコツコツといったところでしょうか。
新型コロナウィルスの影響で、今後も金利が上がるなんてことは考えにくいですからね。

また、イオン銀行の場合は年に6回までは希望月に増額積立できますから、まとまったお金がある時は、自由に積立額を増額してもいいのですよね。

満期日とは別に預入期間は1年ごとなので、月ごとに解約することも可能です。

目的があって〇年後に〇万円貯めたいという場合は、積立式定期預金もアリでしょう。

いずれにせよ、銀行にお金を預けていても増える時代ではありませんから、お金についての勉強も自分なりに理解してやっていかなければならないと痛感しています。

そして、この旅行積立を使う日はいつになるのでしょう。

新型コロナウィルスの収束が1日でも早くおとずれることを願っています。

 

*この記事は2018年8月にアップしたものを加筆修正しました。

 

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