イタリアンパセリの苗を植え、冬が来る前には株ごと抜いてしまうのですが、昨年はそのままにしていました。
おそらく枯れてしまうだろうと思っていたイタリアンパセリですが、春が来ると新しい葉っぱが出てきました。
越冬したイタリアンパセリ
イタリアンパセリって2年草なんですね。
▲2021年7月 イタリアンパセリ
ずっと1年草だと思っていたので、毎年秋には全部抜いて撤収していました。
しかし、昨年はあまりにも立派に生い茂っていたので、抜かずにそのまま冬を迎えました。
おそらく冬の寒さで枯れてしまうでしょうから、春が来たら枯れた枝葉を抜こうと思っていたのです。
ところが。
▲2023年3月 越冬したイタリアンパセリ
雪がとけると、立派なイタリアンパセリが登場。
これで、今年もイタリアンパセリが収穫できる!と喜びました。
イタリアンパセリは2年草
だがしかし。
イタリアンパセリは、多年草ではなく2年草。
ちなみに、二年草とは、種をまいて1年以上たってから開花し、2年以内に枯れる植物のことを言います。
ということは、イタリアンパセリの苗を買って植えた1年目は生育期なので、葉っぱがジャンジャンワサワサ出るんですね。
そして、その後休眠して越冬します。
で。
今年の春に出てきた葉っぱは、これから花を咲かせるための準備をしているというわけなんですね。
どうりで、葉っぱがやけに頑丈そう。
まるで花を守る戦士のようにも見えます。
花が咲いて種が付くと、その後は新しい葉っぱは出てこず、枯れていくんだそう。
へぇぇぇぇ。
二年草って、葉っぱや花の使命が明確なんですねぇ。
▲2023年3月 レモンバーム
お隣のレモンバームは多年草で、今年も新たな葉っぱが出てきたばかり。
▲2023年3月 ローマンカモミール
そして、3年目を迎えたローマンカモミールも多年草。
おもしろいですね。
一口にハーブといっても、さまざまです。
我が家の小さなハーブ花壇には、今年もイタリアンパセリの苗を買ってきて植えることにします。
そして2年目のイタリアンパセリは、お花が咲く様子を見たいので、これもこのまま育てます。
毎年春は同じように訪れるけれど、毎年いろんな発見があって、やっぱり春はワクワクする大好きな季節です。
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