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金運開運パワースポット蕪島神社の今 完全再建は2020年春

青森県八戸市にある蕪島神社(かぶしまじんじゃ)は、弁天様が祀られている金運最強スポットです。
さらに、おびただしいウミネコの繁殖地でもあり、ウン(運)が天から降り注ぐという意味でも、開運のご利益があります。

以前、家族旅行で蕪島神社を訪れましたが、2015年11月原因不明の火事により社殿が全焼してしまいました。
現在、再建真っ最中の蕪島神社へ15年ぶりに訪れました。

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蕪島神社の現在2019年春

蕪島神社が火事で全焼したというニュースは、まだ記憶に残っています。
自分が訪ねたことがある場所だから、いっそう気になるものです。

蕪島神社再建工事中だとは聞いていましたが、社殿が完成したという情報を得て訪ねてみました。
もしかしたら、新しくなった社殿に参拝できるかも・・・という期待の元に行ってみたのですが、まだ参拝することはできませんでした。

島の頂上には、立派な社殿が完成しているのが見えますが、まだ立ち入り禁止です。

あと1年かけて、社殿に登る階段をもう少し段差を少なくして歩きやすいようにするとか、石段を補強工事するのだそうです。

社殿完全再建は、2020年春なので、これは1年後にぜひともまた来なくっちゃ!と思いました。

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蕪島神社のご利益

さて、蕪島は海に突き出したひょうたん型の地形であり、島ではありません。
昭和18年、離島だったところを埋め立て工事し、今のような陸続きになったそうですが、その名残で今も蕪島と呼ばれています。

言い伝えによると、伏見天皇の永仁四年六月(約七百十年前)海中から財弁天の尊像御鏡が浮かび上がって来たので、これを蕪島に「蕪嶋大明神本地辨財天」として祀ったのだとか。
蕪島神社HPより http://kabushima.com/jinjya/)

海の中から、神様仏様を写した鏡が浮かび上がってきたら、そりゃびっくりして祀りたくもなりますよね。
そんな蕪島神社は、700年以上にわたって「商売繁盛・縁結び・漁業の守り神」として地元住民の信仰を集めてきました。

蕪島とウミネコ

蕪島神社を有名にしたのは、どえらい数のウミネコの繁殖地というのもあります。

ほら、ほら。わかりますか?
島全体にポツポツと白く見えるのは、白い花ではありません。

 

ウミネコです。
15年前に初めてここに来たのが5月でしたから、ウミネコたちが産卵のためにびゃあ!びゃあ!と、ドエライ騒ぎになっていたのに、驚いたのなんのって!

 

至る所にウミネコがいて、動物園でも、こんなに間近にウミネコを見ることなんてできませんよね。

 

関東や近畿のあたりで冬を過ごしたウミネコたちは、2月になると繁殖のために北上してきます。
ウミネコって、一夫一妻制なんですって。
だから、夫婦で南のほうから飛んできて、蕪島に上陸するのです。

 

3月は、蕪島でのなわばり争いが始まります。
夜は蕪島周辺の海上へ飛んでいき、日中になると蕪島に戻ってくるというのを何度も繰り返します。

地表の温度が暖かくなる3月下旬には、なわばり争いも落ち着き、産卵のための準備に入ります。
そして、4月には産卵・抱卵し、5月下旬にはふ化が始まり、7月までウミネコたちは子育て期間になります。

 

雛が成長し、巣立ちするのが7月下旬頃。
ウミネコって、親離れ、子離れが超早いのね。
これが自然の中で生き抜く力なのですねぇ・・・。

そして、ウミネコたちが蕪島を離れるのは8月。
再び、南のほうへ渡っていきます。

つまり、蕪島でウミネコを間近に見ることができるのは、春から夏にかけてなのです。

ウミネコは開運の神様?

うちでは、オカメインコとセキセイインコを飼っています。
そんな鳥好きの私でも、さすがにこれだけの数のウミネコを間近でみると、怖いものがあります。

まず、顔が怖い。
ウミネコって、なんであんなに不機嫌そうな顔してるんでしょ!

そして、頭上飛び交うウミネコのフン爆弾に、いつ被爆するかわからない怖さもあります。

そんなわけで、蕪島神社の休憩所では、傘を貸してくれます。
傘をさしながらの散策です。

 

しかし、蕪島神社ではウミネコたちのフンを被爆することが、運気上昇の証。
社務所では「会運証明書」を発行してくれます。

ウンだけに最強の開運スポットとなっています。
うれしいような、そうでないような・・・。

 

実際、傘をさして歩いても、私には運はつきませんでしたが、実は15年前に来た時、家族の中で唯一運がついたのが、当時保育園児だった娘なのです。

あの頃、「会運証明書」なんてなかったよなぁ。
ウンがついた娘は、帰りの車の中で気持ち悪くなって車酔いしたのですが、その娘も今や大学生。

特に大きな病気や怪我もなくスクスクと育ったのですから、ウミネコの最強開運をおすそ分けしていただいたということにしておきましょう。

 

ところで、鳥飼いとして一言。
我が家のインコたちは、ウンをするときはちゃんと床に足をふんばってウンをします。
飛びながらウンをすることはありません。

だから、たいていのウミネコたちもちゃんと地面の上でウンをするのではないかしら。
たまたま、テンションが上がって空を飛んでいるときに、我慢できなくなった行儀の悪いウミネコが、飛びながら垂れ流すんじゃないの?(←持論)

 

とか言いながら、舗道についたたくさんのウンを見ると、いつ空から降ってくるか、気が気じゃないのですけどね。

御朱印は新しい社殿に参拝してから

新しくなった社殿にはまだ参拝できませんが、仮の社殿はありますので、そちらで参拝いたしました。

 

社務所も仮設されているので、御朱印やお守りもこちらで買うことができます。

 

しかーし!
今回は、御朱印はいただきませんでした。

来年、新しい社殿に参拝したときに、いただこうと思います。
ということで、また来るね!蕪島神社。

震災と蕪島神社

今回、15年ぶりに訪れた蕪島神社。
駐車場から続く遊歩道がきれいになっていて、びっくりしました。

以前は、こんな歩道ありませんでした。

蕪島休憩所のスタッフの方にお話しを聞いたのですが、東日本大震災により蕪島周辺も津波の被害を受けました。

 

休憩所には、その時の写真が展示されています。
本来ならば、海であるところが、引き潮により海底が見えています。

 

写真をみていたら、あの時のことが鮮明によみがえってきて、胸がきゅーっとなりました。

 

東日本大震災から8年が経ちました。
昔の蕪島神社が良かった、という方もいるそうですが、私は歩道が完備された今の蕪島神社のほうが歩きやすくて好きです。

 

そうそう。
休憩所で写真をみていたら、突然ウミネコたちが一斉に蕪島から飛び立っていきました。

この日は午後になるにつれて気温がどんどん下がり、夕方には雪も降ってきました。
ウミネコたちは気温が下がると、地表よりも温度の高い海のほうへ行ってしまうそうです。

誰が合図するのかわかりませんが、とにかく一匹残らず一斉に飛び立ってしまうそうですよ。
自然の中で生きる野生の力なんでしょうね。

今年は、暖かくなったかと思えば、寒の戻りで寒くなり、なかなか本格的な春がやってきませんから、ウミネコたちも落ち着かないことでしょう。

そして蕪島には、ウミネコ一匹いなくなる・・・。

約3万羽ともいわれるウミネコたちを間近に見ることができ、そして一斉に飛び立つ場面も見ることができて、私はラッキーでした。

これもウミネコの運ということで、開運パワーをわけていただいたと考えることにしましょう。

【蕪島神社】
住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
アクセス:
■自動車:八戸駅から30分、八戸市中心街から20分、八戸自動車道八戸ICから25分
■鉄道:JR八戸線鮫駅から徒歩15分
■バス:種差海岸遊覧バスうみねこ号「蕪島海浜公園」下車
なお、蕪島神社再建工事は、ウミネコたちが蕪島から飛び立つ8月以降から行われるそうです。
1年のうちのわずか4ヶ月程度しか工事期間がないのですね。
来年春が、待ち遠しいです。

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