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伐採した切り株を7年間放置した結果

13本の庭木を伐採したのは7年前。
伐採した木の切り株は、放置するといろいろ弊害があるようですが、私は放置していました。

放置した切り株は7年後どうなるのか、我が家の場合です。

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庭木を伐採した理由

我が家には、高さ3M以上の高木が10本、2M~3Mの中木が3本あり、夏になると鬱蒼と生い茂る様子はジャングルのようでした。

害虫多発で手に負えず、それらを全部伐採したのが7年前のこと。

▲自分で伐採した梅の木

自分で伐採したものもあれば、プロの方へ依頼したものもあります。

ジャングル状態だった庭は、今では癒しのポタジェガーデンとなったので、木を伐採して後悔したことはひとつもありません。

13本の庭木を伐採したら楽しいことが待っていた
4年前、庭に生えていた13本の木を、2年かけて伐採しました。伐採にかかった費用、伐採するまで悩んだこと、伐採後の庭の様子...

父が遺した庭木ですが、今ここで生きる私が快適であれば、父もきっと喜んでくれていると思っています。

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伐採した切り株を放置するとなぜダメなのか

伐採した切り株は、庭のあちこちに点在していますが、切り株を放置すると様々な弊害があると言われています。

▪シロアリが発生する可能性がある
▪地盤沈下となる可能性がある
▪切り株で転倒する危険がある

▲伐採した栗の木

シロアリは木材を餌にするため、切り株の中に巣を作って繁殖することもあるといいます。
そのため、家の近くに切り株を放置すると、シロアリが自宅に侵入する可能性もあります。

また、木の根っこは地中で大きく広がっているため、切り株がやがて腐ると、根っこの部分も腐って空洞となり、地盤沈下が起きる可能性もあるといいます。

さらに、切り株周囲に雑草が生い茂ると、切り株があることに気が付かず、つまづいて転倒する危険もあります。

よって、伐採した切り株はなるべく早く処理をしたほうがよいのでしょうけど、私は放置していました。

切り株が自宅の建物からある程度離れていたというのが、一番の理由です。

切り株をオブジェにした

さらに、畑のど真ん中にある切り株は、周囲にブロックを敷いて花壇を作りました。

▲2022年 切り株花壇を作る

 切り株をオブジェにしたのです。

 


▲切り株花壇

花が咲けば、切り株も見えなくなりますし、花壇を作ることで切り株につまづいて転倒する危険もありません。

切り株も放置すると・・・

そんな切り株花壇ですが。

▲2023年5月 ポタジェガーデン第五区画

昨年、なくなりました。

 

▲2023年5月 切り株朽ちる

なぜなら、切り株が朽ちてボロボロになってきたからです。

 

▲切り株は完全に乾いています

足で蹴ると、簡単にボロボロと木くずとなりました。

伐採して最初の2~3年は株元からひこばえがビュンビュン伸びてきたので、その都度切っていました。

それも4年が過ぎると、新芽が出てこなくなりました。

▲2022年4月 切り株にキノコ

そして、5年目にはキノコが生えました(・∀・)

気持ち悪い~!と思いましたが、切り株にキノコが生えるのは、木が完全に枯れた証拠なんだそうです。

つまり、自然放置で切り株が完全に枯れるまで、6年の月日を要したというわけです。

しかし、土の中の根っこの部分はまだ残っていたので、昨年は切り株周辺には何も植えずそのままにしていました。

切り株完全消滅

それから1年経った今年の春。
切り株は、表面上には木屑となり、その姿は完全にわからなくなりました。


▲2024年3月 切り株

地面を掘ってみると、ホロホロと砕けて分解した木屑の塊が、いとも簡単に出てきました。


▲地面の中にあった切り株の根っこ部分

乾燥してカサカサなのかと思いきや、土の中にあったので湿っています。

 


▲朽ちた切り株

手で触ると簡単に剥がれて崩れてきました。
まるでシーチキンのようです。

 


▲切り株が完全になくなった

木を伐採して7年。
これにて、切り株は完全消滅です。

今年は、切り株跡地に畝をつくって、野菜を育てます。

まだある切り株花壇

ところで。
伐採した1番太い切り株は、まだ健在です。

▲2023年5月 栗の木の切り株花壇

消滅した切り株は、直径20cmほどの柿の木でしたが、こちらは直径50cm以上の栗の木です。

しかし。


▲2024年3月 栗の木にキノコ

今年、ついにキノコが生え始めました(*^▽^*)
大きな栗の木も、あと2~3年もすれば朽ち果てるはずです。

結論として、切り株は放置してもいずれ朽ち果てます。
太いものは10年もの年月がかかると思われますが、朽ちていくのですね。

あとは、家庭の事情や環境に合わせて、撤去するなり花壇にして楽しむなり・・・ってところでしょうか。

 

*この記事は2023年5月にアップしたものを加筆修正しました。

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