13本の庭木を伐採したのは6年前。
伐採した木の切り株は、放置するといろいろ弊害があるようですが、私は放置していました。
さて、放置して6年経つと、切り株はどうなるでしょうか。
庭木を伐採した理由
我が家には、高さ3M以上の高木が10本、2M~3Mの中木が3本あり、夏になると鬱蒼と生い茂る様子はジャングルのようでした。
害虫多発で手に負えず、それらを全部伐採したのが6年前のこと。
▲自分で伐採した梅の木
自分で伐採したものもあれば、プロの方へ依頼したものもあります。
ジャングル状態だった庭は、今では癒しのポタジェガーデンとなったので、木を伐採して後悔したことはひとつもありません。

庭木は父が遺したものですが、今ここで生きる自分が快適であれば、父もきっと喜んでくれていると思っています。
伐採した切り株を放置するとなぜダメなのか
伐採した切り株は、庭のあちこちに点在していますが、切り株を放置すると様々な弊害があると言われています。
▪シロアリが発生する可能性がある
▪地盤沈下となる可能性がある
▪切り株で転倒する危険がある
▲伐採した栗の木
シロアリは木材を餌にするため、切り株の中に巣を作って繁殖することもあるといいます。
そのため、家の近くに切り株を放置すると、シロアリが自宅に侵入する可能性もあります。
また、木の根っこは地中で大きく広がっているため、切り株がやがて腐ると、根っこの部分も腐って空洞となり、地盤沈下が起きる可能性もあります。
さらに、切り株周囲に雑草が生い茂ると、切り株があることに気が付かず、つまづいて転倒する危険もあります。
よって、伐採した切り株はなるべく早く処理をしたほうがよいのでしょうけど、私は放置していました。
切り株が自宅の建物からある程度距離があったというのが、一番の理由です。
切り株をオブジェにした
さらに、畑のど真ん中にある切り株は、周囲にブロックを敷いて花壇を作りました。
▲2022年 切り株花壇を作る
切り株をオブジェにしたのです。
▲切り株花壇
花が咲けば、切り株も見えなくなりますし、花壇を作ることで切り株につまづいて転倒する危険もありません。
そんなわけで、今年も切り株花壇になんの花を植えようか、楽しみにしていました。
切り株も6年経つと・・・
そんな切り株花壇ですが。
▲2023年5月 ポタジェガーデン第五区画
ポタジェガーデン第五区画にある切り株花壇は、なくなりました。
▲2023年5月 切り株朽ちる
なぜなら、切り株が朽ちてボロボロになってきたからです。
▲切り株は完全に乾いています
足で蹴ると、簡単にボロボロと木くずとなります。
伐採して最初の2~3年は株元からひこばえがビュンビュン伸びてきたので、その都度切っていました。
それも4年が過ぎると、新芽が出てこなくなりました。
▲2022年4月 切り株にキノコ
そして、昨年はキノコが生えた(・∀・)
気持ち悪い~!と思いましたが、切り株にキノコが生えるのは、木が完全に枯れた証拠なんだそうです。
つまり、自然放置で切り株を撤去するのに、6年の月日を要したというわけですね~。
そして、カラカラに乾いている木には、シロアリは住みつかないといいますから、結果オーライなのでありました。
まだある切り株花壇
しかし。
▲栗の木の切り株花壇
まだ、あるんですよ、切り株花壇が。
朽ち果てた切り株は、直径20cmほどの柿の木でしたが、こちらは直径50cm以上の栗の木です。
朽ち果てる気配はまだありませんが、それでも昨年からひこばえが出てこなくなったので、これもいずれ朽ちることでしょう。
まだまだ先は長そうですが、結論として、切り株は放置してもいずれ朽ち果てます。
あとは、家庭の事情や環境に合わせて、撤去するなり花壇にして楽しむなり・・・ってところでしょうか。
コメント
突然のコメント失礼します。
我が家にも半年ほど前に伐採した切り株があり、今後の処理を迷っておりました。
切り株は放置したら朽ちると分かりましたのでとても参考になりました!ありがとうございます
しかし、結構な歳月が必要なんですね…
とんとんさんへ
切り株を早く腐らせる方法として、切り株に除草剤を注入するという方法などもあるようです。
うちは、自然任せで6年もかかってしまいましたが、その他にもいろんなやり方があるようです。
ジャマになりますから、早く朽ちてくれればいいのですが・・・。